2010年2月24日 13時29分更新
去年1年間に、岡山県内で警察が検挙したり補導したりした少年の数は、あわせて2300人あまりで、このうち半数近くが中学生だったことが警察のまとめでわかりました。
岡山県警察本部のまとめによりますと、去年1年間に警察が検挙したり補導したりした少年の数は、あわせて2385人で、前の年に比べて82人、率にして3.6パーセント増加しました。
このうち、
▼中学生が1104人と
全体の
48.6パーセントを占め、
次いで
▼高校生が551人、
▼小学生が117人
などとなっています。
中学生による犯罪では万引きが特に多く、去年、万引きで検挙・補導された909人の少年のうち、57パーセントにあたる518人を中学生が占めています。
また、去年、警察が把握した校内暴力54件はすべて中学校で発生し、あわせて56人を補導したということです。
警察では「中学生の犯罪は増える傾向にあり、教育機関と連携して中学生や小学生の高学年を対象に非行の防止に努めたい」と話しています。