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福岡県町村会を舞台とした汚職事件です。
中島孝之前副知事と山本文男町村会会長がきょう、贈収賄の罪で起訴されました。
今後、裁判の場で、裏金接待疑惑の実態が解明されることになります。
起訴されたのは、収賄側が、福岡県の前の副知事中島孝之被告、贈賄側が、町村会会長で添田町長の山本文男被告ら2人です。
起訴状によりますと、中島被告は2007年、県の後期高齢者医療広域連合の設立をめぐり、議員定数や事務局経費の負担方法について、町村会側に便宜を図った謝礼などとして、山本被告らから現金100万円を受け取ったとされます。
これまでの警察の取り調べに対し、被告はいずれも容疑を認めているということです。
町村会が物品の架空発注で裏金をプールし、中島被告をはじめとする県の幹部を、接待していたとされる一連の疑惑について、今後の法廷で、新たな真相が明らかになるのか注目されます。
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