横河電<6841.T>、劣後ローンで250億円の資金調達

2010年 02月 23日 16:24 JST
 
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 [東京 23日 ロイター] 横河電機(6841.T: 株価, ニュース, レポート)は23日、劣後ローンで250億円の資金調達を行うと発表した。みずほコーポレート銀行、三菱東京UFJ銀行、第一生命保険相互、日本政策投資銀行、芙蓉総合リースなどが参画する。契約締結日は2月23日で、満期日は2070年7月20日。

 

 アドバンストステージビジネスなどの不採算事業からの撤退に伴い減損などの特別損失を計上した結果、自己資本比率が低下し財務体質が悪化。2010年度中にはシンジケートローン(200億円)の返済も予定されている。このような状況を踏まえ、時価発行増資などの資本性の資金調達による株式の希薄化なしに早期に財務基盤を強化することが可能な劣後ローンによる資金調達を決定した。

 調達資金250億円のうち、200億円をシンジケートローンの返済、50億円を制御事業の投資資金に充てるという。

 

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