「ＷＢＣ世界Ｓバンタム級タイトルマッチ」（４月３０日、日本武道館）
王者・西岡利晃（３３）＝帝拳＝が、同級１１位バルウェグ・バンゴヤン（２３）＝フィリピン＝を迎え撃つ４度目防衛戦は、ＷＢＣ世界バンタム級王者・長谷川穂積（２９）＝真正＝のＶ１１防衛戦とのとの“ダブル世界戦”として行われることが２２日、発表された。
西岡はこれまで３度の防衛戦をすべてＫＯ勝利で飾っている。「ＫＯを狙っているわけではないけど、自然発生的に出る。チャンスは必ず来る。その時は狙っていきます」と４連続ＫＯ防衛に意欲を見せた。
西岡は今週から本格的なスパーリングを開始する。１５戦全勝（７ＫＯ）の挑戦者の印象については「若くて無敗で勢いがある。油断せずに気を引き締めていきたい」と話した。また、前座では元ＷＢＣ世界フェザー級王者・粟生隆寛（帝拳）が世界前哨戦を行う。
(２０１０年２月２２日)