デイリースポーツ神戸本社を訪問した棚橋弘至=神戸ハーバーランド(撮影・浜畑利郎)
新日本の棚橋弘至(33)が22日、神戸市中央区のデイリースポーツ神戸本社を訪れ、3月22日・尼崎大会(デイリースポーツ後援、尼崎記念公園体育館)をPRした。同大会ではトーナメント戦「ニュージャパンカップ(NJC)」(3月14日・後楽園ホールで開幕)の決勝戦が行われるが、棚橋は「すでに優勝後の50手先まで考えている。ベルト取って、G1取って、MVP取って…」と皮算用。今年の計画の“第一歩”をVで飾るつもりだ。
NJCを制覇すればIWGPヘビー級王座への挑戦権をゲットできるが、王者・中邑真輔の“NJC出場者は横一列”発言には「100年に1人の逸材を横並びにしやがって」と怒り心頭。「むしろ中邑が横一線上にいるかどうかも怪しい」とV5王者をバッサリと切り捨てた。
「NJCで運を引き寄せるのはもちろんオレだが、ファンの後押しが棚橋をベルトに近づける…というのも嫌いじゃない。2010年の棚橋にも期待して下さい!」。昨年のMVP男の“進化”はまだまだ止まりそうもない。
(2010年2月22日)