FLASH

シー・シェパード謎の日本人女性インタビュー

2月23日 23時00分

「日本の食文化とおっしゃいますが、私を含む多くの若い日本人は、鯨の肉を食べたことがありません」

 本誌に対して「マリコ」はきっぱりとそう答えた。

 過激な実力行動で知られる反捕鯨団体シー・シェパード(以下、SS)のメンバーが15日、南極海で調査捕鯨中の「第2昭南丸」に侵入し、3億円要求書簡を船長に手渡して身柄を拘束、保護された事件には驚かされた。
しかし、われわれ日本人が心底度肝を抜かれたのは、女性の明朗な日本語で、「3億円を請求する」と、SS側の船から拡声器で書簡内容が読みあげられたという、その事実である。

 声の主こそ「マリコ」だった。

 本誌は18日、南極海にいるマリコさんに、緊急衛星電話インタビューをおこなった。現地は悪天候だという。
――お名前と年齢は?
「お答えできません」
――では、コードネームとかは?
「以前(メディアの取材に)お答えした方には、『マリコ』とお伝えしました。年は30代です」
――職業は教えていただけますか?
「日本にいたときは教師でした」
――独身ですか。出身地は?
「お答えできません。私の個人情報に関することは聞かないでください」

 ていねいな声で、頑として拒否した......。

 日本船を襲う「エコテロリスト集団」の船に、なんと日本人が乗っていた。「捕鯨船は非常に残酷なやり方で鯨を殺している」。終始、落ち着いた声で彼女は語るのだった。

 スティーブ・アーウィン号にボランティアの通訳として乗り込むマリコさんは、SSの活動は今回の乗船が初めてだ。昨年の12月にオーストラリアのポートワースを出港した。この活動に参加する前は、オーストラリアやアメリカに滞在し「1年間ほど環境問題の勉強をしながら旅行をしていました」。

――参加しようと思った理由は?
「お誘いがあったというのが理由ですけれども、たくさんの(SSの)サポーターに出会ったことです。乗組員の方ではなく、寄付などで活動を支えている人たち。純粋な気持ちで海を守ってほしいと願い、自分たちの力で何ができるだろうと考えている人たちです」
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