「韓国は性的搾取のための人身売買被害者を供給する国家だ」--。
米国国務省が昨年発表した韓国人身売買現況報告書の内容だ。一言で韓国が「性輸出国」とは恥ずかしい話だ。報告書は特に韓国の性売買女性たちを他の国家と違い「自発的人身売買」にあたると分類した。韓国は事業主と合意の下で自発的に身分証を返納し、性売買をするケースが多いというのだ。
遠征性売買の規模も少なくないものと推定されている。カリフォルニア州立大ティモシー・リム教授は2006年研究報告書で「毎月400~500人の韓国女性がカナダを通じて米国に渡っており、このうち5000余人が性売買に携わるものとみられる」と明らかにした。これに対し、中央大学イ・ナヨン教授(社会学)は「性売買産業が国境を越え、組織的に広がっているという点で“性売買産業の地球化”と言える」と指摘した。警察隊ピョ・チャンウォン教授(行政学)は「性輸出を連結する鎖を絶つためには両国間の協力が必須だ」とし「韓国内の送出組職に対する積極的な捜査が至急だ」と指摘した。
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