２年連続５位の雪辱！Ｒ−１グランプリにあべこうじ

　ピン芸人ＮＯ・１を決定する「Ｒ−１ぐらんぷり２０１０」の決勝戦が２３日、東京・台場のフジテレビで行われ、あべこうじ（３５）が初のグランプリに輝いた。

　過去２度優勝しているなだぎ武（３９）ら決勝進出を果たした８人と、敗者復活を果たしたＣＯＷＣＯＷ山田與志（３５）がグランプリを争った。

　７番目に登場したなだぎが６６１点を出して首位。ラストに登場したあべこうじ（３５）は６５８点で２位、３位は６５５点のエハラマサヒロ（２７）。後半に登場した３人がファイナルステージへ駒を進めた。

　３位のエハラマサヒロは、太めの体格からは想像できない激しい踊りを見せ会場を沸かせた。審査員のラサール石井（５４）からは「出てくるだけで明るくなる」と好印象。

　なだぎは“ドラえもんモドキ”の目覚まし時計の返品しにきた父親となり、安定した１人コントを見せた。

　あべは「１人漫談の強さを見せる」と意気込み通りの圧勝で、１人を除いた審査員全員に選ばれてのグランプリ。昨年、おととしと５位に敗れた雪辱を果たした。

　トロフィーを受け取った後は男泣きで、ほとんど言葉にならなかった。

[ 2010年02月23日 21:09 ]