「還付金等詐欺」 の現状と対策

「還付金等詐欺」 の現状と対策

還付金詐欺

本県では平成19年11月から発生し始めた新たな手口です。

税務署や社会保険事務所を騙り、税金若しくは年金の過払いの還付金等の手続きを装ってATMを操作させ、口座振替等により現金を騙し取る詐欺事件です。

平成20年の認知件数

20件（前年比＋12件）

被害総額（既遂のみ）

2,100万円（前年比約＋1,300万円）

被害者の性別・年齢別を見ると

被害全体の70％が女性被害全体の55％が60歳代以上となっています。

• 還付金詐欺>>詳しくはこちら（PDF：16KB）  

還付金詐欺

	男	女	合計	割合
10歳代	0	0	0	0
20歳代	0	2	2	10%
30歳代	0	0	0	0%
40歳代	2	1	3	15%
50歳代	0	4	4	20%
60歳代	1	4	5	25%
70歳代	3	3	6	30%
80歳代	0	0	0	0%
90歳代	0	0	0
合計	6	14	20	100%
割合	30%	70%		22.0%

【巧妙な手口】

• 被疑者は
  税務署や社会保険事務所等を装って連絡してきている。
• 「還付金を振り込む」と言葉巧みに携帯番号を聞き出し、電話をかけたままATM まで誘導し、操作方法を指示する。

被害に遭わずにすんだ事案

• 税務署・社会保険事務所に直接連絡を取り直し、詐欺だと判明した。
• 家族または銀行員に相談をして詐欺だと判明した。
• ATM操作途中に相手方に振り込むことになってしまうことに気がつき、操作をやめたため被害に遭わずにすんだ。

すぐに振り込まない・ひとりで振り込まない