2009年12月18日に現石垣市長、大浜長照氏に名誉毀損で当ブログが刑事告訴されたという報道がありました。
私はそのことを厳粛に受け止め、法廷で戦う準備をし待機しておりましたが、法的な通達文書が今日まで一切ありません。
報道した八重山毎日新聞社に、「大浜市長へ問う」という投稿文を、2010年2月16日に出しましたが、残念ながら掲載されませんでした。
ブログから紙へ移行すると書きましたが、残念ながら、これが実情です。
八重山毎日新聞社には優秀な記者の知り合いも数名おり、彼らを思うと自分自身で書いていくしかないと思う次第です。大変な葛藤の中において申し訳ないと思います。
投稿文をアップ致します。
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投稿
「サラの日記」管理人 小説家 後田多 八生
-大浜長照石垣市長へのご質問と、応援くださった市民の皆様へのご説明-
2009年12月18日、新聞報道等によれば、インターネットブログ、「サラの日記」を大浜市長が名誉毀損で刑事告訴されたとあった。
またそれにさきがけ、テレビで大浜市長ご自身が記者会見を用意された経緯もあり、「サラの日記」管理人である私はそのことを厳粛に受け止め、世界中からアクセスのあったニーズの高いブログを閉鎖した。
ところが、2010年2月16日現在まで、法の下での通達が一切ない。
刑事告訴を実際に行ったか、大浜市長にご返答頂きたい。或いは受理されていない場合でもその理由を、記者会見を開いた経緯がある以上、市民へ説明責任を果たして頂きたい。
「サラの日記」の再開を望む声は非常に多い。ご返答の内容次第で、私自身も読者へ説明責任を果たしたいと思っている。
なお、ブログで取り上げた内容に関する被害届けは提出しており、証拠等、証言等を備え、体調の戻りをもって続きを行う予定に変わりはない。
大浜市長へのご質問は以上とし、何故、投稿したかということを少し書きたい。
先日のこと、病院の外来で順番を待つ間、JALの機内誌、「スカイワード」を読む機会を得た。
その中に作家、浅田次郎氏のエッセーがあった。
「国際会議」というタイトルで国際ペン大会に参加されたことが書かれていた。
読んでいくうちに、名文だからというだけではなく、言葉の持つ力が琴線に触れ、人中にも関わらず涙が止まらなくなった。これだから氏の文章は油断ならないのだと鼻を啜り終わりまで読んだ。
作家のエッセーは、完成度が高すぎて
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