「ハートをつなごう 性暴力被害 VOICE」 収録感想
先月放送した 「性暴力被害」 について、反響が200通近くも寄せられ、その一通一通に悲痛な体験・心の叫びが綴られていました。
まだまだ多くの声が潜んでいるに違いありません。
今回は 「反響編」 としての放送ですが、実は、メールをくださった当事者の方々とTELでつなぐだけなのでどこまで気持ちに寄り添うことができるのか、若干の不安を覚えながらスタジオに入りました。
でも、杞憂に過ぎないことにすぐに気づかされました。
最初にお話しを伺った 「暁さん」 は、始めから感極まった感じの涙声で、堰を切ったように話し続けました。
誰かに、どんなに、話しかったことか、「暁さん」 の気持ちが伝わって胸が熱くなりました。
TELで話を伺っているだけで、気持ちはつながるんですね。
前回同様ご出演くださった小林美佳さんは、「暁さん」 が被害を受けてから一年弱なのにずいぶん整理をして話せることに驚き、 “夢”という大きな目標があるからで、「“夢”に向かって頑張って」 とエールを送っていらっしゃいました。
少年の時に、大好きだった親戚の伯父さんに性暴力を受けたという、たかさん。
お話しを伺いながら、ソニンさんは涙が止まらず最後まで泣きっぱなしでした。
「大きな大きなダメージを受けているにもかかわらず、加害者の受け止め方が余りにも軽いもので、そのギャップに怒りを感じる」 いうソニンさんの感想にまさにその通りと、スタジオ中が大きく頷きました。
本当に何と理不尽なのでしょう。
今回も涙と怒り、そしてため息が渦巻いた収録となりました。
是非ご覧になってください。