流氷まつり会場、市や自衛隊協力団体が慰問〜「立派な氷像つくって下さい」
2月11日から14日まで海洋公園イベント広場で開催される第48回もんべつ流氷まつりに向けて、会場では氷像制作が急ピッチで進んでいるが、メーン氷像を制作する遠軽自衛隊(陸上自衛隊第25普通科連隊)による支援隊(福田宣俊支援隊長)の労をねぎらおうと22日、紋別市や紋別地区の自衛隊協力団体などによる慰問が、まつり会場で行われた。
市の安部光典総務部長、自民党紋別支部の飯田弘明幹事長、紋別市自衛隊協力会の青田輝智会長、紋別地区自衛官志願推進協議会兼全国自衛隊父兄会興部支部の上野祥雲会長、全国自衛隊父兄会紋別支部の岸豊光支部長、隊友会旭川地方隊紋別支部の森分完支部長らが訪れ、それぞれ飲み物やカニなどの水産物を手渡した。
市の安部総務部長は「皆さんの作られている大氷像は、毎年全国からの観光客を歓迎する、まつりの主役です。感動したとの声をたくさんいただいており、地元といたしまして、感謝にたえません」と述べた。
また自衛隊父兄会の岸支部長は「まつり会場には、近隣からも子どもたちが大勢来ます。厳しい寒さの中、この大事な事業にご協力いただき心からお礼を申し上げます」と感謝の気持ちをあらわしていた。
今年で20回目の支援となる支援隊の福田宣俊2等陸尉は「皆様のご理解とご支援ありがとうございます。メーン氷像も8割ほど完成し、順調に進んでおります。来場される皆様に少しでも喜んでもらえるよう作業しております。イベントが盛会である事を願っています」と話していた。
今回の支援隊には、紋別出身の隊員井上淳さん(32)、川島勇太さん(25)、矢野洋さん(23)、東海林佑樹さん(22)4人が参加している。