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振り込め詐欺:09年府内、3分の1に 若者注意!!増える架空請求被害 /京都

 ◇183件減120件

 府警はこのほど、09年の府内での振り込め詐欺被害のまとめを発表した。認知件数は120件(前年比183件減)、被害金額は1億2600万円(同1億8600万円減)と、どちらも前年の3分の1程度に減ったが、架空請求で若者が被害に遭う事件は増加。府警は「振り込め詐欺全体の被害は減ってはいるが、今も続いている。不審な請求があったら、無視するか、近くの警察に相談してほしい」としている。

 府警によると、種類別では、オレオレ詐欺11件(同38件減)▽架空請求詐欺83件(同4件増)▽融資保証金詐欺26件(同71件減)▽還付金詐欺0(同78件減)。検挙数は振り込め詐欺の容疑が135件、振り込め詐欺に使う携帯電話や口座をだまし取る詐欺などの容疑が198件だった。

 唯一増加した架空請求詐欺は有料サイト料金名目が約6割を占め、被害者の約4割が20歳代の若者だった。1件当たりの被害額も約126万円と高額だった。

 架空請求詐欺は全国的には前年から1032件減って2493件だったが、府内で増加した理由について府警は「携帯電話などのサイトを利用する若者や学生が多いからではないか」と分析し、注意を呼びかけている。【田辺佑介】

毎日新聞 2010年2月12日 地方版

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