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振り込め詐欺:09年認知件数46%、被害額53%減 ともに03年以降最少 /秋田

 ◇新たな手法も登場

 県警振り込め詐欺対策室は27日、09年の振り込め詐欺の被害状況のまとめを発表。県内の振り込め詐欺による被害の認知件数は昨年比46%減の43件、被害額は同53%減の5588万6722円だった。件数・被害額とも集計を始めた03年以降最少だったが依然として多額の被害が出ており、新たな手法も登場しているため注意を呼びかけている。

 県警によると、形態別では架空請求詐欺18件(前年同)▽融資保証金詐欺16件(前年比21件減)▽オレオレ詐欺9件(同8件減)。還付金詐欺はなかった。

 1件の平均被害額は約130万円。同室によると、このうちオレオレ詐欺は1件あたりの被害額が多いのが特徴で、60代以上の女性の被害が目立つ。最も被害額が大きかったのは、県南の60代女性が被害に遭った約900万円だった。

 警察官をかたって「逮捕した人物にあなたのカードが使われている」などと告げ通帳やカードの送付と暗証番号を教えるよう求めるケースや、親族を装って「電話番号を変えた」とまず連絡を取ったうえで再度「会社の金を使い込んでしまった」と電話をして金をだまし取る手口などが見られたという。

 また架空請求詐欺は、有料サイトの代金未払いや裁判の取り下げ費用をかたる内容が大半だった。【坂本太郎】

毎日新聞 2010年1月28日 地方版

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