7億脱税容疑で弁護士ら逮捕 元妻と長男も、東京地検東京地検特捜部は23日、所得税計7億6千万円余を脱税したとして、所得税法違反容疑で弁護士小谷平容疑者(67)=東京弁護士会、元妻の公認会計士小谷万里子容疑者(59)、長男の会社役員小谷周容疑者(36)の計3人を逮捕した。 逮捕容疑は、3人は共謀し、実際には平容疑者個人の不動産取引なのに、繰越欠損金(累積赤字)を計上する多数の法人が取引したように装うなどして2004、05年の所得計約20億7200万円を隠し、所得税計約7億6900万円を脱税した疑い。 関係者によると、平容疑者は都内の不動産を中心に売買するなどしていたが、活動を停止している休眠状態の法人に目を付け、名義を利用していたという。 平容疑者は1971年に弁護士登録している。 【共同通信】
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