2010年02月23日(火)撮影レポート80 のだめ投げのシーン
さて池ポチャに続き、再びのだめ人形に受難の撮影が。
首すじに噛みついたのだめを投げ飛ばす……
このシーンでのだめ人形が再び登場したのです。
この人形が、けっこう重い(私が持った感触では)。
「でもこれでも連ドラの時よりは軽くなったんですけどね」
と玉木宏さん。
とりあえず思いっきり投げ飛ばして何度か撮影。
そのうち、1度は人形がそれて照明さんの機材に当たってしまったほど。
なかなかコントロールが難しいのです。大きいし。
でも結局はその当たった時のカットが一番迫力があるとのことでOKが出ました。
結局、のだめ人形を投げるシーンは7回目でようやくOKが出ました。
しかも玉木さんが本気ですごい勢いで投げていたからでしょう。
背骨のように入っている芯の金属棒が曲がってしまったとか。
玉木さん、すごいパワー。
お疲れさまでーす!
その後でいよいよ上野さんが玉木さんに噛みつくシーンを撮影。「噛みつく時って怒ったままの顔でいいですか? それとも白目系がいいですか?」
と監督に確認する上野さん。
白目を監督に勧められてその顔でリハ。
「なんか白目だと力が抜けちゃう〜」と上野さん、
ちょっと戸惑いつつ、再び白目でガブリと噛みます。
いよいよ本番。
「あごがはずれない程度にできるだけ大きな口を開けて噛んで!」
と監督の無茶な指示(笑)。
思いっきり大口を開けてガブッと噛む上野さん。
何度も何度も撮影のためにガブガブと噛みつきます。
「すいません、何回も噛んで」
ようやくOKが出た時、思わず玉木さんに謝る上野さん。
「大丈夫、大丈夫」そう答える玉木さんの優しい表情が、
なんだか本当ののだめと千秋みたいで、
ちょっと微笑ましくなってしまいました。
(ヨ)