2010年2月23日 8時59分更新
21日投票が行われた津山市の市長選挙で、初めての当選を果たした宮地昭範さんに、22日、当選証書が交付されました。
任期満了に伴う津山市長選挙は21日投票が行われ、新人の宮地昭範さんが、現職の市長を6000票あまりの差で破って初当選を果たしました。
22日は津山市役所で当選証書の交付式が行われ、津山市選挙管理委員会の高山幸之輔委員長が「住民の負託を受け、この重みを十分かみしめ、今後、市民の福祉向上のため尽力されることを期待します」と述べて、当選証書を手渡しました。
当選証書を受け取った宮地さんは、報道陣に対し、「色々な難題が山積しているので、責任の重さを感じている。地域の皆さんの声を聞いて、何ができるかを考えていきたい」と述べました。
一方、市役所を訪れた市民からは、「今後は、若者が津山に帰ってきても安定して生活できるよう、雇用の改善に力を入れて欲しい」とか、「市が計画しているごみ処理場には反対の人も多くいるので、新しい市長は地元の人が納得いくよう話をしてほしい」など市政への注文もさっそく出されていました。