「ネットは知能向上させる」、米調査で7割以上が回答

2010年 02月 22日 18:08 JST
 

 [ロサンゼルス 19日 ロイター] インターネットの専門家とユーザーの計895人を対象に実施したオンライン調査で、回答者の4分の3以上が、インターネットは今後10年で人間の知能を向上させると思うと回答したことが分かった。

 この調査は、ノースカロライナ州イーロン大学の研究所と調査機関ピュー・インターネット・アンド・アメリカン・ライフ・プロジェクトが共同で実施したもの。インターネット利用で人間の読み書きの能力は向上した思うと答えた人も、3分の2を占めた。

 一方、インターネットを長時間使用する人の知能は低下すると考えている人も21%おり、「グーグルやウィキペディアの影響を批判する人はまだ多い」という。

 同調査は、米誌アトランティク・マンスリーの2008年8月号のカバーストーリー「Is Google Making Us Stupid?(グーグルは人を愚かにしているか)」をきっかけに実施されたもの。同記事の執筆者ニコラス・カー氏はこの記事で、インターネットを長時間使うと、利用者は集中力を奪われ深く考えることができなくなると述べていた。

 
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