福岡市博多区のマンションで3歳の女児が死亡した事件で、福岡県警は22日、女児の継父の無職、林京介容疑者(21)を傷害致死の疑いで逮捕し、発表した。県警によると、容疑を認めているという。女児の全身に殴られたような跡があったといい、県警は林容疑者が日常的に女児を虐待していた疑いがあるとみている。
博多署によると、死亡した女児は、林容疑者の妻の実音子(みねこ)さん(21)と前夫との間の長女、仁井内愛音(にいない・あいね)ちゃん。林容疑者は2月中旬ごろから18日夕方にかけて、愛音ちゃんの頭を平手でたたいたり、腹をけったりして暴行し、20日午後9時半ごろ、右硬膜下血腫などで死亡させた疑いが持たれている。
調べに対し、林容疑者は「おねしょやおもらしをして腹が立ったので暴行した。2人でいるときにだけ殴った」と話しているという。博多署は、愛音ちゃんは林容疑者から暴行を受け、壁や床に頭を打つなどして死亡した可能性が高いとみている。
林容疑者は20日、息をしなくなった愛音ちゃんを見て、近所の男性に119番通報を依頼。救急隊員が駆けつけた際、愛音ちゃんは風呂場のそばに横たわっていたという。愛音ちゃんが死亡した時、実音子さんは仕事に出ていた。
博多署は殺人容疑の適用も視野に、暴行の状況について詳しく調べている。