その帯を直接見られる場所も幾つかある。
[りんどう屋]
京都市上京区上立売通浄福寺半丁西入上真倉町782
TEL:075-200-3421
http://www.nisijin.com/
[Salon de ありす]
大阪市中央区谷町6-17-43 練2F
TEL:06-6762-3589
http://www.wabunka.or.jp/alice.html
インターネット画面では質感がもうひとつわからないという方は、一度のぞいてみるのもいいかもしれない。
そのひとつ、「Salon de ありす」は大阪市営地下鉄・松屋町駅からすぐ。3番出口から石段を登ったところに町屋を改装した「練」がある。有栖川宮の別邸だったという建物に、今はいろいろな店が入っている。その2階のお座敷が「Salon de ありす」。
曜日毎に着付けやお茶、小鼓などの教室がひらかれている。お店部分ではリサイクルきものや帯の他、和風小物、アクセサリーなども扱っている。
その中で、床の間のあたりが「りんどう屋」のコーナー。
ネコやウサギをモチーフにしたオリジナル柄の他、古典柄も並ぶ。どちらも正絹で昔ながらの織り方で織っているのは同じ。
(他のオリジナル柄は http://www.nisijin.com/ をご覧下さい)
袋帯は78000円、京袋帯・名古屋帯は38000円、半幅帯は24000円のものを置いている。
ネーム入れや色違いが欲しいなどの希望があれば相談に応じてくれる。
この日は佐々木さんが展示している帯を掛け替えに来ていた。
写真の帯は、豆のツルに竪琴、鶏と金の卵、斧、男の子などが配置されている。
もちろん『ジャックと豆の木』がモチーフ。以前企画ものとして製作したそうだ。
巨人はいないんですか? と訊くと、「帯の中には」いません、とのこと。
なるほど、帯を身につける人がいればそこに巨人が現れる。着ている人=巨人という趣向。
写真は帯を並べる佐々木さん。写真うつりに自信がないということなので少し遠景。(リクエストがあれば次回はアップにします)