このお店は、知らないとほんとうに行き着けない。
空堀商店街にさり気なく出ている植木を目印に路地を降りていったつきあたり。
まだ植物の育っていない寒い時期はさらにさり気なく、見つけにくい。
(写真は夏に撮ったもの)
築80年以上の古家を再生したというこぢんまりしたお店の中は、食器や衣服、小ものがいっぱい。
カウンターで飲む各種ハーブティは200円。
ロジルームであつかっている服は「Wrap Around R.(ラップアラウンドローブ)」の服。
ファスナーやボタンで止めるのではなく、身体に合わせて纏い、紐を結んで止める。「きもの」のような平面裁断を意識した服。
タンスに眠っているきものを持ち込んで仕立ててもらうこともできる。
その他、季節感のある襷(たすき)なども置いている。
写真は割烹着。
上衣はきものの袂も入るように脇がゆったりととられ、下はサロンエプロンのように体型に合わせて紐で結ぶ。
着た状態の写真はこちら。
http://w-a-robe.com/?mode=cate&cbid=56098&csid=0
これは料理研究家の濱田美里さんとの協働企画でデザインされたもの。三里さんは普段からきもので生活している方で、お料理をするときも当然、きもの。従来の割烹着よりお洒落で機能的なエプロンが欲しい、ということで依頼があったのだそうだ。
3月末には、美里さんの『身近な調理道具を使って料理を楽しむ』料理教室が開かれる。
炊飯器でごはんとおかずを一度に作る方法などを教えてもらえる。
その他にも、ロジルームではさまざまなワークショップをおこなっている。
のぞいてみると面白いものが見つかりそうな場所だ。
Rojiroom (ロジルーム)
〒542-0012 大阪市中央区谷町7-6-33
Tel/Fax 06-6762-7436
http://blog.livedoor.jp/rojiroom/
Open 木・日曜日11:00〜18:00