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政治

新幹線の新函館開業 三日月政務官が建設現場視察 「貨物との安全確保課題」 (02/20 16:41、02/20 23:18 更新)

吉岡斜坑口でケーブルカーに乗り青函トンネルに降りる三日月政務官(手前)

吉岡斜坑口でケーブルカーに乗り青函トンネルに降りる三日月政務官(手前)

 【福島】国土交通省の三日月大造政務官が20日、渡島管内福島町の北海道新幹線の建設現場を訪れ、青函トンネルの防災設備や工事の進ちょく状況を視察。「青函トンネルは極めて重要な施設。新幹線と貨物列車が共用して走行するため、速度面など安全確保が課題だ」と述べた。

 三日月氏は吉岡斜坑口から青函トンネルに入り、避難経路や吉岡海底駅の消火設備などを確認。2015年度開業に向けて敷設が進む北海道新幹線の専用レール工事などについて説明を受けた。

 北海道新幹線の札幌延伸については「財源や地方負担の在り方などさまざまな課題を引き続き検討する」と述べるのにとどまった。

 21日は札幌市のJR北海道苗穂工場や、日高管内平取町の平取ダム建設予定地などを視察する。

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