普天間移設案は3月に提示へ 沖縄基地問題検討委政府は22日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設候補地を協議する沖縄基地問題検討委員会(委員長・平野博文官房長官)の次回会合を3月に先送りする方針を固めた。与党内の意見調整が難航しているためで、次回の検討委で予定されていた社民、国民新両党による候補地案の提示も同時にずれ込むこととなった。 北沢俊美防衛相は今月中に各党から提示を受けて移設先の案をまとめ、3月から米国との交渉に入るべきだとの考えを示しているが、平野氏は22日午前の記者会見で「今月内に(結論を)出すと決めているわけでない。会合の時期も決めていない」と強調。米国との交渉に関して「(3月からというのは)実務的にそれまでにやらねばという北沢氏の思いだろう」と述べるにとどめた。 平野氏はこれまでに社民、国民新両党が候補地案を検討委で提示後、民主党案を出す意向を示している。 【共同通信】
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