益若つばさに見る平成生まれのファッション観
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益若（ますわか）つばささんのファッションがどうにも僕の意識に「引っかかる」。
彼女のファッションが「嫌でも目に入ってしまう」のは、単純な話で、「Yahoo!ブログ - 無料で2GBの大容量のブログ(Blog)をはじめよう！」のトップページにしばしば彼女の姿が登場するからです。
なぜ、日本人なのに金髪？
なぜ、これほどまでの巻き髪？
なぜ、これほどまでに大きなリボン？
…などと、「なぜ？の嵐」が続くのだけど（決して彼女を批判して言ってるんじゃありませんよ！）、そこはご本人の価値観なのですから、他人が触れてはならないことなのです（キッパリ）。
どうも若い者のやることを批判の目で見てしまいがちなのは、年寄りの悪い癖ですね〜。 僕のような商売の者ほど若者の行動に理解を示し、かつ、その原因について分析し、考察しなければならないものです。 ということで、ファッションに関する分析と考察を続けます。
益若つばささんは、日本の女性ファッションモデル・タレントで、お生まれは1985年10月13日。（※１）
よって、このデータが正確であれば彼女は今年で25歳になられます。
あとは僕の想像で書きます。
僕がしばしば考えるのは、一体、この人の価値観はどこからやって来るのだろうか？ということです。 何故かというと、人は、現在の視覚情報を「そのまま」見ているのではなく、「過去の記憶」と関連づけて見ていることが多いからです。 今、あなたが或るファッションを見て「ステキ」「カッコウイイ」と感じるのだとしたら、それは過去の、そのファッションと似た姿をした人を「ステキ」だと感じた記憶、「カッコウイイ」と感じた記憶を思い出して、目の前の情報と重ねている可能性が高いと言えます。
（話はやや逸れますが、男性の中でもついつい自分の母親に似た女性を好きになってしまう。とか、女性でも初恋の人と似たような男性ばかりを好きになってしまう。というのはこれと似ていますね。）
益若さんのファッションを見て僕がただち連想するのは『美少女戦士セーラームーン』の姿です。
セーラームーンの姿を何の先入観を持たずに観察すると、解剖学をまるで無視した眼球の大きさと脚の長さなどが目に留まります。 また、戦闘行為をするにもかかわらず、やたらに広い肌の露出面積や腕や脚の細さ、不自然なまでの頭髪の長さなど、「もし、こいつと戦ったら勝てるだろうか？」と無意識のうちに相手を見る性癖の「男子目線」で見ると、突っ込み所は枚挙に暇がありません。
アニメ『美少女戦士セーラームーン』が放映されていたのが、1992年3月7日 から 1997年2月8日ですから、益若さんにとっては７歳から12歳の頃のはず。
学年に直すと、小学校２年生から中学校１年生の頃。 まさしく彼女の美的感覚や価値観がすくすくと成長する時期と重なります。 益若さんが、セーラームーンの姿を見て「こういうのがお洒落！こういうのがカワイイ！」感じ、金髪や巻き髪や大きなリボンや活動的とは思えないファッションに魅力を感じたのだとと想像するのは、決して無理な話とは言えないでしょう。 （とは言え、このブログの記事を益若さんご本人が読んで、「そんなことはない。」と直接コメントされてしまえば僕の妄想は「一撃」で瓦解してしまうのですが…。）
戻りましょう。人の価値観はどこからやって来るのか？という話です。
例えば、団塊世代のアイヴィー好きの殿方の多くが口を揃えて言うことには、
「僕らの若い頃には、コカ・コーラやリーバイス・ジーンズといったアメリカ文化がとにかく格好良く見えた。」 ということが挙げられます。（※２） そういうことで、アイヴィーおじさん（失礼！）の好みは、お若い頃からの延長線上で現在に至っているということになるのだろうと思います。
さて、現在の若者たちよ。
男性の七三分けの髪型を見て「おっさん臭い」と言うことなかれ！ 今の「おじさん達」が若い頃には、アメリカ映画の俳優達や日本のファッションモデルや人気スターの多くが、こぞって七三分けをしていて、それが当時はとっても格好良かったのですよ。 アナタ達の小さな価値観だけで、目上の人のファッションやライフスタイルを批判してはいけないのですよ。 …と昭和４４年生まれの僕から、先輩方のために援護の一言をかけておきたいと思うのでした。
最後に僕の話を少々。
僕の父親世代などは絶対にしないのだけど、今の僕は、平気で赤いセーターや赤いシャツを着て、平気で髪をソフトモヒカン風にしています。 当時の大学の先生に言われて「そうかな？」と思ったのですが、今ならはっきり分かります。 僕の価値観を育ててくれた、偉大なる「彼」をここで紹介しましょう。 この方です！ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
本日も最後までお読みくださり、ありがとうございました ＜（＿ ＿）＞
※１ 益若つばさ - Wikipedia
※２ これを苫米地英人（とまべち・ひでと）風に言うと「マスコミに洗脳された状態」と言えるでしょう。 しかし「洗脳」を自覚した上で、それに乗っかるんだったら、それもまた「人生」かな？と。 |