先生、その服装では説得力ゼロです
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僕の仕事は学校の先生。
そして、ファッションに少々興味があります。
今日は、主に学校の先生に。そして会社の中でも上役に当たる方にメッセージをお送りします。
大寒を過ぎる。まだまだ寒さは続く。
朝。 通勤時に、同僚と挨拶を交わす。 多くの人はバルマカーン（＝ステンカラーコート）などを着ている。 しかし、中には明るい色のダウンジャケットやボアコートを着ている男性職員も見かけます。 これは頂けないな〜と思います。 もう少し言わせていただけると、これ、やってはいけないことの部類に入ると思います。
教師には通勤着としてはスーツが求められているのと同様で、スーツにはスーツにふさわしいコートがあるということを知ってほしいと思うのです。
今日はそんな様式の話です。
大きく言うとこうです。
◎ スーツスタイルには、それにふさわしい様式いうものがある。もっと具体的に言うと、 ○スーツには革靴を合わせるべき。 →×スニーカーを履く。 ○スーツのときには取っ手のついた鞄をもつべきである。 →×肩掛け鞄の肩紐を肩にかける。背負い鞄（＝リュック）を背負う。 ○スーツにはセンタークリース（＝中折れ帽）をかぶる。 →×野球帽のような帽子をかぶる。どうでしょうか。 ここまでだったら、良識ある方は「合点」していただけると思います。
だから、再度申しますが、スーツにダウンジャケットはいけません。ボアコートもいけません。
じゃあ、どんなコートを着たらいいのかという話になりますね。
僕の私物のコートを紹介してもいいのですけど、これだけネットで情報が行き交っている時代ですから、「ビジネスコート」とでも検索をかけてくれれば、すぐにでも、どんな種類のコートがあるのか、どれくらいの価格が適性なのかが分かると思います。
とりあえず、文字情報で言うと、「ステンカラーコート」や「トレンチコート」であります。
再度言いますが、スーツスタイルには、それにふさわしいコートがある。
これが僕の主張です。
例えば、下の本の帯のイラスト見てどのような感想をお持ちになりますか。
彼（＝社長）の言葉に説得力があるとお考えになりますか。 話し手の見た目と話の説得力は少なからず相関関係があるように思えます。
教師は当然ですが日常的に授業をします。真善美について語ることもあるでしょう。
また、ときとして生徒へ服装、頭髪等の身だしなみの指導をすることもあるでしょう。 子ども達に礼儀作法や伝統文化を教えるように、あるいは社会規範を教えるように、教師自身が社会人として恥ずかしくない身なりをしてほしいと願うのです。
どんな社会であっても基本は率先垂範（そっせんすいはん）です。
上の者こそが、先ずは最初に規範を示すべき。 僕の個人的な信条であります。 一介の教師とて、児童生徒から見れば目上の者。 上の者ほど自分に厳しく！ そして、美しく、端正でありたいものだな〜と思っています。 普段の指導に加え、ほんの少しだけ身だしなみにも心を配る。 そうすることで先生の口から出る言葉、背中で語る「言葉」にも力が加わるものと思います。 |