注意！【女人禁制】裸の男たちの姿から次々と膨らむ僕の妄想
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毎週のように遠征を続けていると、流石（さすが）に疲れが溜まってくる。
新幹線による時速200�劼鯆兇梁�度での移動は、体自体を動かしていないとは言え、「慣性の法則」に逆らいながら臓器の位置やら姿勢やらを一定に保とうと肉体が頑張っているのだから、腰や腹、肩や首の辺りに多くの負担がかかるのだ。 昨日の午後。近所の公衆大浴場に行くことにした。 日曜日のこの時間帯は、殊の外、混み合っていた。 脱衣場で衣服を脱ぎ、浴室に入る。体を洗浄し、湯船に浸かり、手足を伸ばす。 …「ほう」っと、一息、つく。
シャワーでは味わえない開放感がある。
湯に浸かることで血流を促し、疲労物質の排出を目論（もくろ）む。
当然のことではあるが、浴場の男たちは皆、裸である。
老いも若きも皆、一様に裸である。 裸は、実に人それぞれで、肉体そのものに今までの人生が反映される。 肌の張り、筋肉の付き具合、骨格の確かさ、体毛の濃い薄いや体脂肪・内臓脂肪の蓄積などが実に良く見て取れる。 従来の生活習慣に加え、先祖から受け継いだ遺伝的要素も見て取れる。
ファッションブログということで毎日記事を書き続けている僕だけど、浴場の中では、これらの男性と同様で裸で湯船に浸かることになる。
布きれで体を覆い隠したり、飾り立てたり、布の「縫製」や「仕立て」によって体型をより良く見せるなどの「まやかし」は、この場では一切許されない。 これだけ数多くの男の裸を見る機会など、日常生活ではそう、ざらには無いのであるが、公の場で許される男の裸とは、どんな時なのかという発想が自ずと頭の中に広がっていく。 …。 岡山県に、裸祭りがある。 西大寺会得（さいだいじ・えよう）と呼ばれるもので、始まりは、永正年間（1504年〜1521年）にまで遡（さかのぼ）る。 寺で配られた護符が「ぼっけぇ利益があるんじゃそうな」と評判になり、人々が殺到したために、やむなくこれを投げ与えたことが、その起源であるとされている。 時代の流れに従い、その護符はやがて紙から木へと変化し、かつては「真木（しんぎ）」と呼ばれていたものは、「神の木」とされていた頃の音だけが残り、現在は「宝木（しんぎ）」と書くようになった。 これが、この西大寺会陽（＝裸祭り）の由来である。（※１） この祭り。今年の分は既に、一昨日の２月２０日に終わってしまった。 約9,500人の男たちが参加した。２組のグループが宝木を獲得し福男（ふくおとこ）になった。
＜関連記事＞
○裸の渦うねる 西大寺会陽５００周年 ９５００人が宝木奪い合い http://svr.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2010022023051429 ○西大寺会陽：宝木を奪い合う 岡山の奇祭５００年 http://mainichi.jp/photo/archive/news/2010/02/21/20100221k0000e040015000c.html
この祭りについての僕の連想と妄想を続ける。
小学校高学年の保健体育や中学校程度の生物の知識があると、この祭りから或る連想が広がる。 すなわち幾千の裸の男たちの姿は「精子」の象徴であり、宝木は「卵子」の象徴である。そして、福男が宝木を得たと認められた瞬間が「受精」の象徴である。 生命誕生の瞬間の輝きが、この祭りクライマックスであり、本質なのではないか、と。 この祭りの発生は1500年代だから、当時の日本人が科学的に生命の発生のメカニズムを知る由（よし）など無いのである。 しかし人間には、科学的に説明することなどできなくても「無意識にうちに『事の本質』を知る力」＝「直感力」が備わっているものなのだ。僕は、そう信じている。
例えば、当時の日本人はどうやって認識できたのかは知らないが、神社の鳥居に垂れ下がっている注連縄（しめなわ）など、明らかにDNAの二重螺旋構造の形の象徴であり、異なる二つの性（男女）が交わる行為の象徴であると言えると思う。
さらに言うと、鳥居の下をくぐり、神社を出たり入ったりする行為は、あの世とこの世の世界の行き来を象徴するものであり、人の世と神の世の行き来を象徴するということになりはしないだろうか。
僕の地元の祭りの話をする。
秋田市には梵天（ぼんでん）祭りと呼ばれる祭りがある。 秋田市の太平山三吉神社で毎年１月１７日に行われるもので、町内や企業が、五穀豊穣・家内安全・商売繁盛を祈願して色鮮やかな梵天を先を争い奉納するのだ。 僕の目から見ると、この梵天（ぼんでん）。明らかに男性器の象徴であり、神殿は女性器の象徴である。 だとすれば、先を争って、これを「奉納」する男たちの姿は「我先に女性と交わろうとする男たちの争い」の象徴だと解釈できるのである。 この祭り、200年の歴史があるのだが、これだけ続いているからには、祭り自体に何らかの合理性があり、無意識の内に人々を納得させる何かをもっているのだと言えると思う。
随分と前置きが長くなった。
このブログ、ファッションに関するブログである。
「ネクタイはペニスの象徴である。」と誰が言い始めたのか、寡聞にして僕は知らない。
が、直感的にこれは頷ける説だと僕は思う。 第一に、どういう訳か、女性はそれをしない。 第二に、締め上げてできた形そのものが、男性の屹立（きつりつ）した、「それ」の形状に酷似している。 第三に、美しいとされている長さのバランスである。
どういう訳か、ネクタイを締め上げた完成型の最も美しいとされている長さは「大剣がベルトのバックルの半分に掛かる程」とされている。
この根拠は一体、どこから来ているのだろうか？ 僕が想像するに、これは、そのような長さで完成した形のネクタイが、パンツの履き口から突き出た、勃起したペニスのように見え、その結果、そのようにネクタイを締めた男性の姿が、見る者に対して、逞（たくま）しい成人男性の姿を連想させるからではないだろうか？
なぜ成人女性だけが、唇に口紅を塗ることを許されるかというと、それは、女性器が紅潮していて、妊娠と出産が十分に可能であることを暗に示しているからだという説がある。
これが正しければ、僕の妄想もあながち空虚なものでもないと思う。
ということで、僕が前もって題に書いておいた注意書き、【女人禁制】の「禁」を破ってここまで読んでしまった世の女性たちよ！
貴女は今から、ネクタイを締めた男性の顔、および、その周辺を落ち着いた気持ちで直視することができなくなってしまったかもしれない。 とは言え、バランス良く綺麗にネクタイを締めた男性は、社会的にも体力的にも成熟した男性だと思ってほぼ間違いない。「何か」を選ぶ際の参考になれば、僕にとって、これに勝る喜びはない。 そして、世の男性たちよ。 是非、ネクタイをキリリと締めて出勤し、「逞しい男性の姿」を演じてほしい。 ネクタイを美しく締めた襟元と、そうでない襟元とでは世間の評価がまるで変わるということを間もなく貴男は知ることになるだろう。
…それにしても、入浴しながら、ここまで妄想を広げてしまう僕は、疲れているのだか、疲れていないのだか、さっぱりよく分からない。ま、入浴の効果、有り、と言うことで…(^o^)。
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