音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

音声ブラウザ専用。こちらより検索フォームへ移動可能です。クリック。

NIKKEI NET

音声ブラウザ専用。こちらより記事見出しへ移動可能です。クリック。

首相、夫婦別姓に前から賛成

 鳩山由紀夫首相は16日夜、選択的夫婦別姓制度の導入について「私自身は夫婦別姓というものは前から基本的には賛成している」と記者団に語った。この問題で首相が就任後に立場を明確にしたのは初めて。制度導入のための民法改正案については千葉景子法相が今国会への提出を検討すると発言する一方、国民新党代表の亀井静香郵政・金融担当相が反対の考えを示している。

 首相は「夫婦別姓はだいぶ前から議論されている。そんなに拙速という話ではないと思う」とも語った。ただ同時に「家族のあり方、権利につながるので、一人ひとりが政党を超えていろんな考えを持つテーマだ。政府としてまとめられるか、法相を中心に努力していただいている」と、閣内調整を見守る考えを示した。

 亀井氏は「どんなに口説かれても賛成することはない。国民新党が連立を組んでいる限り、絶対に成立しない」と述べている。(07:00)

関連記事