日本語
英語

文書番号: 891717 - 最終更新日: 2009年4月3日 - リビジョン: 9.1

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを実行するとエラーが表示される

目次

すべて展開する | すべて折りたたむ

はじめに

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを実行すると、スキャン中にエラーが発生したことを示すメッセージが表示され、詳細についてはこの資料を参照するように指示されます。

: これらのエラーのいくつかは、情報メッセージまたは小規模な問題であり、追加の操作は必要ない場合があります。具体的には、ログに Warning と出力されているエラーは、Error と出力されているエラーよりも深刻度は低くなります。

このツールの関連情報を参照するには、以下の「サポート技術情報」 (Microsoft Knowledge Base) をクリックしてください。
890830  (http://support.microsoft.com/kb/890830/ ) Windows Vista、Windows Server 2003、Windows Server 2008、Windows XP、または Windows 2000 を実行するコンピュータから、流行している特定の悪質なソフトウェアを削除する Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツール

ヘルプとサポートを受ける方法

この資料では、Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールが出力するエラー コードの使用方法について説明します。この資料に記載されていないエラー コードが表示された場合は、無料の Microsoft Customer Support Services を利用できます。米国およびカナダのユーザーは電話で 1-866-PCSAFETY にお問い合わせください。他の地域については、各地域の支社にお問い合わせください。各地域の支社の問い合わせ先については、以下の世界のサポート Web サイトを参照してください。
http://support.microsoft.com/common/international.aspx (http://support.microsoft.com/common/international.aspx)
企業ユーザーの場合、サポートは通常のサポート窓口を通じて提供されます。

特定のエラーのトラブルシューティング方法

エラー メッセージが表示された理由を確認するには、以下の手順を実行します。
  1. Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを実行したコンピュータで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。以下のコマンドを入力して [OK] をクリックします。
    %systemroot%\debug
    : %systemroot% は Windows システム ファイルが存在するパスおよびフォルダ名です。通常は C:\Windows ですが、Windows のインストール時に別のドライブまたはフォルダを指定することができます。
  2. mrt.log という名前のログ ファイルを開きます。
  3. エラー コードを見つけます。
  4. 以下の表にあるエラー コードの中から、ログ ファイルに出力されているエラー コードと一致するものを見つけ、この資料に記載されている対応する手順を確認します。エラー コードが以下の表にない場合は、「ヘルプとサポートを受ける方法」を参照してください。
元に戻す全体を表示する
エラー コード原因実行する手順
0x80508019スキャン対象のファイルまたはドライブが存在しません。スキャン対象のファイルまたはドライブを変更する
0x80508007システムのメモリ不足です。スキャンを再実行する
0x8050800Cシステム状態で、特定のユーザー コンテキストでのスキャンの実行が禁止されています。コンピュータを再起動し、スキャンを再実行する
0x8050A005署名されていません。Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする
0x8050A002署名データベースが破損しています。Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする
0x8050A004署名が有効でないか、破損しています。Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする
0x80508002署名データベースが破損しています。Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする
0x80508004署名データベースが破損しています。Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする
0x8050A001署名がないため、エンジンが読み込めませんでした。コンピュータを更新し、スキャンを再実行する
0x80508001エンジンが読み込めませんでした。コンピュータを更新し、スキャンを再実行する
0x80508025処理を完了するには、手順を実行する必要があります。たとえば、システムの設定を変更する必要があります。ログまたは通知の指示に従う
0x80508024操作を完了するには、フル スキャンを実行して、再度処理を実行する必要があります。完全なスキャンを実行する
0x80508026いずれかのリソースがコンテナの一部に含まれています。たとえば、いずれかのリソースがアーカイブ ファイルに含まれています。ファイル アーカイブを特定し、そのファイルを手動で削除する
表に記載されている手順を実行するには、以下の手順を参照してください。

スキャン対象のファイルまたはドライブを変更する

  1. Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを起動します。
  2. [スキャンの種類] で [カスタム スキャン] をクリックし、[フォルダの選択] をクリックします。
  3. [フォルダの参照] で別のファイルまたはドライブをクリックし、[OK] に続いて [次へ] をクリックします。

スキャンを再実行する

  1. スキャンを再実行するには、Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを起動し、[次へ] をクリックします。
  2. [スキャンの種類] でスキャンの種類を選択し、[次へ] をクリックします。

コンピュータを再起動し、スキャンを再実行する

  1. Windows を再起動する方法の詳細については、Windows のヘルプとサポートを参照してください。
  2. スキャンを再実行するには、Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを起動し、[次へ] をクリックします。
  3. [スキャンの種類] でスキャンの種類を選択し、[次へ] をクリックします。

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを再度ダウンロードする

Microsoft ダウンロード センターから悪意のあるソフトウェアの削除ツールを手動でダウンロードするには、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356 (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356)

コンピュータを更新し、スキャンを再実行する

  1. Microsoft Windows Update を使用してコンピュータを更新するには、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
    http://windowsupdate.microsoft.com/ (http://windowsupdate.microsoft.com/)
  2. スキャンを再実行するには、Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを起動し、[次へ] をクリックします。
  3. [スキャンの種類] でスキャンの種類を選択し、[次へ] をクリックします。

ログまたは通知の指示に従う

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールがエラーを通知し、指示を表示した場合は、その指示に従います。ツールからの指示がない場合は、ツールのログ ファイルで指示を探します。これを実行するには、以下の手順を実行します。
  1. Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを実行したコンピュータで、[スタート] ボタンをクリックし、[ファイル名を指定して実行] をクリックします。以下のコマンドを入力して [OK] をクリックします。
    %systemroot%\debug
    : %systemroot% は Windows システム ファイルが存在するパスおよびフォルダ名です。通常は C:\Windows ですが、Windows のインストール時に別のドライブまたはフォルダを指定することができます。
  2. mrt.log という名前のログ ファイルを開きます。
  3. ログ ファイルで最新のエントリを探します。このエントリは、通常、ログ ファイルの最後のエントリです。このエントリを見つけるには、ログ ファイルの最後まで下方向へスクロールすることが必要な場合があります。このログ ファイルは英語で出力されます。
  4. ログの最新のエントリの指示に従います。指示がない場合は、エラー コード番号をメモし、「特定のエラーのトラブルシューティング方法」を参照します。

完全なスキャンを実行する

  1. Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールを起動し、[次へ] をクリックします。
  2. [スキャンの種類] で [完全なスキャン] をクリックし、[次へ] をクリックします。

ファイル アーカイブを特定し、そのファイルを手動で削除する

スキャン時に、Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、.zip ファイルなどのファイル アーカイブに含まれている悪意のあるソフトウェアを検出しているとします。そのファイルが悪意のあるソフトウェアであるかどうかを確認し、アーカイブから手動でそれを削除する必要があります。
  1. ファイルが悪意のあるソフトウェアであるかどうかを確認するには、以下の Microsoft Malware Protection Center を参照してください。
    http://www.microsoft.com/security/portal/ (http://www.microsoft.com/security/portal/)
  2. Microsoft Malware Protection Center の "Encyclopedia" で調べ、そのファイルが悪意のあるソフトウェアとされているかどうかを確認します。
  3. ファイルが悪意のあるソフトウェアとされている場合は、そのファイルを削除します。

Microsoft Windows 悪意のあるソフトウェアの削除ツールのダウンロード方法

悪意のあるソフトウェアの削除ツールは、「Microsoft ダウンロード センター」から手動でダウンロードできます。ダウンロードするには、以下のマイクロソフト Web サイトにアクセスしてください。
http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356 (http://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?displaylang=ja&FamilyID=ad724ae0-e72d-4f54-9ab3-75b8eb148356)
マイクロソフトは、ウイルスがないかコンピュータをスキャンする無料のコンピュータ ケア サービスである、Windows Live OneCare セーフティ スキャナも提供しています。Windows Live OneCare から Windows Live OneCare セーフティ スキャナをダウンロードするには、以下のマイクロソフト Web サイトを参照してください。
http://onecare.live.com/standard/ja-jp/default.htm (http://onecare.live.com/standard/ja-jp/default.htm)

この資料は以下の製品について記述したものです。
  • Microsoft Windows Server 2003, Enterprise Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows Server 2003, Standard Edition (32-bit x86)
  • Microsoft Windows XP Professional
  • Microsoft Windows XP Home Edition
  • Microsoft Windows 2000 Server
  • Microsoft Windows 2000 Professional
キーワード: 
kbresolve kbhowtomaster KB891717
"Microsoft Knowledge Baseに含まれている情報は、いかなる保証もない現状ベースで提供されるものです。Microsoft Corporation及びその関連会社は、市場性および特定の目的への適合性を含めて、明示的にも黙示的にも、一切の保証をいたしません。さらに、Microsoft Corporation及びその関連会社は、本文書に含まれている情報の使用及び使用結果につき、正確性、真実性等、いかなる表明・保証も行ないません。Microsoft Corporation、その関連会社及びこれらの権限ある代理人による口頭または書面による一切の情報提供またはアドバイスは、保証を意味するものではなく、かつ上記免責条項の範囲を狭めるものではありません。Microsoft Corporation、その関連会社 及びこれらの者の供給者は、直接的、間接的、偶発的、結果的損害、逸失利益、懲罰的損害、または特別損害を含む全ての損害に対して、状況のいかんを問わず一切責任を負いません。(Microsoft Corporation、その関連会社 またはこれらの者の供給者がかかる損害の発生可能性を了知している場合を含みます。) 結果的損害または偶発的損害に対する責任の免除または制限を認めていない地域においては、上記制限が適用されない場合があります。なお、本文書においては、文書の体裁上の都合により製品名の表記において商標登録表示、その他の商標表示を省略している場合がありますので、予めご了解ください。"
 

サポート技術情報の翻訳

 

製品別 サポート ページ