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ラジオ番組などで不適切発言があったとして、昨年4月から謹慎を続けていたタレント・北野誠(51)が20日、大阪・新世界で行われた松竹芸能の寄席興行「通天閣劇場TENGEKI」で10か月ぶりに芸能活動を再開した。約5年半ぶりの舞台出演でもあり、会場は入場制限が行われるほどの盛況。北野は毒舌を封印したが、謹慎中の生活を自ら率先して語り、盛大な拍手と笑いの中で再出発した。
北野は黒スーツ、黒ネクタイで登場し「お帰り!」と声援を送られた。一瞬「泣かさんといてください」と目頭を押さえたが、すぐに今月上旬に復帰を報じた夕刊紙をネタに。「電車で向かいのおじさんが読んでたんです。復帰って、いつ決まったんやと…。自分の知らんことばっかりでした」。軽妙な語り口で約200人の観客の心をつかんだ。
昨年4月の謝罪会見翌日、都内の視力矯正眼科に出向くと、待合室のテレビに会見の様子が流れていた。「隣のおばちゃんに指さされた」ことから始まり、謹慎中の生活を次々と披露。「毎月テーマを決めないと生きていけない。5月は野菜ソムリエ。7、8月は加圧(式トレーニングの)トレーナーから始めて、足裏健康療法士の免許を取った。10月はバイクの免許を取りに行ったら写真誌に撮られて、友達から『誠、バイク便か?』と聞かれました」。復帰を半ばあきらめて資格取得に励んだ涙ぐましいエピソードにも、オチをつけて笑いを誘った。
約10分間の漫談はひとまず成功したが、今後の仕事は、水面下で北野の復帰へ尽力したやしきたかじん(60)が司会を務める27日の関西テレビ「たかじん胸いっぱい」(関西ローカル)だけ。テレビやラジオのレギュラー復帰も現時点では白紙で、完全復活への道はまだまだ険しいが、所属の松竹芸能によると、テレビなどの単発オファーは数件届いているという。
北野は「すべて元通りになるとは思ってませんが、もう一度、一からやらせていただきたい」と最敬礼を繰り返し、毒舌キャラを封印した。参院選出馬については「それはないです」と断言。漫談では、松村邦洋(42)から再出発の励みになる言葉がつづられた詩人・相田みつをの全集を贈られたことも披露。芸人仲間に支えられて、北野が復帰への第一歩を踏み出した。
(2010年2月21日06時00分 スポーツ報知)
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