カルテは患者に
今日は嫁の通院先変更に付き添いです。
でもって、前の病院でやった検査をまたやると聞いて、少し疑問に思ったことを少々。
カルテは患者の情報であり、重要な個人情報だと思うのです。
だのに今は医療機関が管理している状況です。
主治医とはいえ第三者が、当人の重要な個人情報を管理している今の態勢は果たして適切なのでしょうか?
転院のたびに同じ検査を行うなんて、医療費の無駄に他なりません。
医療費縮減が急務な今、希望する患者だけでもコピーを持てるようになれば、二重検査の費用が無くなります。
さらに、医療事故が起きた場合も、カルテが患者側にあれば病院側の過失も立証しやすくなるはずです。
二重によいことなのですが、それは患者側の都合ですね。
医療機関にとっては、二重に悪いこととなります。検査費用で儲からない、ミスがばれる。
力関係で言えば、日本医師会などの団体の意見が通るのでしょう。
でも、それはおかしいのではないでしょうか?
だって、医者よりも患者の数の方が圧倒的に多いのです。
多数決を採用している日本では、多数の人が投票という手段で選択できるはず。
だから、山火事にたちむかうハチドリのように、僕は主張します。
カルテを患者の手に!
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コメント
全く、同感です。
検査の繰り返しが分かっているので、最初から大病院へ行って、延々と待たされてしまいます。
困ったものです。
私も北里研究所病院の漢方外来へ7年近く掛かっております。
悪くはないのですが、やはり、自由診療は、経済的に辛いです。
本院も、眼科、整形外科などに掛かったり、メディカルフィットネスセンターでトレーニングもしているなど、掛かりつけの病院になっています。
投稿: ヒーリングタイム | 2010年1月 7日 (木) 09時06分
ヒーリングタイムさん、こんばんは。
漢方薬って、保健が適用になる場合とならない場合とがあるんですね。
僕は原因不明の体調不良を改善すべく、3年間ほど漢方処方してもらいました。保健が適用されたので助かりました。
これが全部実費と思うと、本当大変ですね。
精神科かかった頃は全然良くなりませんでしたが、漢方だとやや有効でしたね。
結局は化学物質を遠ざけるまで不定愁訴は続いたわけですが。
投稿: 葵東 | 2010年1月 7日 (木) 22時55分