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長崎知事選 自公系の中村氏初当選 小沢氏の「政治とカネ」問題影響
このニュースのトピックス:選挙
任期満了に伴う長崎県知事選は21日投開票され、自民、公明両党が支援した無所属新人の元副知事、中村法道氏(59)が、元農水省室長、橋本剛氏(40)=民主、社民、国民新推薦=ら6新人を破り初当選を果たした。投票率は60・08%だった。
今夏の参院選の前哨戦として注目された今年初の知事選で、民主党推薦候補が敗れたことで、鳩山政権にとっては打撃となった。鳩山由紀夫首相や民主党の小沢一郎幹事長の「政治とカネ」をめぐる問題が、影響を与えたとみられ、今回の選挙結果は今後の政局にも影響を与えそうだ。
中村氏は3期で引退する金子原二郎知事の事実上の後継者で、自民党は当初政党色を薄めた選挙選を展開したが、徐々に若手議員を中心に支援を強めた。橋本氏は若さを前面に出して改革姿勢を強調したが、内閣支持率低下などの「逆風」が響いた。