2008.10.31 Friday
【写真】麻生宅リアリティーツアー弾圧緊急抗議行動(1)
-----以下fufの抗議ビラ-----
歩いただけで逮捕?
一体何が起きたのか?
去る10月26日、プラカードを掲げて、歩きながら肉声で人々に呼びかけていただけの人間を、警察は何の正当な理由もなく突然逮捕した。この説明には何の誇張もない。納得してもらうには記録された映像を見てもらうしかない。
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/
http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U
東京では「反戦と抵抗の祭<フェスタ>」と銘打ったイベントが催され、そのプレ企画として、62億と言われる麻生首相の私邸を見学するツアーが企画された。企画者たちは、日本の政治のリーダーとして貧困や格差の問題に取り組むべき人間が、私たちとは余りにもかけ離れた現実を生きているのではないかという疑念を確かめるためにこれを企画したのだ。かれらは渋谷駅に集合し、歩いて10分ほどの麻生邸を外から眺めるために歩き始めた。ところが突然、警察はこの見学旅行のような散歩のような企画の参加者に何の前触れもなく襲いかかって三人を逮捕したのだ。
警察はかれらの行動に、警察が維持しようとする秩序にとっての脅威を感じたのだろう。そんな警察の主観さえあれば、「道交法違反」でも「公安条例違反」でも「公務執行妨害」でも、逮捕の理由は後からでっちあげればいいとでも思ったのだろう。
この弾圧を黙認することは
政治権力に疑問を抱き、異義を持ち、それを表現する自由の完全な死
私たちは沈黙することを拒否し
警察暴力に徹底抗議する
ーーーーーーーーーー
そもそも彼らが見に行こうとした豪邸の主である麻生太郎はどんな人間なのか。明治以来の戦争と侵略を糧に成長した大財閥・麻生グループのお坊っちゃんで、吉田茂の孫で、妹が天皇家に嫁いだ…という以外に何の資質があるのか分からないが、一日で大卒月給の二倍にもなる値段の弾を撃ちまくって鍛えたクレー射撃の腕はオリンピック級。30万円のスーツを年間10着以上仕立て、邸宅の推定資産価値は62億円。
私たちを代表するらしい議員たちが国会で選んだ首相が偶然こういう人だったのか、それとも、私達とはかけ離れた世界に生きるこういう人だからこそ権力の頂点に立ったというのが現実なのか?スーパーをわざわざ見学して生活者目線をマスコミにアピールした後に料亭でメシを食う人間が、戦争や貧困を正当化しづけているその一方で、私たちが日々の生活や労働の中で感じている抵抗や不安、怒り、苛立ち、生き辛さは、一体誰がどこで代表して、この現実を変えるために何がなされているというのだろうか?私たちには自分の目で現実を確かめ、自分の手でこの社会を変える権利がある。
私たちの仲間は、麻生邸の資産価値62億という、そのあまりにも暴力的な数値を聞いてクラクラきてしまい、実際に目に焼き付けて考えてみようと思った。そしてみんなで歩いて麻生邸に向かった。すると警察は「麻生邸の近くでは5人以下で歩け」「風船とか大きなプラカードなどはしまえ」と法的根拠の不明な命令をしてきた。参加者は「麻生邸を集団で見に行く」こと自体が何ら法律を犯すものではないということを警察に確認までして、ものものしい数の私服・制服の警察が監視する中を歩きだした。その後五分たらず経過したとき、警察はいきなり参加者の一人を全く何の正当な理由もなく抑え付け、それを止めようとした他の二人を含め三人を逮捕した。最初に抑え込まれた一人はプラカードを持って肉声で回りの人に見学ツアーへの参加を呼びかけていただけだ。そして他の二名は警察の逮捕を止めようとしたのだ。彼らが一体何の罪を犯した、犯そうとしたというのか!?
今回の不当逮捕は、麻生のような人間を首相にしてしまう政治というものが、異義の声を押し潰す「治安維持」の暴力と裏腹であるということをまたもや証明してしまった。この不当弾圧を私たちは決して黙認しない。私たちは警察が認める秩序だけにしたがって生きることを拒否し、いつでも、どこでも、金や権力で人を支配するものたちに抵抗しつづけ、自由を恐れる政治権力への異義と違和を体ごと生きぬく。
2008年10月29日 フリーターユニオン福岡
歩いただけで逮捕?
一体何が起きたのか?
去る10月26日、プラカードを掲げて、歩きながら肉声で人々に呼びかけていただけの人間を、警察は何の正当な理由もなく突然逮捕した。この説明には何の誇張もない。納得してもらうには記録された映像を見てもらうしかない。
http://asoudetekoiq.blog8.fc2.com/
http://jp.youtube.com/watch?v=3Uw701vV15U
東京では「反戦と抵抗の祭<フェスタ>」と銘打ったイベントが催され、そのプレ企画として、62億と言われる麻生首相の私邸を見学するツアーが企画された。企画者たちは、日本の政治のリーダーとして貧困や格差の問題に取り組むべき人間が、私たちとは余りにもかけ離れた現実を生きているのではないかという疑念を確かめるためにこれを企画したのだ。かれらは渋谷駅に集合し、歩いて10分ほどの麻生邸を外から眺めるために歩き始めた。ところが突然、警察はこの見学旅行のような散歩のような企画の参加者に何の前触れもなく襲いかかって三人を逮捕したのだ。
警察はかれらの行動に、警察が維持しようとする秩序にとっての脅威を感じたのだろう。そんな警察の主観さえあれば、「道交法違反」でも「公安条例違反」でも「公務執行妨害」でも、逮捕の理由は後からでっちあげればいいとでも思ったのだろう。
この弾圧を黙認することは
政治権力に疑問を抱き、異義を持ち、それを表現する自由の完全な死
私たちは沈黙することを拒否し
警察暴力に徹底抗議する
ーーーーーーーーーー
そもそも彼らが見に行こうとした豪邸の主である麻生太郎はどんな人間なのか。明治以来の戦争と侵略を糧に成長した大財閥・麻生グループのお坊っちゃんで、吉田茂の孫で、妹が天皇家に嫁いだ…という以外に何の資質があるのか分からないが、一日で大卒月給の二倍にもなる値段の弾を撃ちまくって鍛えたクレー射撃の腕はオリンピック級。30万円のスーツを年間10着以上仕立て、邸宅の推定資産価値は62億円。
私たちを代表するらしい議員たちが国会で選んだ首相が偶然こういう人だったのか、それとも、私達とはかけ離れた世界に生きるこういう人だからこそ権力の頂点に立ったというのが現実なのか?スーパーをわざわざ見学して生活者目線をマスコミにアピールした後に料亭でメシを食う人間が、戦争や貧困を正当化しづけているその一方で、私たちが日々の生活や労働の中で感じている抵抗や不安、怒り、苛立ち、生き辛さは、一体誰がどこで代表して、この現実を変えるために何がなされているというのだろうか?私たちには自分の目で現実を確かめ、自分の手でこの社会を変える権利がある。
私たちの仲間は、麻生邸の資産価値62億という、そのあまりにも暴力的な数値を聞いてクラクラきてしまい、実際に目に焼き付けて考えてみようと思った。そしてみんなで歩いて麻生邸に向かった。すると警察は「麻生邸の近くでは5人以下で歩け」「風船とか大きなプラカードなどはしまえ」と法的根拠の不明な命令をしてきた。参加者は「麻生邸を集団で見に行く」こと自体が何ら法律を犯すものではないということを警察に確認までして、ものものしい数の私服・制服の警察が監視する中を歩きだした。その後五分たらず経過したとき、警察はいきなり参加者の一人を全く何の正当な理由もなく抑え付け、それを止めようとした他の二人を含め三人を逮捕した。最初に抑え込まれた一人はプラカードを持って肉声で回りの人に見学ツアーへの参加を呼びかけていただけだ。そして他の二名は警察の逮捕を止めようとしたのだ。彼らが一体何の罪を犯した、犯そうとしたというのか!?
今回の不当逮捕は、麻生のような人間を首相にしてしまう政治というものが、異義の声を押し潰す「治安維持」の暴力と裏腹であるということをまたもや証明してしまった。この不当弾圧を私たちは決して黙認しない。私たちは警察が認める秩序だけにしたがって生きることを拒否し、いつでも、どこでも、金や権力で人を支配するものたちに抵抗しつづけ、自由を恐れる政治権力への異義と違和を体ごと生きぬく。
2008年10月29日 フリーターユニオン福岡