実は今回の岡山の主催者様は
藤家さんに以前から来てもらいたいと思っていらっしゃった。
でも最初お声かけいただいたときは無理だった。
藤家さんはそのころ、心身ともに崩れていたから。
たとえ介添えがあっても佐賀→岡山間を旅して講演することができる状態じゃなかった。
こういう経験がある主催者様としては、
講演もできなかった状態からなぜ週五日外に出られるようになるほど回復したのか
ほんとうはそれがききたいとおっしゃった。
これは当たり前のこと。
でも遠慮していらっしゃった。
フラッシュバックを恐れたからだ。
これもASDの人には当然の配慮。
でも私は「話してもらおう」と決めた。
私が話し相手だから、ある程度リスクヘッジできるだろう。
なれた相手だから。そして、子どものころからつい最近に至るまでの不調な時期については
二人で何度も何度も話してきたことだから。
そして今はハッピーエンドなのだし
それに、お仕事だからね。
私たちはボランティアではない。ギャラをいただいてしゃべる。
仕事だ。仕事である以上、多少きつい思いをしても相手のニーズに合わせるのが社会人としての務め。
私は藤家さんとの長い付き合いの中で、きちんとこれを理解できる人だということはわかっている。
というか、これを理解するASDの人と私は相性がいい。
お金をもらえないけどがんばんなきゃいけない学校。
がんばればお金がもらえる社会。
この違いは大きいと思う。
当事者たちが当事者活動をすることによって金銭的対価を得ることを非難する声もある。
けれども
対価が発生するから責任が生じる。
そして招聘する側も
ギャラを払っているんだから、特性に配慮しつつも、きちんと要求すべきことは要求してくださっていいのだと思う。
ASDの人が他人に雇用されるときには、それが当たり前なのだから。
お金はもらう。いやなことはやりたくない。
こういう主張が通るほど社会は甘くない。
お金がすべてじゃない。
でもお金っていうのは便利なインデックスなんですよ。
学校が現実社会で生きていく術を教えられないのは、資本の論理と司法の論理を遠ざけるからですね。
そして一番の犠牲者は
資本の論理を司法の論理をまったく教えてもらえず世の中に放り出される子どもたちです。
というわけで、私の岡山講演の課題は「ちゅん平さんに過去のことをしゃべってもらいつつ、なるべく傷つけないで佐賀に帰すこと」なのでした。
続きは、次回。
☆
D君→浅見
いよいよ九州場所が始まりました。初日から、日馬富士は負けちゃいました。
稀勢の里も負けちゃいましたね。二人とも、初日から負けても仕方がない顔でした。
相撲は横綱が強くないと面白くないです。二人とも昨日は白星でした。
今日は、日馬富士は勝ったけど。。。調子が悪い顔です。稀勢の里もよかったです
ね。勝ちました。
相撲はお客さんの声がとても邪魔です。みんなは行儀よく見て欲しいです。
浅見→D君
メールありがとう。日馬富士は調子が悪いですね。
でも調子が悪くてもきちんとお相撲を取る人です。
D君が寒くてもがんばって学校に行くのと同じです。
稀勢の里は今日、大関に勝ちました。だんだん調子を上げていってほしいです。
横綱には負けたけど、強い横綱相手に1分40秒もがんばったから、稀勢の里には「がんばったで賞」をあげたいです。
D君も学芸会で歌と楽器をがんばったそうですね。ママがとても喜んでいました。
D君はピアノが上手なんだってね。いつか私にも聞かせてほしいです。
藤家さんに以前から来てもらいたいと思っていらっしゃった。
でも最初お声かけいただいたときは無理だった。
藤家さんはそのころ、心身ともに崩れていたから。
たとえ介添えがあっても佐賀→岡山間を旅して講演することができる状態じゃなかった。
こういう経験がある主催者様としては、
講演もできなかった状態からなぜ週五日外に出られるようになるほど回復したのか
ほんとうはそれがききたいとおっしゃった。
これは当たり前のこと。
でも遠慮していらっしゃった。
フラッシュバックを恐れたからだ。
これもASDの人には当然の配慮。
でも私は「話してもらおう」と決めた。
私が話し相手だから、ある程度リスクヘッジできるだろう。
なれた相手だから。そして、子どものころからつい最近に至るまでの不調な時期については
二人で何度も何度も話してきたことだから。
そして今はハッピーエンドなのだし
それに、お仕事だからね。
私たちはボランティアではない。ギャラをいただいてしゃべる。
仕事だ。仕事である以上、多少きつい思いをしても相手のニーズに合わせるのが社会人としての務め。
私は藤家さんとの長い付き合いの中で、きちんとこれを理解できる人だということはわかっている。
というか、これを理解するASDの人と私は相性がいい。
お金をもらえないけどがんばんなきゃいけない学校。
がんばればお金がもらえる社会。
この違いは大きいと思う。
当事者たちが当事者活動をすることによって金銭的対価を得ることを非難する声もある。
けれども
対価が発生するから責任が生じる。
そして招聘する側も
ギャラを払っているんだから、特性に配慮しつつも、きちんと要求すべきことは要求してくださっていいのだと思う。
ASDの人が他人に雇用されるときには、それが当たり前なのだから。
お金はもらう。いやなことはやりたくない。
こういう主張が通るほど社会は甘くない。
お金がすべてじゃない。
でもお金っていうのは便利なインデックスなんですよ。
学校が現実社会で生きていく術を教えられないのは、資本の論理と司法の論理を遠ざけるからですね。
そして一番の犠牲者は
資本の論理を司法の論理をまったく教えてもらえず世の中に放り出される子どもたちです。
というわけで、私の岡山講演の課題は「ちゅん平さんに過去のことをしゃべってもらいつつ、なるべく傷つけないで佐賀に帰すこと」なのでした。
続きは、次回。
☆
D君→浅見
いよいよ九州場所が始まりました。初日から、日馬富士は負けちゃいました。
稀勢の里も負けちゃいましたね。二人とも、初日から負けても仕方がない顔でした。
相撲は横綱が強くないと面白くないです。二人とも昨日は白星でした。
今日は、日馬富士は勝ったけど。。。調子が悪い顔です。稀勢の里もよかったです
ね。勝ちました。
相撲はお客さんの声がとても邪魔です。みんなは行儀よく見て欲しいです。
浅見→D君
メールありがとう。日馬富士は調子が悪いですね。
でも調子が悪くてもきちんとお相撲を取る人です。
D君が寒くてもがんばって学校に行くのと同じです。
稀勢の里は今日、大関に勝ちました。だんだん調子を上げていってほしいです。
横綱には負けたけど、強い横綱相手に1分40秒もがんばったから、稀勢の里には「がんばったで賞」をあげたいです。
D君も学芸会で歌と楽器をがんばったそうですね。ママがとても喜んでいました。
D君はピアノが上手なんだってね。いつか私にも聞かせてほしいです。