定型発達者もつらい…かな?

花風社・浅見淳子のブログ

みんなよくなってるんだけど・・・

2009-12-17 11:06:19 | 日記
感覚統合学会の特別講演会、満員御礼で断られた方もけっこういるらしい。
どうしてそれほど人気なんでしょう?

ニキさん、藤家さんと二人の当事者を呼ぶわけだから
お客さまは当然、当事者の声を目当てにしてくるんでしょうね。
だけどどこまで本とかぶっていいのか、等、皆さんのご希望を確かめるため岩永先生にお尋ねしました。

岩永先生によると、当事者の身体感覚についてまだまだ生の声を皆さんに聞かせることは大事だというお話でした。
そして強調されたのが
「自閉っ子的 心身安定生活!」に書いてある藤家さんの心身安定するまでの流れは必ず話題にしてほしい、と。
二次障害にどっぷりつかっていた人がここまで元気になるって
プロの方たちもなかなか知らないことなんだそうです。

私が見ている限り、周囲のASDの人は年々生きやすくなっているのが普通なんですが。
それって普通じゃないの?
たまたま私の周囲がレアケースばかりなんでしょうか。
まあその中でも藤家さんは崩れていたときと今とのギャップがすごいと思うけど。

でもこれ、しばしば遭遇することでもあります。
なんというか、ご本人たちは、どんどん生きやすくなる力を備えているのに
支援している方々のほうがそれを最初から信じてないことってけっこうあるような気がするんだけど、違う?

もちろん発達障害って、ひとつの分野の支援だけではどうにもできない部分もあるからかもしれません。
それに
きっと先生方は難しい例もいっぱい見ているからでしょうね。
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