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2010年02月19日 02:05更新

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トーゴ政府、シー・シェパードの船籍を剥奪、日本の要請

 岡田克也外相は19日の記者会見で、反捕鯨団体「シー・シェパード」による南極海で日本の調査捕鯨船への妨害行為について、アフリカのトーゴ政府が、日本の要請で調査捕鯨船を妨害した米国の反捕鯨団体シー・シェパード(SS)のボブ・バーカー号の船籍を剥奪(はくだつ)したことを明らかにした。

 また、「スティーブ・アーウィン号」の船籍はく奪に向け、オランダ政府も手続きを進めているという。船籍がなくても航行は可能としているが、保護する国がなくなり、第三国の軍艦などから臨検を受けたり、公海上で両船舶への臨検が容易になる。

 岡田外相は19日、在京のニュージーランド大使館の領事が18日夜に外務省を訪れ、日本の調査捕鯨船「第2昭南丸」に侵入した同団体メンバーで拘束されている船長と電話で話し、心身ともに健康で、個室や食事が提供されていることなどを確認したことを明らかにした。

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