今からでも大丈夫!!電気工事士試験 〜電気工事士をめざす電気がものすごく苦手なあなたを応援するサイト〜 電気工事士技能試験で使用する工具 |
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1本で切る、ストリップ、輪作りができる これは今年、ホーザンから発売されたばかりなのですが電気工事士試験のために作られたのではないかと思うほど非常に便利です。 どういう風に便利かと言うと、これ一本で VVFケーブルを 1.切る 2.外装被覆を剥く 3.内装被覆を剥く 4.のの字曲げ加工 の4つの作業ができます、これは従来のストリッパーではできなかったことです。 機能を順番に見ていくと 1.切る 今まで、ペンチで電線を切って、それからストリッパーに持ち替えて被覆を剥いていたのですが、このストリッパーを使うと、切ってそのまま被覆を剥く作業をすることができます。 これは、大したことはない様に思えますが工具を持ち替えるときに工具を落としたり、他の材料を落としたりすることがありますし、持ち替えるだけで数秒の時間のロスにもなります。 30分程度の短い時間で作業を終わらせないといけないので数秒でも無駄にはできません、できるだけ一つの工具でできることはまとめてやり持ち替える回数を減らすことは時間短縮のために非常に大切なことです。 それと、このホーザンVA線ストリッパーP−955で電線を切ると切り口がとてもきれいなのです。 最初このホーザンVA線ストリッパーP−955をホームページで見たとき、切断面がきれいです、と書かれていて 「別に切断面のきれいさは関係ないけどなあ」 と思っていました。 実際にこのホーザンVA線ストリッパーP−955で電線を切ってみると、ペンチに比べてほとんど力をいれずに切れるのです、まだ、新しいせいもあるのでしょうがVVFの3心も楽に切れます。 そして、切断面を見てみるとほんとにきれいに「スパッ」と切れていました。ペンチで切ると先の方が押しつぶしたようになって鋭くとがっていますがこのストリッパーではなんと表現していいのかわからないのですが、ハサミで切ったように切り口がきれいでとがっていないのです。 ■ 切り口がきれいな利点 リングスリーブで圧着接続したあとにリングスリーブからあまった電線をペンチで切るのですが、切り口がどうしても鋭くとがってしまいます、採点する人によってはこれが減点対象になるということで、切り口をペンチで叩いたりする人がいます。 それが、このホーザンVA線ストリッパーP−955で切ると先が鋭くならないのでペンチで叩くことをしなくていいのです。 ただ、このリングスリーブから出た電線の先がとがっていたら減点対象になるというのは本当かどうかはわからないのですけどね。 ■ なぜ、先がとがっていたらいけないのか 圧着接続した後にビニールテープを巻くのですが、この時に電線の先がとがっていたらビニールテープを突き破って危険だということらしいのですが上手に巻けばそんなことにはならないのですけどね。 2.外装被覆を剥く 3.内装被覆を剥く ストリッパーなのでこの作業はできて当たり前なのですが、他のストリッパーの場合電線に傷が付くということで悩んでいる方が多いです。 このホーザンのストリッパーは傷が付かないのかというと、やり方によってはまったく傷が付かないようにできます。 MCCのストリッパーはハンドルを握ると刃が電線に食い込みそのままスライドして被覆を剥ぎ取るのですが、この刃が降りたままスライドするので電線に傷が付きやすいのです。 ホーザンVA線ストリッパーP−955は上の写真の、 1.6×2,2.0×2,1.6×3 と書いてあるところに、電線をセットして柄を握れば内装被覆に傷が付かない程度に刃が入ります。 後は自分の力で、外装被覆を抜き取ります。 この時に、いったん握った力を緩めて少し開き加減で被覆を抜き取ると内装被覆に刃が入ることがなくきれいに剥くことができます。 内装被覆を剥くときも同じなのですが、こちらの写真を見てもらうとわかると思います。 ↑まず、いっぱいまで握ります ↑次に、握った手の力を緩めて少し開き加減にして、左手の親指で右方向に押します。そうすると傷が付かずにきれいに剥くことができます。 4.のの字曲げ加工 んっ! 『のの字曲げ』 何それ? そう思ったあなた、『のの字曲げ』は露出コンセントやランプレセプタクルに電線を取り付けるときにねじの形に電線の先を丸く曲げて輪を作る作業で必ず行わないといけない作業で『輪作り』とも言います。 最初なれない時は、結構時間がかかり、実技の練習の最初の難関になるところです。 この『のの字曲げ』が早くできるようになると全体の作業時間を短縮することができます。 それが、このホーザンVA線ストリッパーP−955だと簡単に、そして、きれいにできるようになります。 (多分初心者の方でも簡単にできると思います、多分・・・) どういうふうにやるかというと ↑まず、被覆を剥くのですが上の写真のように、2.0と書かれている穴に合わせると大体20mmくらいになります、説明書によると3.5φの大きさは18mm、4.0φの大きさは20mmと書かれていますがどちらも同じ長さで剥いても問題ないと思います。 3.5φ、4.0φというのは露出コンセントやランプレセプタクルのねじの大きさのことでメーカーによって大体この2つの大きさに分かれています。 この長さで、先ほどのやり方で被覆を剥きます。 ↑被覆を剥いたら、このように被覆と心線の間を少しあけて ↑左へ90°折り曲げます。 ↑折り曲げたら先端を手首をひねってはさみます、この時ストリッパーに3.5φ用と4.0φ用の切込みがあるのですがどちらの大きさでも、3.5φの方がきれいにできます。4.0φの大きさのときも3.5φで輪作りをしても後で微調整をすれば大丈夫です。 ↑そして一気に、曲げていきます。 ↑出来上がりです、非常に簡単にきれいな輪ができます。 ただ、ホーザンVA線ストリッパーP−955がMCCのストリッパーに劣る点は内装被覆を1本ずつしか剥けないことです。 MCCの場合は、2心なら2本いっぺんに、3心でも3本いっぺんに剥くことができますがホーザンVA線ストリッパーP−955は1本ずつしか剥けません。 でも、総合的に考えて、ホーザンVA線ストリッパーP−955の方が価格も安く、切断からのの字曲げまでできるので便利だと思います。 剥ぎ取り可能電線は、 1.6mm2心、1.6mm3心、2.0mm2心です。 もちろん、エコ電線対応です。 |
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