February 15, 2010
「福岡コンテンツマーケット2010」開催
午前9時、ホテルをチェックアウトして、アクロス福岡へ。 今日は、ここで「福岡コンテンツマーケット2010」が開催されるのだ。今年で第四回目。ぼくは、福岡コンテンツ産業拠点推進会議の会長なので、毎年、オープニングの挨拶とテープカットを、麻生知事と共にやらせていただいているのだ。 福岡では、日本から生まれた言語Rubyの開発者の大きなコミュニティがあり、「福岡Rubyビジネス拠点推進会議」も発足している。 ということもあり、コンテンツといっても技術が強い会社が多いのも特徴だ。オープンからしばらく麻生知事と共に、出展ブースを見て歩いたのだった(写真)。 今回、ぼくが注目したのは、福岡にありながら、ナショナルクライアントと仕事をしているフォントワークス株式会社(写真Click!)。 日本語の書体といえばモリサワだと思うが、ずっと後発のフォントワークスは、印刷される書体ではなく、ディスプレイ上に表示される書体に力をいれているのだ。 今日まで知らなかったのだが、SONYなどの主要な家庭用ゲーム機のフォント、NHKの紅白歌合戦のフォント、さらにTOYOTAレクサス専用フォントまで、採用されているのだそうだ。面白ね。 午後1時半、福岡空港へ。2時過ぎのフライトで羽田へ。午後5時、秋葉原のオフィスへ。午後6時、サードキャンパスで、大学の内部会議。 午後8時半、吉田就彦先生、板屋宏幸先生、岡本貴也先生という、まさにエンタメ系といえる大学教員と夕食をしながら、打ち合わせ。11時半に解散。面白かった。 |
February 14, 2010
保田紀之先生の結婚式と披露パーティ、そして福岡へ
February 13, 2010
オフ。 夜「アブラクサス」へ
午前11時、バンクーバー冬季オリンピック開会式を見る。 ちょっと長いなあとは感じたけれど、カナダという国の歴史と文化を理解できるとても良く練り上げられていたものだった。 演出から見ると、アリーナ全体がスクリーンになってしまうシーンには、ちょっと感動した。開会式の会場にいったいいくつの高輝度のプロジェクターが仕込まれていたのだろうか? 夕方、今年から家で飼っている猫のワクチンの注射で、動物病院へ行く。猫の名前は、ペトロニウス。ぼくがハインラインが子供の時から好きなので、代表作のひとつ「夏への扉」に登場する猫の名前と同じにした。愛称は、小説と同じでピートだ。 猫の種類は、野性味溢れるベンガル。まだ産まれて3ヶ月というところなのだが、驚くほどの運動能力を示している。戦闘モードになる遊びが好きなので、手袋をして相手をしないと、まだ細い爪や細い牙が、手に突き刺さるのだ。 夜は、久しぶりに「アブラクサス」へ。今日は、変わったチーズが入ったというので、盛り合わせを頼んだ(写真)。 この中に、なんとダニで18ヶ月熟成させるミモレットというチーズがあった。カビならなんとなく理解できるけど、ダニとは! しかし防腐剤や防かび剤が使われていない証拠でもあるわけだ。 ご夫妻でやっている「アブラクサス」は、夫がシェフで妻がソムリエ。店内の小物もいろいろ飾ってあって楽しい。今日は、豚の置物に目が行った(写真Click!)。ゆっくり食事を楽しみたいとき、高円寺ではここがベストかな。 |
February 12, 2010
今日のメインは大学のFD委員会
9時、御茶ノ水の東京本校へ。9時半から、経営会議。 午後1時半、秋葉原メインキャンパスへ。大学4年生の大島ダビットくんと彼の友人Gary HirschさんとDavid Puippeさんとミーティング。 彼らはスイスの大学生なのだが、ジュネーブでNextway Communicationという広告エージェンシーを起業し経営している。 クライアントは、さすがスイスらしく、バーゼルフェアに出ている超高級時計メーカーだったりする。一本数千万円の腕時計の広告やウェブサイト制作を若い彼らが請け負っている。 そして、そのアートディレクションは、日本にいる大島くんがやって、バーゼルフェアで使った制作物もネットで納入しているのだそうだ。こんなことができる世の中になっているわけで、素晴らしいね。 午後2時半から、大学のFD委員会。羽根教授を中心に、委員の先生たちが、いつものように真剣に討議。教員研修や評価シートについてが主な話題だった。 さて先週、和田さんからプレゼントしてもらったiPhoneスタンド(写真)は、USTREAMをやるときに、カメラ固定という意味でとても便利。 それだけでなく、通常、机に置いて、ときどきtwitterのTLを追っていくのにも良い。できれば、このまま三脚に取り付けるためのネジ穴があれば、満点というところだ。 ぼくは基本、ガジェット好きだけれど、持ち歩くものは最低限に絞っているつもりだ。しかし、並べてみたら、いろいろあった(写真Click!)。 さらに、これにリコーのデジカメGRDを持ち歩いている。これだけあると楽しめるとは言え、いつもどれかを置き忘れそうになる。ちょっとなんとかしたいところだ。 |
February 11, 2010
一般入試
朝9時、秋葉原メインキャンパスへ。本日は、大学の一般入試。ずっと入試実施本部に詰めて不測の事態が起きた場合、対処するのが、ぼくの役目。 その昔は、大学入試が、学生運動で妨害される恐れがあったので、試験場を守るということで、泊まりがけで大学構内を見まわったこともあったけれど、今は平和なものだ。 午前中は、科目の試験、午後1時45分からは、面接試験となり、午後4時に無事終了した。 さて昨日、「第13回文化庁メディア芸術祭」の展示で、新国立美術館へ行ってきたのだが、その中の「第15回 学生CGコンテスト」の展示もあった。 こういう展示では、メディアアートとも云われるインタラクティブ作品に、実際に触れられるのが良い。 ぼくが好きになったのは、中京大学博士課程の加藤良将さんの「ROKURO-2」。加藤さんから直接、どういう作品で、どのように触るか教えてもらった。 光ファイバの束が縦方向に張られていて、それが回転している。そして下方の部分は、LEDにより色が自在に変化する少し太めのファイバーがいっしょに回っている。 鑑賞者は、情報のファイバーの部分を手で触れて、振れ幅や振れ位置を変化させると、下方の部分が、まるでロクロを回しているような形で、視覚に認識されるのだ(写真)。 さらに、右足を踏み込むと回転数がアップし形が変わり、左足のつま先をあげると色が変化する。こういう習熟がいるインタラクティブ作品は楽しいね。 実際、へんな触り方をすると、下のほうの形が、崩れたり、たしかにロクロのような状況も起こるのだ。筐体もとても美しく仕上げられていた。 午後7時、高円寺に戻り、駅からそのままブックスオオトリへ。取置きの雑誌を取りに行ったのだが、そこにDeAGOSTINIの新商品'スパイ大作戦 DVDコレクション'が出ていた。 シリーズの内容を確かめると、7シーズン171話のエピソードが揃うということだ。アマゾンでDVDボックスで揃えることもできるけれど、なかなかの内容の記事も付いているので、つい買ってしまった(写真Click!)。 ぼくは、テレビシリーズの「スパイ大作戦」(後のシーズン1)に魅了された世代。日本での放映は、1967年4月から。記憶ではモノクロだったはず。 リーダーは、お馴染みのPeter Graves扮するジム・フェルプスではなくて、ダン・ブリックス。なんといっても、シナモンとローランがカッコよかったな。 ということで、さっそく見ようかと思っていたのだが、夕食を食べたら、寝てしまった。 |
February 10, 2010
NIFTYで講演
朝10時に、国立新美術館へ。千代田線の乃木坂駅から地下通路で直結、行くのはとても便利だ。 「ルノアール展」をやっていて見たいなと思いつつも、今日の目的は、『第13回文化庁メディア芸術祭』。やっと時間を作って展示を見に来ることができた。 入賞作品の中で、映像作品やアニメ作品は、すでに知っているものが多いのだが、インタラクティブ系のものは、実際に触らないと、その良さが理解できないものなので、展示に来る価値はあるのだ。 12時に秋葉原のオフィスへ。午後1時から、メインキャンパスで、日本の計算機科学の開祖ともいえる國井利泰先生とミーティング。日本においてコンピュータグラフィックスに最初に取り組んだ先生でもある(写真)。 数々の輝かしい研究業績と、コンピュータ系の大学、学部、学科の設立をされてきた先生だが、現在は、東京大学の研究所からスピンアウトしてくる新技術を使うベンチャーの最高顧問をされている。1938年生まれとのことだが、一生現役というエネルギーに溢れていらっしゃる。 今日は、いろいろなビジネス遂行に応用可能な最新理論を持つソフトウェア技術について教えていただいた。その中で、この40年間で経験された様々なことも教えていただいた。一言も聞き逃したくない気持ちで時間が経つのを忘れていた。 午後3時半、大森駅近くのベルポートに入居している'NIFTY株式会社'へ。 このベルポートという建物は、元は「いすゞ自動車」の本社として建築されたとのこと。まずは中に入って、まるで高級リゾートホテルのエントランスホールのような大空間にびっくりした(写真Click!)。こんなオフィスビルを建設出来た時期があったわけだ。 今日は、社内の勉強会のゲスト講師。NIFTYのいろいろな部署から、70人ほどの方々に来ていただいた。『デジタルコミュニケーションの潮流とこれから求められる人材像 』という題で、100分ほどやらさせていただいた。 最近、ぼくがあちこちで、その必要性を説いている「Chief Communication Officer」という職に興味を持たれた方が多かった。 午後5時50分に解散となり、その後、NIFTYの幹部と人事の方々と夕食。じっくりとお話を伺うことができた。 NIFTYといえば、ぼくたちの世代は、ニフティのパソコン通信やフォーラムにより情報コミュニケーション力を育ててもらったという意識がある。 時代の流れの中で、現在は、インターネット接続業務が主たる稼ぎ頭となっているのだそうだが、また新たな事業に挑戦する時期になっているとのことだった。期待したいね。 |
February 09, 2010
中学生1年生が本学に見学にきた!
午前10時に秋葉原のオフィスへ。今日は、びっくりするぐらい暖かい。 ランチは、「Bengal」へ。なんだか混んでいる。暖かくなったら、急にカレーが食べたくなった人がいるということなのか? 午後1時半、メインキャンパスへ。今日は、足立区立第一中学校一年生7人が、職場訪問ということで、本学にやってきた(写真Click!)。 聞けば、アニメや漫画の制作に興味があり、将来勉強してみたいので、デジタルハリウッド大学を見学したいと、先生に申し出たのだそうだ。グループごと、中学生自身が考えて、見学先を決めているのだという。付き添いの先生もいない。 彼らは、12歳、生まれたときには、インターネット接続がブームになっていて、どの会社でもホームページを持つようになり、「PostPet」がブームになった頃だ。 彼らが、どんな感覚で、今の社会を見ているのか、まったく想像もつかないのだが、とにかく優しい単語を並べて、CGデザイナーやプロデューサーの役割について解説したのだった。 午後3時、御茶ノ水の東京本校に徒歩で移動。途中、聖橋を通る。ここから秋葉原方向を見ると、お堀、丸の内線、総武線が縦方向に重なり、遠景に昌平橋の上の鉄橋が望める。すきな景色のひとつ(写真)。 午後3時半、東京本校の8階で、定例のボードミーティング。 午後5時半、メインキャンパスへ戻り、午後6時からは、文科省の「中央教育審議会大学分科会大学院部会専門職学位課程ワーキンググループによる実地調査」。 法科大学院を始め、現在、いろいろな分野の専門職大学院がある。その中で、とくに特色がある専門職大学院として調査対象となったとのこと。 本学は、ほとんどの教員が、現役で仕事をしていて、院生たちも社会人が中心。さらに夜学。独自のFD活動、この6年で19社が院生により起業など、自分で言うのもなんだが、確かに特徴があることは事実。 調査委員の先生方は、院生へのインタビュー、講義の見学、そしてぼくたちとの意見交換など、午後8時まで調査をされた。院生たちが、大学院での講義やゼミが楽しくて卒業したくないと答えたのが、印象に残られたようだった。 最近、ハリウッド大学院大学と、本学を混同される方がいるのだが、ハリウッド大学院大学は、学校法人メイ・ウシヤマ学園が開設されたビューティビジネスに特化した専門職大学院なので、よろしく。 その後、セカンドキャンパスのオフィスに戻り、明日の段取りをして、午後9時半、本日終了とした。 |
February 08, 2010
本日もオフ
February 07, 2010
オフ
February 06, 2010
東京本校で「デジタルメディア概論」、夜は仲間と会食。
午前10時、東京本校で臨時株主総会と取締役会。10分たらずで終了。 その後、スタバでブランチ。11時過ぎから、セミナールームで、「デジタルメディア概論」の講義の準備。 12時から講義開始。ほぼ満席状態。今日は2回の休憩を挟んで、3時55分に終了。その後、いろいろ質問を受ける。 最後に残っていた受講生の方々とは、撮影大会となり、ぼくも彼らを記念撮影(写真Click!)。社会人になっているからこそ、学校の楽しさをわかった満喫されている印象だ。 午後6時半、麻布十番の「Bernini」というイタリアンレストランへ。 今晩は、SONY本体や関連会社で広報関連の仕事をしている野村秀樹さんと、フリーで映像系などのコンテンツやアーティストの広報をやっている遠田尚美さんとの会食。 野村さんはデジタルハリウッドの広報、遠田さんは関連会社のグループ全体の広報として12年前活躍してくれて方々。もう結婚されて11年とのこと。細く長く付き合いが続いている仲間というわけだ(写真)。 今、遠田さんは、CG映画『惑星大怪獣ネガドン』で一躍脚光を浴びた粟津順監督の次回作『プランゼット』を担当しているとのこと。 粟津監督は、一貫して昭和特撮テイストの世界観を持っている。それは2000年のデジタルハリウッドの提携校での卒業制作ですでに現れていた。そのときも圧倒的なクオリティで、怪獣ものを描いて見せてくれていた。 今回は、いよいよメジャーデビューということで、本当に楽しみだ。そんなことを話がながら、おいしく食べて飲んで、とても楽しい夜になったのだった。 |
February 05, 2010
夜「USTREAM」の勉強会に参加
午前10時、秋葉原のオフィスへ。さっそく通常の仕事開始 お昼、ぼくのオフィスのとなりの大学の事務局へいったら、スタッフが、さっそくという感じで、マクドナルドのニューヨークバーガーを食べていた。 ということで、ぼくもランチをNEW YORK BURGERセットにしたのだが、包み紙をみたら、Dallas Cowboysを想起してしまった(写真)。ニューヨークのイメージが、銀色に青のスターじゃないと思うのは、ぼくだけだろうか? 午後はオフィスに篭って、後期の「デジタルコンテンツビジネストレンド」の試験の採点。記述式の問題で、さらに500字で論じる問題を2つ出したので、けっこう採点がたいへん。 午後6時、採点終了。その後、普通に仕事。 午後8時からは、大学院の勉強会に参加。今日のテーマは、「USTREAM」。現役の院生だけでなく、修了生も集まる(写真Click!)。ピザなどもつまみながらで、ちょっとアメリカっぽいカジュアルさ。 講師も、大学院のスタッフ、他大学の教員、現役院生というふうに、次々と変わって「USTREAM」について、いろいろな角度から説明。もちろん「だだ漏れ」もやっていた。 こういう勉強会が、自由に、タイムリーに組めるところが、デジタルハリウッド大学院らしい。11時に終わって、本日終了。 |
February 04, 2010
次世代オーディオを語った
午前9時半、秋葉原のオフィスへ。ちょっと銀行へ。その道すがら、昌平橋の総武線の鉄橋を下から見上げる。これアキバの好きな風景のひとつ(写真)。 午前11時、音元出版の「オーディオアクセサリー」誌からの次世代オーディオについての取材。いつものようにオーディオ評論家の山之内正先生とぼくで対応。 今日、編集者の人が2001年の「オーディオアクセサリー」誌100号記念インタビューの記事をカラーコピーして持ってきてくれた。記事の中の写真では、ぼくのデスクの上に、MDプレーヤーやメモリースティックプレヤーが映っていた。もう遥か昔という感じだ。 インタビュー記事の中で、ぼくが、これからの次世代オーディオの世界について語っているのだが、自分でもびっくりするぐらいに、予測どおりになっていた。 特に後半は、そのまま今の話を紹介しているみたいで、ビートルズのマスターを修復して出すべきというようなことまで言っていた。ちょっとうれしかったね。 午後1時、メインキャンパスで、インデックスHDの小川会長と人事の方々と、求人の取り組みについてのミーティング。デジタルハリウッドからのも就職担当のスタッフが出席した。 午後2時からは、ニフティの技術理事の鈴木隆一さんらとミーティング。来週、ぼくがニフティ社内でやらせてもらうセミナーについてだった。 午後3時半からは、メインキャンパスのセミナールームで、2月17日の『大同窓会』の担当スタッフたちと、通しの練習の第一弾(写真Click!)。 当日の司会は、共に勤続が10年を超えている楢木野さんと荒さん。逐次、台本を変えながら、問題点を把握していった。『大同窓会』は、すでに750名の方の予約があり、事前予約は〆切とのこと。後は当日受付でどうぞ! 午後6時までやって、そのまましばらく仕事。午後7時からは、サードキャンパスで、大学の内部会議。 午後8時半、早めに仕事が終わったので、ヨドバシアキバへ。ちょっとテレビ売場へ行き、最新のテレビの画質のチェック。とくにバックライトがLEDになったことは画質改善に大きく寄与するはずなので、見たかったのだ。 これまで、液晶の画質はどうしても好きになれず、プラズマの画質が好きだったのだが、シャープのLED AQUOSの画質は、確かにその効果に納得が行くものになっていた。 そんな楽しみが、午後10時まで楽しめるという意味では、ヨドバシアキバは有り難い! ということで本日終了。 |
February 03, 2010
メインキャンパスでバースデーパーティ
朝6時半に起床。今日は、午前中オフなので、もっと寝ていたかったのだけど、目が覚めてしまった。多少、体の節々が痛いのは、旅が続いたせいかも。 11時半、秋葉原。スタバでサンドイッチを買って、そのままオフィスへ。昨日、デスクの上にやってきたR2-D2が、ピュロピュロとときどき音を出して楽しい。 午後3時、メインキャンパスで、高橋教員とミーティング。デジタルコミュニケーションに関する教科書を作成しようということになりそう。 午後4時、友人のデイブさんが久しぶりに訪ねてきて、マレーシア、シンガポール、インドネシアの経済状況について教えてくれた。 午後5時、「日本WEBデザイナーズ協会」の『JWDA WEBデザインアワード』の予備審査。協会の幹部のみなさんと、じっくり2時間かけて、ぼくなりの最終審査候補を選ばさせていただいた。 午後7時、期末試験も終わったキャンパスに、スーツ姿の3年生たちが、けっこう集まっている。いよいよエントリーの時期。大学生の就職活動は、20世紀の頃と本当に様変わりしてしまっている。 午後7時半から、メインキャンパスで、スタッフたちが集まって、ぼくの誕生日会をやってくれた。内輪の小さなパーティなのだが、なぜか15年前の開校以来、恒例となってしまっている。 飲み物、食べ物は、ケータリングだけでなく、いろいろ手作りのものも持ち込まれる。今日は、多田さんが、秋田で「生ハム塾」に出て仕込み、そのまま1年ほど熟成されたハモンセラーノが持ち込まれた。 薄く削るように切り出し、みんなで食べた。イベリコ豚に負けない美味しさで、認識を新たにした。驚くほど食べ出があって、みんなで、かなり食べたのだが、パーティ終了までに、1/4ほどしか減らなかった。 余興では、TLIの小出さんが、中国の楽器二胡の演奏をしてくれた(写真Click!)。また、スーファミの4人対戦でも盛り上がった。 ハイライトは、デジタルハリウッド15周年記念のマークを模したバースデーケーキ。「15」のところが、ぼくの年齢になっていて、文字は、ぼくのtwitterアカウントmojosgyから「M」と「S」となっていた。これ良くできていた(写真)。 ということで、11時半まで、楽しい時間を過ごしたのだった。 |
February 02, 2010
一般入試、そしてUSTREAMで孫さんを見る
朝6時に起床。さっそく交通機関の運行状況を調べる。鉄道はほぼ問題ない。今日は、大学の一般入試なのだ。 午前9時に秋葉原メインキャンパスへ。すでに受験生が緊張した面持ちで、エントランスホールで待機していた。 午前10時、入学試験開始。英語、作文、デッサン、そして面接。ぼくも後半は、面接官をやった。午後4時に、何事もなく終了。一般入試は、こちらも緊張するね。 午後4時過ぎからは、セカンドキャンパスのオフィスで、普通に仕事。ちゃんと座って仕事をするのは、4日ぶりなので、いろいろ溜まっていたのだが。 ここでtwitterのTLを見たら、川井拓也先生の'つぶやき'に答えて、孫さん自身が「了解。作りましょう? RT @himanainu_kawai @masason Ustreamへの出資凄いニュースですね! 表参道店に誰でも使えるUstreamスタジオ作って下さい!」と返してきた。これをリアルタイムで観た。まさにtwitterらしい事が起きた。 そして、ソフトバンクの決算発表がUSTREAMで行なわれる。さっそく見ると、すでに4千人近くの人が生中継を見ていて、その数字は、どんどん上がっていくのだった。 孫さんのプレゼンは実にわかりやすく。ものすごいスピードでスクロールしていくtwitterのつぶやきでも、「すごい!」「わかりやすい!」など、どんどん感想が流れていく。 後半は、決算発表というより、「中国インターネット産業の現状と可能性」とでも題せる内容。みんなで、なるほどと勉強している雰囲気。その頃には、5800人ぐらいの人たちがUSTREAMを観ていた。 明日の一般のニュースやワイドショーには取り上げられないと思うけれど、この体験をした人たちは、時代が再び動き出した感じがしたのではないだろうか? 孫さんがベルファーレでやった「ビットバレー」最後の大集会に、チャーター便を借りきってウィーンから飛んで来てから、10年というところかな。 さて、その後、教員とミーティングなどをしていたら、黒田順子先生が、ゼミ生のメッセージと共に、ぼくへの誕生日プレゼントを持っていらした。 じつは毎年、楽しいプレゼントをいただくので、ちょっと楽しみにしていたりするのだ。すぐに開けてみたかったのだけど、午後7時からは、今度は、大学院入試の面接官。午後9時に終了し、オフィスに戻る。 プレゼントは、R2-D2型のUSBハブだった。首を振りながらライトの色も変化。例の音も出る。これは楽しい。ぼくのデスクの上に常駐しそうだ(写真)。 午後11時半、とりあえず仕事を終了して秋葉原駅に向かった。エスカレーターの壁には、明日からの「文化庁メディア芸術祭」のポスターが貼ってあった(写真Click!)。時間を見つけていかねば。 |