よしだ
2010年02月19日(金) 23時56分09秒 posted by ai-project

ブラック会社に勤めていたんだがよしだはもう限界だった。~そして伝説へ 情報漏えい~

テーマ:ブラック会社

ここからは、本当に伝説だと思って読んでもらいたい。

実際、話すのが憚られるくらいの内容だからだ。

この一週間ほど、自分自身この話を書くかどうか迷っていた。

なので、ここからはフィクションだ。フィクションだと思ってくれ。

この物語に出てくる人達は皆、実在しない人達であり団体名称(ry



では始める。



秋も深くなる頃。

すっかり疲れていたよしだは、もうボロボロだった。

一つ一つの小さな出来事が重なり、精神的にも体力的にも限界の状態だった。

だが、やっぱり社会復帰一発目の会社であったしどうしても頑張りたい。

その一心だけで頑張っていた。

事業所間をVPNで接続し、ファイルサーバは安定稼動。
認証系も問題なかったし、ライセンス違反と思われるツール類の使用禁止や
どうしても必要なライセンスの購入なども完了していた。

K子達の使っていたクソデータベースも何とかバックアップができる状態にしていたし、
メールサーバの管理や、Webの管理も行い、ユーザ対応もできるだけ迅速に行っていた。

ついでに購買業務に、資産管理。


次はやっとセキュリティ…と思っていた。


そんな矢先、プログラミングができないプログラマの小川さんから、内線電話を受けた。


「相談があるからちょっと来て欲しい」


と言われた。


小川さんからは、度々PC関連の使用上の事で質問を受けたりしていたし、彼も私の助言をよく聞いてくれるようになっていた。

社内SEは、頼られると嬉しいものだ。

快諾し、小川さんのデスクまで足を運ぶ事にした。

...

彼のデスクで見たものは、とあるOSのとあるログだった。

cpコマンドを何度も何度も実行しているログ。

cpコマンドとはいわゆるコピーコマンドだ。

「どう思う?」

と言われ、じっくり見てみる事にした。

会社で使っているグローバルIPアドレスからのアクセスだった。

つまり、ログだけ見れば社内からのアクセスだ。

しかし妙だ。

OSがWindows95と表示されている。

社内にはWindows95のクライアントPCは存在していない。

一つ一つのクライアントを調べて資産台帳に記入してある。

よ「このコピーされている対象のファイルって何ですか?」

小川「えっと、本番のDBのファイルだね。」

もしかして、伝説のえっと…えーっとぉ





情報漏えい?




このログだけを見てそう判断するには時期尚早だ。



よ「えーっと。うーんと。」


周りを見渡すと、よしだ(男)さんはお休みのようで、デスクに居なかった。


「本番のUTMのログを見たいんですけど…ログインできますか?」


動揺。手が震える。


小川さんは答えた。


「UTMって何?」


駄目だ。何とかしないと。

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