ここから本文です
[PR]

シー・シェパード抗議船、トーゴ政府が船籍剥奪

2月19日19時55分配信 読売新聞

 岡田外相は19日午後の記者会見で、南極海での米国の反捕鯨団体「シー・シェパード」による日本の調査捕鯨船団への妨害行為を受け、トーゴ政府が同団体の抗議船「ボブ・バーカー号」の船籍を剥奪(はくだつ)したことを明らかにした。

 外務省によると、日本政府が「船籍国としてのしかるべき措置」を要請した結果、トーゴ政府が12日付で剥奪を決定し、船主に通知したという。

 国連海洋法条約は、公海上で船舶の取り締まりを行う場合、船籍国の同意が必要と規定。無国籍の場合は同意が不要で、日本の海上保安庁などによる取り締まりが容易になる。外務省は、同団体が船籍を他国に移すことを阻止するため、計84か国の政府に対し、新たな船籍登録の申請があっても拒むよう働きかけている。

 もう1隻の抗議船「スティーブ・アーウィン号」が船籍登録しているオランダ政府は、船籍の剥奪を可能にする船籍法改正案を議会に提出している。

最終更新:2月19日19時55分

読売新聞

 

この話題に関するブログ 3件

関連トピックス

主なニュースサイトで シー・シェパード の記事を読む

PR

PR
ブログパーツ

海外トピックス

注目の情報


主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。

PR

注目の商品・サービス

  • プロが使う「情報収集ツール」の活用法
PR