そんな状態がいつまでも続けば、いずれ下の者は追い込まれて爆発する。行き着くところまで行くしかなくなるのだ。
政治の衝に当たる者は、7世紀初めに隋という中国の大帝国を前にしても「日出る処の天子、書を日没する処の天子に致す」と国書を送った聖徳太子の気概を拳拳服膺してほしい。
お互いがお互いに誇りをもつ者として認め合いながら、お互いを尊重する。そのような対等の関係を築けない「根底における卑屈さ」こそ、民主党政権の最大の欠陥である。昨年、中国の習近平副主席来日の際、民主党が1カ月ルールを破って天皇陛下との会談を実現させたことは、その最たるものであった。
天皇陛下と会見する際、1カ月前までに文書で申請しなければならないというのは、きわめて単純なルールだが、だからこそ守ることが大事なのだ。そのシンプルさのなかでこそ、お互いの誇りは保たれ、誰に対しても公平さが確保できるのである。
外国人参政権問題もまさに根を同じくする問題である。これを断固阻止すべく、良識ある国民はこぞって立ち上がるべきであろう。民主党のなかにもまだ、「自分は国民や国家を代表する議員で、党の従属物でない」と考える議員がいるはずだ。この法案阻止にこそ、その証しを見せるべきである。
先行きの見えない現在、ビジネスパーソンに求められるスキルとは?
2010年3月期から早期適応が始まる「IFRS (新国際会計基準)」。日本企業の会計処理を大きく変えるといわれるなか、われわれが意識すべきことは?藤沼亜起氏(前・日本公認会計士協会会長)にお話をうかがった。
夢の自動車「燃料電池車」が一般家庭に普及するのはもうしばらく先になるようだが、「燃料電池」自体は家庭に導入される日が近づいてきている。いよいよ「燃料電池時代」の幕が開こうとしているのだ。
質の高い眠りを得るためには、どのような寝具を選ぶのがよいのでしょうか。そのポイントを伺いました。
世界に冠たる科学技術立国で知的民族国家である日本は、先進国の中でもフランスと共に天然資源には全くと言ってもいいほど恵まれない国である…
木内博一 (農事組合法人「和郷園」代表理事)
かつてないほど農業に対する関心が高まるいま、カリスマ農業経営者が「農」を通じたほんとうの日本活性化策を語る!
第2回 食のデフレは終わらない
八木秀次(高崎経済大学教授)/
三橋貴明(評論家、作家)
本当は恐ろしい外国人参政権問題、人権擁護法案問題……。うっかり政権を任せてしまった日本国民の暮らしは、未来は、どうなる!
第3回 テレビがつくった政権の末路
野口悠紀雄(早稲田大学教授)
「オフショア」「タックスヘイブン」の姿を知ることで、日本経済の問題点と進むべき道が見えてくる!
第2回 タックスヘイブンは存在悪か?