タレントの眞鍋かをり(28)が、脱税事件で社長が逮捕された元所属事務所の芸能プロダクション「アバンギャルド」(現・市エステートコーポレーション、東京)やその後に所属した現事務所「アヴィラ」に対し、契約解除を求める訴訟を東京地裁に起こしていたことが19日、分かった。提訴は昨年12月24日付。
眞鍋側は、2008年8月、会社が借り上げていた自宅が事件の関係先として東京国税局の調査を受け、事情聴取もされたと明らかにし「非常に屈辱的な思いをした」と主張。08年3月にはアバンギャルド社からアヴィラ社に移籍していたが「両事務所の実体は同じで、事件などで信頼関係は完全に破壊された」とし、昨年9月に双方へ契約解除を通知したという。
ア社の社長牧野昌哉被告(42)は昨年8月、約3億4500万円の脱税で逮捕された。眞鍋は6日のイベントを当日になってドタキャン。代わりに同じアヴィラ所属の藤崎奈々子が代役を務めたが、ドタキャン理由は事務所とのトラブルとみられていた。