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2010/02/12 11:15 KST
チアチア族を紹介、光化門広場に展示館オープン


【ソウル12日聯合ニュース】ソウル市は12日、光化門広場のハングル展示館「世宗物語」に、ハングルを公式文字として採択したインドネシアの少数民族、チアチア族を紹介する「チアチアハングル物語館」を開館した。チアチア族がハングルを公式文字として採択した背景、ハングルを習う過程などを説明する写真資料や現地のハングル教材などが展示される。観覧客はタッチスクリーンでチアチア語がハングルの言語体系を完成させる過程を見ることができるほか、チアチア語をハングルで書いてみることもできる。

昨年12月に「世宗物語」を訪れたチアチア族の子どもたち(資料写真)=(聯合ニュース)

 チアチア族の代表団は昨年12月20〜26日に訪韓、光化門広場などを観覧し、ソウル市と文化芸術交流事業を推進する内容の協約を結んだ。

 市関係者は、今後もさまざまな交流活動を展開し、チアチア族が一日も早くハングルを公式文字として定着させられるよう支援したいと話した。こうした活動を通じ、ハングルの優秀性を世界に広めたいと意欲を示している。

japanese@yna.co.kr