ロシアで研修中の韓国人学生、集団暴行受け死亡
イルクーツクの韓国総領事館と現地警察が18日に伝えたところによると、死亡したのは先月にアルタイ国立師範大学で短期研修中だった光州の大学2年生。今月15日午後7時ごろ、バルナウル市でスーパーから宿に戻る途中、ロシア人青年3人に鈍器などで集団暴行を受けた。意識を失い病院に運ばれたが、18日午前に亡くなった。
また、この大学生と一緒だった韓国人女子学生も鈍器で襲われたが、大きなけがはないものと把握された。
警察は事件直後、容疑者とみられる10代後半と20代前半のロシア人青年3人の身柄を拘束した。金品などを盗っていないことから、人種差別犯罪の可能性が大きいとみて、動機を調べている。