先輩・MEGUMI目覚めた“息子を五輪選手に”
東京・ビックカメラ有楽町店本館テレビコーナーで、フィギュアスケート・高橋の演技を観戦する人たち
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バンクーバー五輪で高橋大輔が男子フィギュアスケート史上初のメダルを獲得し、日本列島に歓喜の声が響き渡った。同じ岡山県倉敷市出身で、私立倉敷翠松(すいしょう)高校の先輩に当たるタレントのMEGUMI(28)は「元気をくれてありがとうと言いたい」と大喜び。テレビCMで共演した上戸彩(24)ら同世代のスターたちも祝福した。
倉敷翠松高で4年先輩のMEGUMIは実際に会ったことはないが、親近感を持って注目してきたという。仕事で移動中、スタッフが運転する車の中でテレビ中継を見て「スポーツ選手だからこそできる、人を感動させるということを、同じ高校出身の人が成し遂げてくれて感謝の気持ちでいっぱいです。元気をくれてありがとうと言いたい」と感激に浸った。
高橋は右ひざじん帯断裂を乗り越えての銅メダル。MEGUMIも昨年2月、人気音楽ユニット「ドラゴンアッシュ」のボーカルで夫の降谷建志(31)との間に男児を出産し、子育てを優先して1年近く仕事をセーブし「休んでいる間、焦りを感じたけど、それまで当たり前のようにやっていた仕事がやっぱり好きだなと思った。高橋選手もフィギュアについてあらためて考えて、さらに強くなったのだと思います」と話した。愛息は今月6日に1歳の誕生日を迎え「息子が五輪選手になってくれたらうれしい」と声を弾ませた。
女優の奈美悦子(59)は、手のひらや足の裏に発疹(はっしん)ができる「掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)性骨関節炎」の闘病生活が06年にテレビで放送され、その中で紹介した「神様は、越えられないハードルは与えない」という言葉に高橋が感動し、その後、新幹線で偶然会った縁がある。「大きなケガを乗り越えての快挙に胸が熱くなりました。これからのさらなる飛躍を陰ながら応援しています」と祝福した。
一方、高橋と同学年で、06年のトリノ五輪前にCMキャラクターを務めるロッテの企画でバレンタインのチョコレートを手渡した上戸は「美しい滑りに凄く感動して幸せな気持ちになりました」と大喜び。07年にも大塚製薬「オロナミンC」のCMで共演し「その表現力の素晴らしさに心から感動しました。また共演させていただけるよう、お会いしたときに恥ずかしくないように私も頑張りたい」と志を新たにしている。
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