米中関係、米大統領とダライ・ラマの会談でダメージ=中国
[銅仁(中国) 19日 ロイター] 中国外務省は19日、オバマ米大統領がチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世と会談したことで米中関係が「深刻なダメージを受けた」と非難し、両国関係が元に戻るかどうかは、もはや米政府次第との認識を示した。
オバマ大統領は18日、ホワイトハウスでダライ・ラマ14世と会談した。
中国外務省の馬朝旭報道官はウェブサイト上に発表した声明で「米国の行動は中国の内政への重大な干渉に等しく、中国国民の感情をひどく傷つけ、中国と米国の関係に深刻なダメージを与えた」と指摘。米国は会談による「悪影響を消し去るため、効果的な措置を直ちに講じるべきだ」と述べた。
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