2010年2月20日
関西財界"イエローカード"梅田北ヤードサッカー場構想
JR大阪駅北側の梅田北ヤード再開発地区に最大8万人規模のサッカースタジアムを建設する構想について、大阪商工会議所の野村明雄会頭(大阪ガス相談役)は19日の記者会見で、「夢としては歓迎だが、あれだけのスタジアムを作るお金を大阪府・市、経済界で集めるのは難しい」との見方を示した。
副会頭からも批判的な声が続出。樋口武男・大和ハウス工業会長は「場所的に不似合い。年がら年中、使うわけではなく、不採算になったときに誰が責任を取るのか」と疑問を呈した。
西村貞一・サクラクレパス社長は「長居スタジアムを拡充すればよい」と主張。石橋三洋・日本生命保険副会長も「一番のにぎわいの場所にしなければならないところ。サッカー場は天然芝なので、マルチな使い方はできない」と分析した。
このように関西経済界では慎重論を唱える声が強いが、関西経済連合会の下妻博会長(住友金属工業会長)は「面白い。商業施設が乱立してテナントが集められるのか。サッカー場を目玉にして公園にすればいい」と評価している。
(2010年2月20日 08:20)
タグ:サッカースタジアム, 大阪商工会議所, 梅田北ヤード再開発地区, 関西経済連合会, JR大阪駅
Category:経済
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