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小説「遠雷」などで知られ、環境保護活動やテレビ番組での実直な語り口でも親しまれた作家、立松和平(たてまつ・わへい、本名・横松和夫=よこまつ・かずお)さんが8日午後、多臓器不全のため東京都内の病院で死去した。62歳。栃木県宇都宮市出身。1月中旬、出先で体調を崩し、病院で検査の結果、「解離性大動脈瘤」と診断され、手術を受けたが、帰らぬ人となった。葬儀は近親者のみで済ませ、後日、しのぶ会を開く。喪主は妻、横松美千絵(よこまつ・みちえ)さん。