日本で報道されない「大統領令」の驚くべき中身
堀田佳男の「オバマの通信簿」【28】
1月11日、オバマ大統領はある「大統領令」に署名した。内容は「知事評議会の設立(EO13528)」というもので、タイトルだけを見ると地味である。
(前置き部分省略)
オバマ大統領が1月に署名した大統領令はオバマ政権発足以来39本目だった。内容は「知事評議会の設立(EO13528)」というもので、タイトルだけを見ると地味である。日本のメディアが拾わないわけである。けれども、知事評議会という名前からは想像もつかない内容が盛り込まれており、関係者に大きなインパクトを与えた。
実はこれまで戦争や紛争などに出動していた米軍を、大統領の監視下で国内でも自由に配置・出動できる決定をくだしたのだ。アメリカは連邦政府と州政府の境界がはっきりしており、多くの知事や市民は軍隊が州内の諸事に関与することに反対している。
日本でも、戦時下でない時に制服を着た自衛隊がそこかしこにいたら、威圧感を感じることだろう。昨夏の州知事会でもこの議案は却下されている。
これまで米軍は、対外的な脅威に対して出動する軍隊という見方が一般的だった。国内の治安については州兵や警察が対応するという不文律があった。南北戦争後にできた民警団法という法律は、まさしくその不文律を規定しており、陸軍や空軍を国内で使用することを違法とした。
それが今世紀に入ってから災害の復興支援やテロ対策といった分野で、国内における軍隊の出動が求められるようになってきた。しかし、アメリカ国内ではこれまで何年も議論されてきた内容で、大統領の一存で簡単に決められる問題ではない。
この分野に詳しい弁護士のマシュー・ハマンド氏は、
「軍隊と警察は明らかに違う役割を担っています。国内で軍隊が配備されると、警察との境界があいまいになって軍隊のシビリアンコントロールを崩壊させかねません。そうなると米軍の機能にもダメージを与えかねないし、軍隊そのものの任務に支障をきたしかねません」
と、今回の大統領令に異をとなえる。
実際に発令された「知事評議会の設立(EO13528)」を入手して読んでみた。
A4で3ページの長さで、5節に分かれている。冒頭には合衆国憲法のもとで保障された大統領の特権として発令する、とある。そして連邦政府と州政府の連携を深めるための大統領令であると冒頭に記されている。
連携を深めるという目的で、オバマ大統領はまず知事評議会という組織をつくった。自らが全米50州の中から10州の知事を選択し、国防長官や国土安全保障長官といった連邦政府高官も組織に含める。
つまり、知事評議会という組織を通して連邦政府と州政府による国防の一体化を図るつもりなのだ。二者を「シンクロ」させることが真意と受けとれる。その中の目玉が「米軍の国内配備」なのである。
大手メディアもほとんど報道していないが、アメリカの一般市民からは反対意見がブログやツイッターなどで数多くだされている。
その一つにはこうある。
「アメリカ大統領は米軍の最高司令官である。今回の大統領令はこれまでの大統領の権限の枠を超えることになりかねない。権力の乱用という点に市民はつねに気をつかわなくてはいけない」
別のブロガーも批判している。
「これほど重要な案件を大統領の一存だけで決めてしまうことは民主主義の冒とくです。大統領令は発令後すぐに効力を持たせられる点で貴重である一方、独善的な政治力を発揮することになりかねません。議会で法案として提出し、十分に議論を重ねてから決めるべきでしょう」
1月に発令された「知事評議会」の設立は、名前からは想像もつかない内容が含まれていた。市民が反対意見を出しても、この大統領令はそのまま生かされるだろう。
民主主義の世界であっても大統領令という特権によって、上からモノが決まってしまう現実を見せつけられた思いだ。
以前から米軍を国内に配置しようとしているとか、すでに配備しているとか言う噂を、書いておられるブログがあったけれど、これまでは噂に過ぎなかったのだろうか?
今年1月ついに正式に、米軍を国内の治安の為に何時でも用いられるように、大統領令を出したと言うことなのだろう。
アメリカは何時暴動が起きるか、予断を許さない状況に有ると言うことなのだろうか?
ちょっと気味の悪いニュースである。
この大統領命令は、州をまたがる災害を念頭に置いて出されたものだと思います。災害を受けた、もしくはテロの被害にあった州の知事の要請によって、連邦と他州の援助がスムーズに出来る様にと交付されたもののようです。
最後の所に、現存する法律に優先しない事が明記してありますので、市民に対する軍隊の出動は出来ません。
オバマ大統領が出した命令の中で、キューバの米軍基地ないににあるテロリスト収容所閉鎖命令が有名ですが、命令では先月中に閉まってないと行けないのですが、具体的な進展がないままです。
大統領命令の権限範囲等については勉強不足なので、これ以上のコメントは出来ませんが、堀田佳男の心配は杞憂だと思います。
オバマ大統領の政治信念(何だか分からなくなってきてはおりますが)から言っても堀田佳男の心配は当たってないと思います。災害時のスムーズな活動の方は、ぴったりなので、そういう事だと思います。
御提示のURLは残念ながら開きませんでした。
オバマの今回の大統領令が、仰るように災害対策だけのものだったら良いですね。
# 私の自作機も自作ノートも2世代前の DDR2 なんですが.(^_^;)技術屋なので30年前からもっぱら自作です.買ったのは Mac くらいかな.そうそう,Mac の場合は Shift + クリックです.
私はマイドキュメントの中を細かく /jpg/ とか /pdf/ とか /excel/ などと分けて,さらにサブディレクトリを /2009/,/2010/,/2011/ などと分類して,そこへ保存するようにしています.
# 基本的に「秀丸エディタ」で作成したテキストファイルや .html ファイルが中心ですけど.
なお,先日の .flv ファイル再生ソフトは Flavie http://www.raky.net/soft/ をお薦めします.PCの性能や回線の速度が追い付かないと,「開く」のは技術的に無理です.(あとはウイルスバスターの欠陥の可能性もあります.ノートンかカスペルスキーにしましょう)
お示しいただいた方法で、adobeで読むを選びましたら、
エアファイルが破損していました。・・・・・
と言う表示が出てしまいました。
元々パソコンは、60歳を過ぎて始めたもので、これでも最初と比べたら大分使えるようにはなって、自分でも驚くほどなのですが、
新しい機能を取り込むような事は、私には無理のようです。
娘は初め、「ぼけ対策にブログでもしたら」とブログを開設してくれたのですが、私が娘の予想以上にはまり込んだので、今度はブレーキが掛けたくて仕方ないようです。
だから新規の機能を延ばすことには協力してくれません。
ツイッターというものもやってみたいと言っても、娘がやめとけと言って同意してくれません。
これからも見得る範囲で、ぼちぼちとやって行く所存です。
色々と御教示いただきましたのに、頼りない事で申し訳有りません。
20世紀初頭の組合運動では軍隊が組合運動に対抗して駆り出されマシンガン等で組合員を射殺とか良く有りまして、アメリカ合衆国と言う国家は企業の利益は政府が警察や軍隊を動員して守るのですが民衆が民主主義の根本原理を要求してデモ等すると警察、軍隊を繰り出して鎮圧する国なのです。
例を挙げれば切が有りません。
ニューオーリンズのハリケーンは大変だったそうですが、救助に軍隊迄出たのですか?
あの時はニューオーリンズはもう再起不能かと思わされましたが、今は元のように機能を回復しているようですね。
今回の連邦軍が何時でも出動できる態勢を用意したについては、ハイチの地震が教訓なのでしょうか?
はたまた?
ハイチの災害も起因では有ると思いますが災害時に活躍する州兵がイラクアフガニスタン侵略戦争で疲弊しているので、“いざ鎌倉”と言う時に(災害、外国の侵略、大規模テロ等)州兵の人数が足りない事が今回の決定の理由だと聞きましたが本当の理由は政治的エリートの知る事です。
確かに黒人地区は低地ですから,未だに下水道などは補修されていないままだとは予想がつきます.
州兵は基本的に「素人部隊」にほど近い「ベテラン」ですから,無理もないでしょう.
ejnews さんは恐らく知らないと思いますけど,ここ十年くらいの日本の自衛隊も不況のせいで新陳代謝が行われず,しかも「任期制自衛官」と呼ばれる18〜26歳で採用される自衛官が民間への就職ができずに自衛隊に居残ってしまい,特に上等兵や軍曹にあたる「曹」の平均年齢が36.9歳から37.3歳へと上がり,この年齢層は子育ての時期なので余計に安定を求めて「公務員」であることを求めるようです.
>和久希世 さま
もしかすると,パソコンが古くなっている可能性が高いですね.つまり,ハードウェア的な原因で機能しなくなっている可能性が高いです.
私でも1〜2年に1回は作り直します.これがないと生活にも仕事にも影響しますから.ましてや一般の方でメンテナンスの知識がない場合,おおよそ2〜3年が限界じゃないかなと考えることが多いです.教会のパソコンも作り直しました(自作だとすごく安くつくので).
ユーザー名とパスワードの一覧なんかをまとめたり,文書で作っておくと,もしもの時のクラッシュに備えられるんじゃないかなと.(^_^;)
ノートPCはあくまで「携帯用」ですから,数年使うことを考えたら,きちんとしたタワー型の液晶画面が20型以上で内蔵ハードディスクが最低 500GB〜1TBのものをお薦めします.
話題とはずれてすみません.
今晩,お休みになる前に以下の2つをされてみては如何でしょうか.
1)スタート→プログラム→アクセサリ→システムツール→ディスク クリーンアップで,詳細オプション→システムの復元→クリーンアップ→はい→下の行の OK をクリック
2)同じくシステムツール→ディスク デフラグ ツールで「分析」→もし「最適化」が必要と診断されたら,そのまま「最適化」を押して,朝まで放ったらかしておいて下さい.
白いアメリカ人にとって黒人は元々奴隷なのですから、どうでも良いと言うことなのでしょうが、それでは国中に不満が鬱積してしまうでしょうね。
それを押さえる為に軍隊も必要になるとしたら、そのお金で黒人の為になる対策をしたら好いのにね。
でも、眉に火がつくまで動けないのも、人間かもしれませんし・・・・・
アメリカには何とか立ち直って、健康な国になって欲しいものです。
日本が何でもかんでも、アメリカに盲従させられるのは嫌だけれど、でもアメリカが混乱してしまったら、世界が混沌となりはしないかと心配です。
ノートではないのですが、何度も初期化(ウイルスに汚染されたと思って)したので傷み方が早かったかもしれません。
このお正月に修理に出したのですが、何とかの接続部分をクリーニングしましたと言うことで返されました。
お陰でそれをしてもらうまでは、しばしば固まったり切れたりしていたのが、この所起こらなくはなりましたが・・・・・
御自分でパソコンを組み立てられるなんてすごいですね。
次のコメントに今気がつきました。
今夜やってみたいと思います。
有難うございました。
本人の訳の部分でも、冒頭の決まり文句をあたかもオドロオドロしいものの様に書いていたりするのですが、命令の内容とこれを発令したオバマ大統領の意図を正確に分析してのコメントがある事を期待しております。
和久希世さんが読めないのは残念ですが、そのために原典も添付したわけですから。
本当は堀田佳男の記事に対してコメントしたいのですが、は垂れ流しているだけなので質問のしようもありません。
でもコメントによって、大統領令の意図するところの解釈が、色々できると言うことは分かりました。
有難うございました。
やっぱり出ないURLは出ないようです。
ポンコツPCでしょうがないのかもしれません。
色々と御心配頂き有難うございました。
体調が優れないのであれから寝てました.個人ブログも夕食後に書く予定です.
OS が Vista なら,そろそろ買い替えどきかな.もっとも Win7 もメモリを 8〜16GB くらいは積まないとまともに動きません.(^_^;)私はまだ XP です.Win7 は製品の前の段階で入れてみて使い物にならないと判断しました.
私は高校時代から建築家の親父の手伝いに使うため,秋葉原や日本橋でコンピュータをの部品を買ったり台湾から個人輸入して作ったりしてました.十年くらい前に廃刊になったけど「トランジスタ技術コンピュータ」という雑誌はとても役に立ってます.今だと「姉歯」で捕まってますけどね.
教養部の1年で米語の原書の教科書で(当時和訳がなかった)ソフトウェア特に OS とハードウェアの基本を叩き込まれたので,その辺の工学部の卒業生とは年期が違います.Windows3.1 の頃にのぞみの車中でノートPCをばらばらにして組み立て直し,名古屋駅で PHS に繋いだ時には隣の乗客に驚かれてしまいました.
それはさておき,堀田佳男さんのブログの文章を見ると,どうも孫引きのさらに孫引きのようですね.彼の独自の見解じゃなさそうなので,ysJournal さんの言われるように,半信半疑の方が良いかと考えられます.
仰せのとおり見守る事にしたいと思います。
PCの話、私にとっては虎の子のPCですので、これからもあのPCと老骨を労わり合っていくことになると思います。
それにしても多才でいらっしゃるんですね。
ぼんやり生きて来た私には、想像もつかないような事ですが・・・・・
| 私にとっては虎の子のPCですので、これからもあのPCと老骨を労わり合っていくことになると思います。
私のコメント欄かメルアドにでも,メーカーと機種名を書いて頂けたら,何かアドバイスができるかも知れません.
基本的にPCというのは消耗品だと考えて下さい.特にメーカー品,ひどいのは NEC や富士通ですけど,品質の悪い部品を使っているため,故障が早く起きやすいという性質を持ってます.私が使えるパーツを取って作り直した教会のPCも元はPC自作ショップのオリジナルで6年も保ったから立派なものです.デスクトップやタワーだと,これだけ使えば大抵,内部でほこりが貯まってショートして火事になります.
| それにしても多才で
祖父のスパルタ教育と,やはり親父が仕事を家に持ち帰って,土日には家で図面引いたり計算している姿を見ながら,「自分の部屋が高校を出るまでなかった」ことも大きいと思います.
祖父はたまたま警察庁の官僚だったので,男の兄弟はみな旧制・新制大学まで行けたのですけども,伯母や叔母は女学校止まりでした.唯一亡くなった一番上の伯父の連れ合いの伯母が,亡命したソ連のハバロフスク大で一緒になった唯一の大卒です.伯父は自分の心にうそをついて「スターリン万歳」を唱えながら,シベリア科学アカデミーで工学博士を取って帰国しました.元々は大阪高校理科の学生だったのですけども,ロシア語の成績が一番だったので無理矢理徴兵されてしまったのだそうです.
そんな雰囲気の家庭環境で育ったので,皆さんには「多才」に思われてしまうのかも知れませんけど,私は普通の理科系の人間はかくあるべしという信念なので,学生からは鬼と言われております(笑)
自衛隊の事は全く知りませんでした。自衛隊員は「公務員」の様な待遇は受けてないのですか?
アメリカでも兵隊は使い捨てですけど。アメリカも軍隊は志願制で国家防衛の義務と言うより就職先と言う感じで、貧乏な家庭の子供は軍隊に参加する事を約束すると大学で教育が受けられる制度になっているのですが、此の様な事はアメリカ軍は企業の利益の為の用心棒ですから保守資本層がアメリカの貧乏人口を増やす事によって将来の兵隊の人口を確保している事にもなりアメリカの将来は真っ暗です。(最近のアメリカ企業の賃金を低く抑える努力や高賃金が期待出来ないサーヴィス業だけが国内産業として残っている事等を考え合わせると、企業が兵隊になる若者を故意に確保し様としていると考えらるのです。)特に今年になってから最高裁が企業の上限なしの選挙献金を合法化したのですから企業に対抗する政治家は少なくなると思います。
ニューオーリンズですが黒人地区の多くは低地に有った為広大な範囲で家屋が2度と使用できなくなりそれらの地区は政府が住民に立ち退きか移住を要請し黒人コミュニティーは分解してしまっているようです。被害を受けなかった黒人地区の家屋も立ち入り禁止になっている場所が多いそうで、ブッシュ政権のニューオーリンズのデモグラフィーを白人の共和党側に傾かせる狙いと、接収した土地を共和党関係の不動産業者に手渡したりしたりとか色々有るようです。黒人地区では公立の学校も閉鎖され民営の学校(税金によって経営されている。詐欺ですね。)へ子供達は行くようになっている地区も多い様です。
| 自衛隊員は「公務員」の様な待遇は受けてないのですか?
自衛隊員は「複線式」の採用を受けています.
例えば「階級」を持つ兵士の場合,中卒・高卒で採用される「一般自衛官」と,高卒以上で「非常勤」扱いで採用される「任期制自衛官」の二つに分かれます.要するに,民間企業の「常勤雇用」が前者で,こちらは能力に応じて例えば航空学校とか一般部隊などに所属して「普通の国家公務員」として,身体が続くまで定年まで居られます.
ところが後者はまさに民間企業の「非正規雇用労働者」扱いで,年度更新の形で雇用が継続して行きます.ここに「任期制自衛官」という制度の矛盾がある訳ですね.身体を張った肉体労働の公務員ながら,普通の公務員と違って「非常勤」扱いなんです.もちろん自衛隊は組合がありませんから,辞めてくれと言われたら辞めざるを得ないのが「任期制自衛官」の矛盾と言えば矛盾となります.
「任期制自衛官」と似ているのが防衛医大卒の医師です.実は私も貧しかったので防衛医大を滑り止めにしたクチです.もちろん軍医も看護師も階級がついて,長い年月の「奉公参り」をしなければなりません.しかし「年季」を明ければ,国公立や民間の病院へ勤務するのは自由ですし,定年も一般の国家公務員と同じ扱いになります.
防衛大の教官など,教職や研究職に就く人たちは国家上級(1級)公務員試験で防衛省へ入って来ます.こちらは階級がありませんけど,軍人と違って定年は一般の国立大教員と同じ還暦過ぎになります.
| 貧乏な家庭の子供は軍隊に参加する事を約束すると大学で教育が受けられる制度
防衛医大がまさにそんな感じですよ.付属看護学校も含めて.
| 保守資本層がアメリカの貧乏人口を増やす事によって将来の兵隊の人口を確保
実際,軍隊に志願すると,実家には多額の「命ガネ」が払い込まれ,クレジットカードが使えるようになったために破産するケースも多いですね.日本でも某銀行の「宝くじ」が毎年そういう悲劇を生み出してますけど,誰もそれを批難しない.
処でkaetzchenさんのブログの新しいエントリー読まさせて頂きました。
世の中には色々な人がいるもので、私も昨年あるブログでアメリカのキリスト教について議論した所、其のブログで私とブログ主のコメントが突然消えてしまい、数日後ブログ主のコメントが全く違った物となって其のブログに現れたのです。歴史の改竄と言う行動なのでしょうが呆れてしまいました。
では健康に気をつけてください。
| 処でkaetzchenさんのブログの新しいエントリー読まさせて頂きました。
アホらしい愚痴ですみませんでした.私のブログは基本的に「不真面目で」「政治ブログでない」ことをモットーにしてますので,適当に読まれて下さい.世の中には真面目にアメリカの論文を毎日検討している内科医の,本当に頭の上がらないブログも幾つかあって,専門外の内科学について勉強させてもらってますけどね.ただ,動体視力が追い付かないせいで,一日に読めるテキストの量が決まっているため,仕方がない時にはイヤホンで音声読み上げソフトを使ってたりします.
| アメリカのキリスト教について議論した所、其のブログで私とブログ主のコメントが突然消えてしまい
いわゆる fundamentalist なんじゃないでしょうか,そのブログ主.私は昔はカトリックだったんですけど,離婚を契機に methodist へ変わりまして,教会では旧約聖書続編について詳しい信者ということで牧師に良いように使われております(笑) 教会に点字聖書 (新共同訳,英語の Today's English Version にあたる) を寄贈したら,さすがに量の多さに驚かれました.暇を見つけては,インデックスをつけています.墨字でないと読めない人のために,聖書本文も 2006年版で注をつけていたりします.
ちなみに日本では関西地方の fundamentalist の教会に消火器爆弾が投げ込まれるという事件が多発しております.私は fundamentalist の教会に潜入した Power for Living つまり統一協会による内部犯行だと考えていますけどね.
宗教○○○○は怖いです.
処でキリスト教についての論争はあるブログ主がキリスト教について私には一寸間違った(つまり全てのキリスト教に問題があるという様な事とか、ファウンドメンタリスト達の勢力が現実よりも人口的に多い様な記述をしていたので)様に感じられるので私の意見を述べたのですが解かってもらえませんでした。挙句の果てにユダヤ人差別者の様に言われてまいりました。
あるブログで日本はガラパゴス化(技術や文化が他の国際社会と較べて特殊化し技術等が国際社会へ移植出来ないと言う事のようです)が起こっていると言う説明を読んだ事が有るのですが、科学技術面の話だったと思いますが国際社会を理解する仕方にも特定の日本人の間ではガラパゴス化が起こっているのかなとも感じた物でした。
色々興味深いお話を有難うございました。
宗教問答も色々利害が絡んでくる事もあって、ややこしいのでしょうね。
組織が出来るとどうしても人間は・・・・・
でも組織がなかったら、好い教えも広める事ができないし・・・・・
尚、PCのこと色々と有難うございました。
折角ですが、不完全でもこのままで行くことにします。
私が下手に触ると、想定外のミスを起し、潰してしまう恐れが(経験上)濃厚ですので・・・・・
| 日本に帰ると田舎に引篭もり自分の食べる分だけの農業をしようかと考えています。
田舎と言っても,どの規模のものを指しているのか分かりませんけど,かなりの資産を準備して,まず農協の農業公社と話し合い,できれば2年ほど農業大学校で研修を受けられることをお薦めします.農業というのは極めて地域性の高い産業ですし,また地域の人々と協力し合って労働力を確保しないとできないので,頭だけで「有機農業」とか言い出すと必ず失敗します.私も過疎地に勤めだして,こういう現実が分かってきました.(だから給料が低いので徹夜の当直に手を出したのが失敗の元(笑))
私の知り合いの大学教授も「有機農業とはどういうものか」を実践するために農地と家を借りて山奥で半農半教の生活を始めて十年ほどになりますけど,やはり「車がないと生活できない」「雷による停電が多いから自家発電機がないと電話もネットも使えない」など,不便なこと極まりなし.彼は理学部動物学科の出身ですが,今は文科系の学生に社会学を教えています.そして「実習」と称して,学部生や院生を自分の農地に連れてきて農作業をさせていたりします.結果,分かったことは「有機農業は甘くない」という現実でした.
私の大学の同級生 (文学部) も「出来ちゃった」で学生結婚し4年で卒業して実家の農家を継ぎましたけど,農業だけでは食えないので結局農協に就職しました.そんな訳で兼業農家の生活を未だに続けております.彼の場合,幸いにも子沢山で,子供たちが農作業を手伝ってくれたせいで何とか赤字にならずに済んでいるとのことです.元専業農家で数haもの大地主さえこれですから,かなり大規模に展開しないと経済的にきついですよ.あと,子供が多いことでムラが活性化するというメリットもあります.
第1次産業でメシを食うということは共同体の中に入って溶け込んで苦楽を共にするという事ですから,それだけの勇気も必要です.フィンランド人のツルネン・マルティさんという民主党の国会議員も元は宣教師,英会話塾を経て,今は兼業農家で,国会に出る前は湯河原町の議員も経験しています.御殿場の山奥で苦楽を共にしたからこそ,町の人たちが応援してくれた訳です.
| ファウンドメンタリスト達の勢力が現実よりも人口的に多い様な
彼らは創価学会と同じで「教勢」を水増ししますからね(笑) 東北学院の浅見定雄さんが指摘してましたけど,カルトの典型的な特徴だそうです.日本や韓国でも同じ現象が起こってまして,今の日本基督教団の議長が fundamentalist なために,日本ギデオン協会まで特殊な fundamentalist 用の聖書を作らされて大赤字に陥っております.何のために Methodist Church や Catholic Church がお互いに妥協して「新共同訳」聖書プロジェクトを開始したのか.特にひどいのが韓国で,人口の半分が catholic だったはずなのに,首都ソウルで fundamentalist が急激に増えたせいもあって,かなりの水増しがされております.日本だと久保田早紀なんかが fundamentalism の宣伝を先日NHKラジオでもしておりましてむかつきました.
| あるブログで日本はガラパゴス化(技術や文化が他の国際社会と較べて特殊化し技術等が国際社会へ移植出来ないと言う事のようです)が起こっている
はい,管さんの本業でもある「弁理士」(工業特許だけに特化した弁護士) 資格を取ろうと勉強して分かったのですけど,日本工業規格 (JIS) だけが幅を利かせていて,ISO 規格に合わせようとしない頑固さが日本の工業技術の欠点じゃないかって思いますね.先日のプリウスの油圧ブレーキシステムのプログラミングミスもその一例でしょう.ちなみに JIS ハンドブックは全巻買うと10mをはるかに超えるので,とても個人では買えません.図書館でも置いてある所は少ないです.
P.S. >和久希世さん.PCの件では記事と関係ない余計な口出しをしてすみませんでした.ただ,一知半解さんは「論理的な考察力のない人」で,他のブログでも困ったちゃんですから,いちいち反論せずに「放置プレイ」にした方が良いでしょう.ネットでは「無視する」ことが一番のお仕置きです.個人的には私のブログで書く予定のクリントン氏の2本のステント手術と中曽根氏の公文書記録に興味があります.組織というと,先日日教組の人と社民党の人と話し合った時,お互いにそんな愚痴が出ましたよ.ちょっと意見が違うと「魔女狩り」のように騒ぐ人がいるから困る.民主党みたいに少々変なのがいても許すくらいのゆとりが欲しいですねという話になりました.石川さんも新党大地に入党して,宗男さんに保護してもらう方向へ向かうといいですね.
一知半解さんは、本当に分からないであんな事を書いてこられるのでしょうか?
だとしたら、かなり頭の中がカルト化しておられると言うことでしょうね。
只私はネトウヨの人の真摯な反論と、やりあうのは嫌いではないのです。
もし私と議論する事によって、目が醒める人が一人でも出来たらという思いからです。
ですから賛成のご意見も、力づけられて有り難いのですが、反対論をぶっつけてこられる人は、大歓迎と言うわけです。
他に何の能も無い私ですから、もしそういう形ででも、誰かのお役に立てたら嬉しいなという分けです。
>只私はネトウヨの人の真摯な反論と、やりあうのは嫌いではないのです
私もまともな右翼の人となら,直に話し合って結局お互いの立場を尊重しようってなところへ落ち着かせたことがあります.
だけど,ネット空間ではそれは無理なんじゃないかなというのが,今までの経験論です.
鳩山首相の弟の邦夫氏が献金問題で兄が先にせびったと国会で騒ぎ出したのも,単純にカルト的な「信念」から自民党の次期総裁候補にでもなりたいという思いがあったりして(笑) ああなったら,人間おしまいですよ.
ただ,あまり熱中しすぎて,白内障になったりとか,胃潰瘍になったりとかされないよう,十分に身体をいたわって下さいね.
まぁ,この話は別のコメントの話ですから,私はこれで引っ込みます.
このブログは余りコメントがもらえないブログですので、何とか持っているのかもしれませんが、も友とが怠け者ですので体を壊すまでやる事は無いと思います。
こんな事自慢げに言うことでは有りませんが・・・・
御心配有難うございました
私の農業は庭より大きい畑で自分達の1年の食料が確保出来れば良いなあと言う事を考えています。
日本に引っ越す理由は妻が病弱で年を取る前に日本で生活がしたいと言い出した事と、私の両親がもう年で日本だとイザと言う時に便利と言う事等があり此処数年の間に日本に引越しを計画していますが状況は厳しいようですね。
兎に角、色々有り難うございました。
和久希世さん、余り関係ない話をしてしまって申し訳有りません。妻が特殊な病気で夏の暑さ特に日本の蒸し暑さはダメなのです。日本で夏も涼しく都市に近い便利な田舎と言う様な御伽噺にでてくるような所を探しているのです。何処か良い所はないでしょうか?
確かに奥さんの病気に関して言えば,乾燥したアメリカの方が良いかも知れませんね.日本だと東北地方の,例えば仙台の近郊は如何でしょうか.泉区とか太白区とか青葉区だと地下鉄で都心に出られますし,特に中心街の青葉区は医療機関も充実しています.岩手県の盛岡市も農大で研修を受ければ,1年食べられるだけの作物は取れるんじゃないかと思います.医療費のためには現金収入は必須ですので,お薦めと言えばこの2大都市になりますね.
>規模の大きなスーパーマーケット等の有機農耕栽培と言う表示は先ず疑った方が良いのです
アメリカのはひどいですね.私もあれこれと調べたことがありますけど.
日本の場合,一般的には「有機農法をしている農家」と提携して,「農家の野菜のコーナー」をしつらえているスーパーが多いようです.
企業で大規模に農業を展開しているというと,茨城県のイオンがそれにあたります.しかしここは「低コスト・低価格」の農産物を「新鮮で清潔な状態」で首都圏へ送ることを目的とされていて,「有機」はあえて名乗っていません.そういう意味では逆に信頼できると言えるでしょう.民主党はそういう意味でも「現実路線」なのかなと裏読みしたりもします(笑)
日本は遺伝子操作された農作物栽培を許可してないので其の面では安心出来ると思いませんか?
唯、モンサントのラウンドアップ等と言う除草剤が使用されている事は非常に危険な事だと言うこ事だそうです。
其れと、目の状態が余り良くないと言う事だそうですが気をつけてください。私も今日眼鏡屋さんで目の検査をして貰い新しい眼鏡に200ドル位出費しました。
>ejnews さん
| 何時も貴重な日本の情報を有り難うございます。
今の日本のスーパーで一番大きいのが岡田外務大臣の実家が経営してるイオングループですけど,ここは WAON という「匿名の電子マネー」を使うとポイントが増えるのが便利です.入院前にも5kgのコメを買うと100ポイントつまり100円分のおまけがついて,電子マネーに繰り入れられて得をしました.クレジット機能があるカードもありますけど,これだと個人情報を全て捕捉されてしまうので,わざと匿名の WAON カードを使ってます.こちらはあくまで商品の売れ筋情報だけがイオンへ届くので,毎月3〜5万円ほどチャージして色んな買物に使っています.コンビニのファミリーマートでも使えるようになりました (けど行かない).
| 日本は遺伝子操作された農作物栽培を許可してないので其の面では安心出来ると思いませんか?
そうですね.ただ,7&i HD の子会社のファミレスとか吉野家とかマクド (マックは Mac のこと.関西弁です) とか居酒屋のワタミなど,狂牛病プリオンに汚染された米国産牛肉を使っている外食産業も多いので,油断はできません.
もっとも,遺伝子操作が必ずしも悪い訳じゃないです (私も若い頃やってたので).要するに安全性試験をきちんとできる規模の「生化学反応」ができるかどうかです.でないと,私が毎日5回射っている,遺伝子組換え大腸菌のコリーちゃんが作ってくれた,ありがたいインスリンのような低分子の化合物 (ホルモン) でも危なっかしいということになりますよね.
他にも漁業の分野では環境ホルモンも問題になってますけど,あまり話題と外れると良くないのでやめておきます.
| 唯、モンサントのラウンドアップ等と言う除草剤が使用されている事は非常に危険な事だと言うこ事だそうです。
実はこれがTVショッピングで派手に宣伝されていて,大問題になっています.民放には良心はないのかという非難囂々があちこちで言われてますけど,少数派の意見としてマスコミはNHKでさえも取り上げません.
| 其れと、目の状態が余り良くないと言う事だそうですが気をつけてください。私も今日眼鏡屋さんで目の検査をして貰い新しい眼鏡に200ドル位出費しました。
日本では「弐萬円堂」という安物メガネのチェーン店があちこちで撤退しています.郊外に店を出したからですけどね.「メガネの田中」など,ショッピングセンターに出店した所は辛うじて生き残っていますし客も多いです.
そちらではまず眼科医の診断と測定をして,処方箋をもらってから眼鏡屋へ行くという習慣はやはり保険制度が未発達なのでないのでしょうね.私は基本的に眼科医に処方箋をもらって,メガネ屋でレンズを注文してから,メガネが出来上がった後で微調整をしてもらいます.私の場合は特殊なレンズなので,前払いですけどね.
記事と関係ないお話でも、一向に構いません。いつも寂しいコメント欄が賑わっていて嬉しい限りです。
日本は冬は寒いところと暖かい所の差がかなり有りますが、夏は北だから涼しいとは限らないようです。
仙台も良い所らしいですね。
私自身が今住居移転できる身だとしたら、
瀬戸内沿岸が第1希望です。
只愛媛県に原発が既に有り、上関がどうなるか分からないというところが気になるところですが・・・・・
騒がしい「こねこ」が混じってきてすみません.
# うちの「にゃ〜2」は発情期で女漁りのため粉雪の中,どっかへ行ってしまったのですけど,エサだけは置いておくと食ってます.
少なくとも広島市から西は日本海から寒気が入って来ますから,長浜市のような感じだと思っておくと良いかと.暖かいのは下関と広島の街中だけかな.ちょっと山間部へ入るとそこは雪国です.
ただ,大阪の暑さは異常ですね.みんながエアコンをかけるから,余計に外の暑さが増すし,福井の原発銀座に頼らざるを得ない.橋の下も南港に原発の2つも作ればいいのに(笑)
上関町の議会選挙は定数が2減って12になったのと,反対派が総計6名なので,反対派が全員当選したとしても五分五分の戦いとなります.純粋な反対派は5名で,1名は共産党だから,裏切る可能性もなきにしもあらず(笑)
また関係ない所でコメントつけてごめんなさい.
先日書いていた在日韓国・朝鮮人についての詳報は,現在朝日新聞が「在日華人」という特集の中の「朝鮮族 アジア結びたい――第10部〈鼓動潮流〉」というシリーズでまとめています.url は
http://www.asahi.com/special/kajin/TKY201002120316.html
ですけど,読めなかったらごめんなさい.大阪本社版でしたら古新聞の中にあるんじゃないかな.
それから,先ほど「コリーちゃん」と書いたのは「大腸菌」の学名の Escherichia coli bacillus (英語だと bacteria) の愛称名です.うちの業界ではいつもこう言ってるので,専門外の人には分からないと思いまして.ごめんなさい.
ちなみに,関空が日根野の僻地に造られたのはあの付近に多い創価学会系の土建会社への公共事業の丸投げだったそうです.おかげで大阪環状線は特急も各駅も USJ 行きも混じって,目茶苦茶なダイヤになっていて,60年安保以前の,山手線と京浜東北線が分離してなかった頃のような感じになっております.福知山線事故もそうですけど,JR西日本はダイヤ編成そのものに矛盾が多いです.何で市街地に近い南港をさらに埋め立てて関空を造らなかったのか.そうすれば大阪市内になって税金も儲かるし,地下鉄四ツ橋線を延ばせば赤字も解消できるだろうに.ほんまに「商都」かいな,そうかいな.
このURLは開きました。
日本で活躍しておられる朝鮮族の人が大勢紹介されていましたね。
只その中で気になった事がありました。
妻が日本に帰化しようと言った時、夫が「民族の誇りを捨てるのか」と言って、帰化する事に反対したというところです。
在日朝鮮人の人が、何故帰化しないのかについて、帰化する事を阻む両国間の約定が有るとか言う説も聞いた事が有ったのですが、
そういう(帰化についての)障害を取り除いて、
日本人になろうと思う人にだけ、選挙権は与えられるべきなのでは無いかと思いました。
長期滞在中とは言え、日本人になる事を潔しとしない人に迄、
例え地方選挙であっても、選挙権を与えるのは間違いなのではないでしょうか。
もし私が逆の立場で韓国にいるとして、
日本人の誇りを捨てたくないと国籍を変える気にならなかったら、選挙権を欲しいと迄は言わないと思います。
長期滞在の外国人にも、地方の選挙権を与えると言うのは、在日の人も税金を納めているのだから、地方の選挙権くらい与えてもよかろうとの趣旨らしいですが、
税金を納めているから選挙権があるのではなく、選挙権は国民の権利であると言う原則にもはずれると思います。
だから日本人として、大事な国、日本の事を考えようと言う趣旨で、選挙は行われねばならないと思います。
税金がどうのと言い出したら、税金を納めていない者には選挙権は無いと言うことになり、限定的民主主義になりかねないのではないでしょうか。
貴コメントの趣旨に反しましたが・・・・・
url が開けて良かったですね.(^o^)
| 妻が日本に帰化しようと言った時、夫が「民族の誇りを捨てるのか」と言って、帰化する事に反対したというところです。
このことは大学の同級生の「在日韓国人」から,複雑な経緯を聴かされています.つまり,北朝鮮籍の人たちは最初から「朝鮮名」を名乗り「在日外国人」として生きているので単純だと.
ところが,在日韓国人の場合,特に人口の多い大阪の生野区とか東大阪市がそうなのですけど,日本に帰化して日本名を名乗るべきか,あくまで韓国籍として「韓国名」を名乗るかは,生き方の問題として親戚同士でも議論になるとのことです.実際,大学時代には「韓国名」を名乗っている同級生が名簿上は日本名なのに気が付いて,君は帰化したんだねと尋ねたことがあります.私も時代は違うけど同じ立場だと言うと,上記のことを教えてくれました.
同じことは日本人が外国へ移住して,さらに名前さえも変えてしまう時にも関わって来ます.例えば私のブログで取り上げた,マンガ家の高橋由佳利さんはトルコ人と結婚してトルコ国籍になってますから,当然戸籍上の名前はトルコ語に変わってしまっています.同じことはデンマーク人と結婚した萩岩睦美さんにも言えます.女性の場合,特に「嫁に行く」ことが関わるので,この「改姓」「改名」問題は深刻にアイデンティティ (民族の誇り) の問題として関わってくると思うのです.
似た例で,私の知り合いの台湾人夫婦の場合,共に帰化しているのですけど,奥さんの方が中華学校で教育を受けたため,結婚するまでは「在日台湾人」でした.そこで,結婚する際に新しく戸籍を造り,さらに中国人や朝鮮人の女性は結婚しても姓を変えませんから,日本のやり方に従って,元の姓を名前の上にくっつけて姓1文字+名3文字にして改名したとの話です.
| 在日朝鮮人の人が、何故帰化しないのかについて、帰化する事を阻む両国間の約定が有るとか言う説も聞いた事が有ったのですが、
というよりも,やはり日本に100年前に占領され植民地にされ,約半世紀に渡って民族の誇りを踏みにじられたという歴史は少々のことではぬぐい去られませんよ.ソウルの中心の南大門も火事で焼失される前に,やはり戦前に日本政府によって「改造」されていたそうです.幸いに「改造される」前の図面が残っていたので,消失を契機にして完全に建て直すのだそうです.北朝鮮も貧乏でお金は出せないものの,民族の誇りとして応援するとのメッセージを伝えたと北朝鮮の新聞に記事が載っていました.
私の知り合いにもう96歳になる熱心な信者というか長老がおられるのですけど,彼は戦前に師範学校を出て,赴任したのが今の北朝鮮の小学校だったのだそうです.しかし,日本語が分からない生徒たちは学校をさぼって両親の農作業を手伝うばかりで学力がつきません.それで彼は一大決心をして朝鮮語を独学し,讃美歌も朝鮮語に訳して,出欠や注意は全部朝鮮語でしたそうです.すると突然,出席率が上がり,両親も窓の外から見学しに来たとのこと.朝鮮戦争で韓国へ逃げた教え子たちが同窓会の度に,彼に航空チケットを送ってくれると言ってくれました.
| そういう(帰化についての)障害を取り除いて、
| 日本人になろうと思う人にだけ、選挙権は与えられるべきなのでは無いかと思いました。
というか,地方選挙も国政選挙も,例えばツルネン・マルティさんや蓮紡さんのように,帰化すれば選挙権も被選挙権も与えられています.要するに「在日外国人」の割合が朝鮮人よりも中国人の方が多くなったため,それを恐れた「無能なキチガイ極右」が自分のメシが食えなくなると直感して騒いでいるだけじゃないでしょうか(笑) 無能は去れば良いのです.彼らが大好きな資本主義の考え方をそのまま,彼らに突き返したいですね.
| 税金を納めているから選挙権があるのではなく、選挙権は国民の権利であると言う原則にもはずれると思います。
実は一部の右翼は,ソフトバンクの孫社長のことを揶揄しているんじゃないかと思うんですよ.例えば野球の王さんは昨年ようやく,博多山笠の「台上がり」を許されました.つまり,完全に「名誉日本人」「博多っ子の名誉」として右翼ヤクザからも迎えられた,ということになります.でも,王さんが「台上がり」したことさえ不満に思っている極右ヤクザがいることも事実です.ましてや,急成長した IT 産業のソフトバンクの社長の孫氏には華僑というだけで反発を持つ人が多いです.同じように亡き萱野茂さんが民主党 (社会党) の国会議員に立候補した時も,アイヌ民族に対する差別意識を前面に出した右翼の妨害にあったそうです.北海道はもともとアイヌ民族の「固有の領土」ですから,国会議員に出馬して何が悪い,ですよね.
処で、私も米国籍は取らずに今までダラダラとアメリカ生活を続けてきましたがアメリカでは過去に税金を払っている永住権保持者は選挙権が有った時代が有ったそうです。
私の場合若し選挙権が有れば子供達の事を先ず考えますからアメリカの庶民が民主主義を甘受出来る社会を築く政治家に投票すると思います。
面白い事に気が付きましたが、私がアメリカが嫌いでアメリカ人の為にならない政治家に投票するとすれば共和党の右翼政治家に投票するでしょう。そうするとある種のアメリカ人からは愛国的行為だと褒め称えられると言う思っても無い結果になると言う事です。
つまり、日本でも合法的に永住権を持っている人に投票権を与えると日本の嫌いな人は自民党や公明党に投票し、世界平和や民主主義を親権に考えている人は外国人でも其れなりの候補者に投票すると思いますから、私は気化していない朝鮮半島人や中国人に選挙権を与えても悪い場合でも右翼の日本人がする投票以上悪い事は出来ないし、在日朝鮮人や中国人が自民党や公明党に投票する確立は高いのでしょうか???
此の様な事を考えると民主主義や世界平和にとっては実は合法的に永住権を持っている外国人には選挙権を与えた方が酔うのではないのかとも思ってしまいます。
では------与えた方が良いのかとも-----の間違いでした。
私は在留外国人に対する、偏見とか悪意とかは全然持っていない積りですが、
選挙権を与える前提は、その国民であると言う事は、守るべきであると思います。
その為に、日本に悪意のある者が、日本国籍を取って、日本を傾けるような者に投票する危険があるとしても、それが国民の権利である以上仕方ない事では無いでしょうか。
生まれながらの日本人だって、そういう者がいないとは限らないのですから。
尚kaetzchenさんの御先祖が、室町時代に拉致されてこられたからと言って、もう在日朝鮮人とはいえないと思いますよ。
今日本人と言っている者の、何%の人に室町時代の先祖をたどれるものがあるでしょう。
元々日本列島は、大陸からの渡来人とか、南方の海洋民族とかが寄り集まって出来た民族ですから、いろんな要素が入っているのではないでしょうか?
アフガン戦争が起きてから、あの地の人々がテレビに映されるようになって、私は自分の父親と良く似た人相の老人が、何人も目に付きました。
父の先祖の中に遠く中東から来たものがあったのかもしれないとその時思ったものです。
私の兄弟は、インド系あり中東系あり、インドネシア系ありと、様々な人種の特徴のものがあるような気がしています。
因みに私の両親は、古くから備後の国に住み着いていた、土着と言っても良いような家の生まれですが・・・・・
何処のご兄弟でも、(色々な要素が混じっている)そうなのでは無いでしょうか?
在日朝鮮人は北朝鮮政府の,在日韓国人は韓国政府のイデオロギー的支配を受けているので,仕事などで利益が一致しない限り (例えばパチンコ台の納入とか焼肉設備の納入など) なかなかコミュニケーションをうまく取れない一面があります.私の大学時代も中曽根政権になると北と南とが何となく気まずい雰囲気になった事を知ってますから,卒業後の人間関係にも政治が影響を及ぼしているのは事実です.
ただ,幸いなことに,中国から移民してきた在日コリアンや,旧ソ連のカザフスタンから移民して来た在日・在華コリアンのネットワークのおかげで,極東ロシア・北朝鮮・中国・韓国・日本の間にゆっくりとながら,人間や経済の交流が芽生えてきたのは事実です.
だから,地下銀行がどうのとか,政治力で朝鮮銀行を潰すなど,以ての外だと思いますね.
あと,暴力団には一定の割合で在日韓国・朝鮮人がいますから,彼らは「日本人になりたい」一心で「自民党に投票する」でしょうね(笑) 京都には特に多くて,会津子鉄という暴力団の前の組長は在日コリアンでした.「日本人になりたい」という,まさに妖怪人間のような悲しさが彼らの心のうちにあることは常に頭の中に入れておくと良いでしょう.カリフォルニアの州知事のようなものだと思うと分かり易いかと
うちの場合は蔵に家系図だとか資料・史料がありますから(笑)
結局,医家や武家など,ある一定の収入が約束されたインテリ階級でないと,先祖をたどれないのではないでしょうか.だから何%かどうのという議論は最初からナンセンスだと考えています.
>元々日本列島は、大陸からの渡来人とか、南方の海洋民族とかが寄り集まって出来た民族ですから、いろんな要素が入っているのではないでしょうか?
それは柳田國男の『海上の道』という文庫本をお読みになられると分かると思いますけども,実はその本に書いてある内容の,そのまま洗脳に過ぎません.民俗学では過去の学説です.
>私の両親は、古くから備後の国に住み着いていた
備後でしたら鞆の港がある通り,海上交通の要所でしたから,様々な国々との交易とか人間の交流もあったでしょう.実際,福山や尾道や三原の街はそのようにして形成された街です.
つまり,耶蘇は「日本人」じゃないんですよ(笑) その証拠に,町内会長と「氏神・護国神社・靖国神社への玉串料」の不払いに関して,現在地方裁判所で係争中です(笑) 向こうはまさか裁判に訴えて来るとは思っていなかったようで,市報も回って来ないという「いじめ」作戦がきっかけになってますから,向こうの負けです.
「日本人」を人種的に定義することは生物学的にできません.あくまで「日本人」というのは「神社を中心とする年中行事に振り回される」民族としか言い様がない文化的存在なのです.
そうですか。
そういう意味では生粋ではないのかもしれませんね。
でも日本人はキリスト教徒でも、生粋の日本人と思っている人も多いと思いますが
国とは幻想なのかもしれませんね。
でも、ハイチの現状を見聞きすると、
日本人はまだまだ恵まれているんだと思います。
そういう意味でも、国は大事にしたいものですね。
# それにしても,また派手にケンカを売りましたね.一応,応援コメントをつけておきましたけど.
>でも日本人はキリスト教徒でも、生粋の日本人と思っている人も多いと思いますが
はぁ,確かに教会の信者にもそういう人は多いですね.もっとも上に書いたように「日本人」の定義の問題が食い違っているせいじゃないかなと思いますよ.
私はガチガチの理科系だし,しかもクリスチャンなので,論理的に詰めて「日本人」という「民族」「文化」を定義しようとしますから,それをあいまいにされると,大江健三郎のように屁理屈のかたまりになってしまうんですよ(笑)
特に19世紀後半から第一次大戦の引き金にもなったセルビア民族運動、其れの続編のつい最近の昔のユーゴスラビア紛争、アフリカで頻発している民族間の悲惨な争い等に見られる“民族国家”と言う名の下に行われている少数民族虐殺等が余りにも悲惨な為(保守右翼と自負している人々は此の民族カードを政治支配に利用する事は世界的な現象です。つまり右翼矢保守が政権を取ると国際紛争が起こり易いと言う事になると思います。)欧米の右翼保守派以外は民族を単なる一寸したDNAの差に留める様に努めているのだと思います。
派手に喧嘩を売った積りでは無かったのですよ。
詐欺論者と言う言葉を広めて、陰謀論と言う逃げ口上の力を削ぎたいと思って、記事に仕立てたのです。
こんなブログでやっても、幾らも広まりはしないでしょうが・・・・・
生粋の日本人という言葉は、一般的に使っているくらいの意味で言ったのですが、
学者さんに言ったら、喧嘩を売ってしまったことになりますね。
引っ込めましょう。
民族ということにこだわって、東ヨーロッパでは血なまぐさい事が続いているらしいですね。
生粋の等と言う言葉は、余り不用意に使ってはいけなかったと反省しています。
| 学者さんに言ったら、喧嘩を売ってしまったことになりますね。
ははは(笑) 気にしなくてもいいのに.一つ知識が増えた,くらいに思って頂ければ幸いです.逆に,皆さんと違って,私は本当の意味の「バカ専門」ですから.
でも,一応「肉体労働者」なので「組合活動」なんかもして学生どもにマルクス主義を扇動したりしてるんですよ.でも,良い所のお坊ちゃん・お嬢ちゃんは高額の奨学金に酔って「労働者としての自覚」が全くないようです.私みたいに身体を壊してからでは遅いってことが分からないんでしょうか.だから皮肉っぽく「患者さんのために死ね」と言ってます(笑)
お医者さんが肉体労働者ですか?
確かに、忙しい病院のお医者さんは、本当に時間に追いまくられておられるそうですね。
特に産科のお医者さんは、人の生まれるのに夜も昼も無いので大変らしいですね。
以前にドキュメンタリー番組を見た事があります
その後で全ての病棟を回診して,全ての患者の状態を把握し (うちは精神科の専門病棟がない),薬を処方したりカウンセリングしたりすると夕食時間をとっくに過ぎてしまったりします.
最近は精神科を志望する学生が多いので,その面倒も見ないといけないので,一見して座りっぱなしの精神科医でさえ肉体労働者になってしまっております.
私も剣道部にいたから,そのおつりで外科へ進んだようなものです.産婦人科は小児科との連携が必要だし,術式そのものは外科そのものですから,外科出身の産婦人科医でないと例えば腹腔鏡手術などで直接子宮などをいじることは難しいです.帝王切開なども内側の「後産」も処置しないと大量出血に至るため,縫う技術が要求されます.子宮は比較的縫うなどのストレスに強い臓器なのですけど,デリケートな女性のお腹を傷つけるわけですから,できるだけ傷跡が残らないようなテクニックも必要です.マスコミは恐らくそこまでは伝えていないんじゃないかなと思いますよ.
外科はどんな怪我人が、何時かつぎ込まれるか分からない、大変なお仕事ですね。
大型の交通事故となると、想像を絶するものが有るのではないかと・・・・・
私自身も、2回外科の御厄介になっています。
1回目は帝王切開、2回目は骨折でした。
私は高齢初産でしたので、豊中私立病院で帝王切開してもらったのですが、担当のお医者さんが、親指と人差し指をちょっと広げて、
「これ位しか切らへんかったからな」と笑いながら言っておられたのを思い出します。
痕が小さくて済むようにと、頑張ってくださってたのでしょうね。
感謝が足りませんでした。
又一昨々年11月には、自転車に乗っていて、自分で転んで肩の骨を複雑骨折(骨量が低い為)して、大津私立病院に入院したのですが、
担当医の先生が、4時間もかかる手術を頑張ってくださったお陰で、不具者ならずに済みました。
手術前には、万歳(手を上に上げる事)も出来なくなるかもしれないと言われていたのですが、丸2年過ぎた頃には、機能的にも元通りにまで回復し、現在は万歳でも何でも出来るようになっています。
怪我をしても、手術してもらえなかったら、命を落とすか、不具者になるしかなかったかもしれない者にとっては、お医者様はは神様です。
怪我人を(勝手に)代表して、外科医の先生方に感謝申し上げます。
>和久希世 さま
すみませんが,私は「お」とか「様」がつくような「偉い人」じゃありません.今では障害者枠でコネで潜り込んでいる,ただの「廃人」ですよ(笑)
私は入り直した大学院では「救急外科」しかも「3次救急」という「生死の境をさ迷う状態の人体」を専攻してましたので,産婦人科を初めとして様々な外科系を研修しました.交通事故どころか,鉄道自殺なんかは悲惨そのものです.
| 私は高齢初産でしたので
ですね,娘さんの年齢から想像しておりました.大変でしたね.
| 又一昨々年11月には、自転車に乗っていて、自分で転んで肩の骨を複雑骨折
これも大変でしたね.私も実は一昨年の夏,雷雨の雨宿りに駆け込んだコンビニのゴミ箱の前で軽ワゴン車がバックで突っ込んで来て,ゴミ箱ごとコンビニのガラスを突き破って,コピー機と ATM を破壊してしまいまして参ったことがあります.幸い,骨折の方は軽くて入院中もブログを書いてたほどですけど,あとで肝臓が一部破裂してることが分かり,緊急手術で私のフォアグラはほぼ半分になってしまいました(笑) 自分が外科医だったから,触診で(Tシャツ1枚だったし)骨折箇所とか肝臓破裂が分かったため処置が早く,入院期間も短くて済んだのかなと思ってたりします.
しかも,軽ワゴン車の持ち主は助手席にいた妊娠中の女の子.新婚旅行の帰り,かつ過激なビキニ姿だったもんで「わいせつ物」云々でも,捕まった交通警官に怒られてたそうです.彼らの両親も私より少し年下の同世代で,勤めていたマツダを依願退職させられ,今は農業専業だそうで,警察病院で生まれた赤ん坊の写真も見せてくれました.二人とも高校中退なので,刑務所で農業の基本を学んで出てきたら農業大学校で研修を受けて家族で農業を継げという恩情判決にしてもらいました.(実は農業大学校を卒業すると短大卒の学歴がつくおまけがもらえるのです)
肝臓迄傷つける事故にあわれたとか、それこそ大変でしたね。
でも怪我をしたときって、意外と痛さに耐えれるものなのだな〜と感じました。
私はその怪我をした後、2〜300メーターの道を歩いて家まで帰ったのです。
主人が近所の病院いくつかに電話をかけて、
お昼の2時過ぎだったのですが、何処も出てくれるところがなかったので、救急車に電話して来て貰ったのでした。
手の角度から、脱臼したのかなと思っていたので、救急車を呼ぶのは悪いかと思っていたのでした。
心配になって、お医者さんに「これは救急車を呼んでも良いような怪我だったでしょうか?」と訊ねてしまいました。
「充分、呼んで良い怪我でしたよ。」とそのお医者さんは太鼓判を押してくださいました。
複雑骨折とは思いもかけないことだったのでした。
その時は他に怪我人などが全然なかったお陰で、救急外来の4人のお医者さんが、交互に診てくださって、骨折部分(肩とは別に腕も折れていましたので)に血管が挟まっていると言うことにすぐに気がついてくださって、ちょっと痛いですよと言って、骨を引っ張って挟まれた血管を元に戻す処置をして下さいました。
おかげで、神経なども傷つけずに済んで、障害を残さずに済んだのではないかと感謝しています。
早く見つける事ができたら助かるが、遅れると手遅れになるような場合、運も大きいと思いますが、私はごったがやした救急外来でなく暇なところに連れて行ってもらえて、運に恵まれていたのだと感謝したものでした。
その点、お医者さんご本人の場合は、侍医つきのようなもので、心丈夫ですね。
| 肝臓迄傷つける事故にあわれたとか、それこそ大変でしたね。
そうでもないんですよ.肝臓というのは面白いことに,切っても止血さえ確実にしておけば (要するに大静脈と繋がっているし,すぐ裏には大動脈もあるから手技に熟練が必要),勝手に自分で増殖する性質がありまして,その後の検査でも着実に「健全な肝臓」が増えてますし,かえって脂肪漬けのフォアグラの比率が減って,中性脂肪の値が着実に減ってうれしいです(自爆)
# 似た例として,細胞の中で ATP というエネルギー物質を作る「ミトコンドリア」とか,植物細胞の中で光合成をする「葉緑体」などには独自の DNA が含まれていて,これらは勝手に自己増殖するという性質を持っています.つまり,生物学的には「構造遺伝子」は核の中にある DNA だけを指し,遺伝の本体は実は細胞質にもあるということを無視した知ったかぶりの議論が多すぎるんです.他にも核膜外遺伝子として plasmid プラスミド (遺伝子操作ではこれを主に使います) だとか,mRNA,tRNA,tDNA,rRNA などを総まとめにしたのが genome ゲノムという概念なんですけど,本来の「遺伝子」というものはこれら細胞質にある遺伝子のかたまりを示すんですよ.ejnews さんなどが「DNA」と勘違いしているのは科学哲学で「遺伝子還元論」と言われる人間の性格や構造まで全て遺伝子つまりゲノムのせいにする浅学を意味していて,それを流布する愚かなマスコミに洗脳された結果じゃないかなって,専門家としては見ていたりします.(^_^;)このレベルは日本のセンター試験でも出題されるのですが,和久さんの世代だと生物というと戦前の「博物」の影響で分子生物学や生化学について高校で習われていないんじゃないかと思います.今でも生物や地学は暗記科目だと思ってる学部生は多いですよ.私の学部の講義ではまずこの話をして,既存の権威を全部ぶっこわします.権威を信じてはいけないというのが「学問」であり「自然科学」ということを忘れている優等生が多すぎるんですよ.
| でも怪我をしたときって、意外と痛さに耐えれるものなのだな〜と感じました。
女性の場合,出産時の陣痛を促進したり,人工的に流産させたりするように,Prostaglandin E2 プロスタグランジン E2 という化学物質を生合成することがつい30年ちょっと前に分かりましてね.それで女性は激痛やショックに強いということが分かって来たんですよ.日航機の御巣鷹山墜落事故で生き残ったのが全員女性だったという事実もそれを裏付けています.
| 「充分、呼んで良い怪我でしたよ。」とそのお医者さんは太鼓判を押してくださいました。
これは整形外科の話になるんですけど,複雑骨折と言っても和久さんのように体内で骨が(骨粗鬆症のために)ばらばらになる場合と,骨が皮膚を突き破って手術を必要とする場合といろいろあるんですよ.前者の場合は町医者 (日本医師会) の小さな救急病院でも熟練した外科医や整形外科医なら,X線やエコーで内部を確認してたやすく治療できてしまうんです.和久さんは良い先生に巡り会いましたね.整形外科の専門医でもかなりのベテランですよ,その人は.
| その時は他に怪我人などが全然なかったお陰で、救急外来の4人のお医者さんが
きっとみんな,専門が違うんですよ(笑) 整形外科医の他に麻酔科医とか他の専門の外科医も精神科医もいたかも.
色々と専門的な話面白いお話ありがとうございました。
私は高校で生物も地学も取りませんでしたので、何の予備知識も無いのです。
ですからDNAと言う言葉やヒトゲノムという言葉も、耳にした事があるという程度なのでした。
最近DNA検査の精度が上がったと言うのは、DNA・RNAと遺伝子には何種類も有ると言うことが分かったからなのでしょうね。
科学をが絶対視された為に、菅家さんは酷い目に合わされたのですよね。
科学も一種の信仰になっている部分がありますものね。
私の父など医学迷信と言う言葉を使っていましたが、本職の方がその事を一番よく御存知なのでしょうね。
処で、侍医を改め御殿医とさせていただきます。
遺伝子についての知識が未熟だったのではなく、菅家さんの時に使っていたDNA鑑定の方法が未熟だったと言うわけですね。
それにしても間違ったものを根拠に、
「それならどうしてお前のDNAと。犯人のDNAとが一致するのだ?」と詰め寄られたら、返答のしようが有りませんよね、DNAについての知識のある人でなかったら。
| 遺伝子についての知識が未熟だったのではなく、菅家さんの時に使っていたDNA鑑定の方法が未熟だったと言うわけですね。
というか,検察官や刑事は前者も「素人」だったということが問題なんです.ましてや,取り調べにあった管家さんのような「普通の人」なら余計にこんな知識なんて知りません.最近は朝日の科学欄もレベルが落ちましたけど,あれは「科学朝日」の廃刊のため,当時の編集部員が退職したせいも大きいと,同様に廃刊させられた「英文朝日」の記者から聞いたことがあります.
| それにしても間違ったものを根拠に、
| 「それならどうしてお前のDNAと。犯人のDNAとが一致するのだ?」と詰め寄られたら、返答のしようが有りませんよね、DNAについての知識のある人でなかったら。
うん,被告にされた人も,取り調べている警官や検察官も,高校レベルの知識もないのに,マスコミから垂れ流された「イメージ」だけで議論しているんだから,まさに京都新聞の「ちびまるこちゃん」ですよ(笑) 少なくとも「対話の会」には大学や高校の先生も混ざってますから,分かり易いようにレクチャーしたりできると思いますけど.
そういえば,前発言で「mRNA,tRNA,tDNA,rRNA などを総まとめにしたのが genome ゲノムという概念」なんてことを口走ったので,生化学の基礎知識として大雑把に高校生物レベルで説明しておきますね.(おかしな政治的議論が起こったので口直し)
生物の細胞には「原核細胞」と「真核細胞」という大雑把に分けて2種類の細胞が存在します.「原核細胞」というのは遺伝子である DNA デ オキシ リボ核酸 だとか,RNA リボ核酸 が裸のままで細胞質の中に漂っているもので,細菌やウイルスなどに多い.ウイルスはこの「原核細胞」が水分を失って,遺伝子とそれを包む細胞膜 (タンパク質) だけ,つまり「化学物質へと先祖返りした」とんでもない「生物」です.第二次大戦前から始まった初期の分子生物学の研究はT系ファージと呼ばれるウイルスを用いて始まりました.
また,遺伝子 (学問的には「構造遺伝子」) は普通,DNA が2本絡まっているのですけど,中には DNA が1本だとか RNA が1本なんて変わったものもいます.そして構造遺伝子が「核膜」によって包まれたものを「真核細胞」と呼んでいます.私たちの体細胞のほとんどはこの「真核細胞」で,例外が赤血球などの血球になります (赤血球には構造遺伝子そのものがないので,2〜3週間しか寿命がない).
そしてノーベル賞を受賞した「セントラル・ドグマ」という理論なのですけど,一般的に構造遺伝子を2本鎖の DNA と考えた場合,DNA に酵素がくっついて,そこから2本鎖が外れ,mRNA メッセンジャーRNA というものが DNA の「有機塩基」の順番に形成されます.最初は必ずメチオニンというアミノ酸を示す有機塩基3つの組み合わせから始まり,終止コドンと呼ばれる有機塩基3つの組み合わせで終わります.これをエクソンと言い,mRNA の長さを決定します.mRNA は核膜から出てくると,rRNA リボゾーマルRNA とタンパク質 (酵素) で出来たリボゾームへたどり着き,そこへ tRNA トランスファーRNA という,アミノ酸をくっつけた特殊な RNA が mRNA にくっつき,アミノ酸が酵素によってくっついて行きます.用途を終えた mRNA は酵素で分解され,アミノ酸を失った tRNA もアミノ酸を探す旅に出ます.そして出来上がったアミノ酸の羅列は「ゴルジ体」と呼ばれる器官で4次元の立体構造へと組み立てられて,酵素や身体を作るタンパク質へと変わっていくという話なんです.(実は tDNA を発見したのは私なのですけど,当時は「うそつき」呼ばわりされて,日本では干されてしまいました(笑))
kaetzchenさんは遺伝子の研究者でもいらっしたのですか!
「預言者は故郷に入れられず」と言うのはいつの世にもあることなのでしょうね。
複雑すぎてとても全部を記憶する事はできないのですが、大体の仕組みは分かったような気がします。
有難うございました。
尚、昨日そちらから御指定のコメント以外保留にした記憶が無いのですが・・・・・
| kaetzchenさんは遺伝子の研究者でもいらっしたのですか!
ははは(笑) だって,細胞の研究者でしたから.このセントラル・ドグマという理論に出会ったのは中学生の時で,このワトソンの書いた大学生向けの教科書 (理科の先生の部屋で見つけた) に出会った事が人生を変えたようなもんです (既に大学教養レベルの物理や化学の知識があったので楽に理解できた).たまたま中学が国立大の附属だったので,理科の先生に頼んで分子模型を借りて,遺伝子の模型を組み立てようとしたらパーツが足りなかったという思い出もあります.それでまぁ,大学院の2年の時には遺伝子操作なんてのもしていて,おかしなものを副産物として発見してしまったという訳です.指導教授がそれを発展させた論文で nobel prize を取りましたから,私はそれで十分満足です.
| 「預言者は故郷に入れられず」と言うのはいつの世にもあることなのでしょうね。
というか,日本の大学院に籍を置いてるくせに,留学先の研究所で先に博士号取って来るとは何事か,生意気だといじめられたんですよ.狭い島国根性ですね.それで最後の1年は教養部の時にとち狂った科学哲学や科学史の先生に頭を下げて個人教授をお願いしたという訳です.おかげでラテン語やらギリシア語やらアラビア語の文献を山というほど読まされて,頭が狂いそうになりましたけど(笑) その代わり,それが現在の語学力の基礎になっている訳ですから,不思議なもんですよ.牧師でさえラテン語やギリシア語やヘブライ語の聖書をすらすら暗記してる私をキチガイ扱いしていますから.
| 複雑すぎてとても全部を記憶する事はできないのですが、大体の仕組みは分かったような気がします。
はい,生物というのは高校レベルでもものすごく複雑なシステムなんです.だから,ついつい「暗記」に頼る生徒や学生が多いんですけど,それではセンター試験で平均点を超えることはできません.実際,生物というのは面白い科目で,大学入試の模擬試験やセンター試験では,平均点以下の大集団と,満点近い少しの集団とに大きく分かれて,平均点付近にはほとんど成績が集まらないという性質を持っています.
つまり,数学や物理や化学の基礎知識がないと,こういう遺伝学や生化学などの勉強のやり方の部分で成績が大きく分かれてしまうという性格があるんです.医学部でも物理と化学で入試を受けた学生の場合,教養の段階で生物の暗記量に圧倒される学生が結構います.その代わり,最近は生物と化学で入ってくる学生が増えたせいで,物理がまったく分からない医学部生が高校レベルから理学部や工学部の院生に習わないと留年するという現象が起きています (特に東大理3で).
とにかく,記憶する必要はないです.あ,そういう「流れ」なのね,と思って頂ければ十分です.ちなみに,リボゾームで分解された mRNA とか tRNA が,「隠し味」に入った「うま味調味料」のハイミーなどの,原材料の「核酸」にあたります.グルタミン酸ナトリウムとかイノシン酸ナトリウムはアミノ酸ですから,まさにタンパク質を生合成する途中のセントラル・ドグマの化学物質が「うま味調味料」として応用されているんですよ.もちろん「味の素」が発売された戦前にはそんなことは露知らず,戦後になってアメリカの分子生物学が持ち込まれてから,初めて分かったことなんですけどね.そういう訳で,現在では「うま味調味料」は遺伝子操作でグルタミン酸ナトリウムやイノシン酸ナトリウムだけを合成するように改造された大腸菌 (コリーちゃん) が,トウモロコシやサトウキビの茎のようなゴミを食べて作っています.コリーちゃんは最も早く全てのゲノムが解明された細菌でして,私もコリーちゃんで実験をしていました.ただ,下手に遺伝子をいじると,ひ弱で一瞬にして全滅することがある困ったちゃんです.
| 尚、昨日そちらから御指定のコメント以外保留にした記憶が無いのですが・・・・・
あ,すみません.それじゃ私の記憶違いです.例の「知ったかぶりの不愉快な人物」のツリーを読み直したら,保留されてませんでした(笑)
問題は確か一国家内で国籍の有無で選挙権云々の話だったので其の線に沿って説明でした。
| 歴史的に民族主義とか国粋主義等が人種差別、戦争等の原因になっているので私の知っている範囲では進歩的(と日本語で言いますか?)な人々の間では疎の様な相違はなるべく最小限に受け止めるようにしている傾向にある
最初からそう書いて頂けたら,誤解はなかったと思いますよ(笑) こっちは真面目な自然科学屋ですから,日本でも流行っている安易な「〜の DNA」みたいな書き方には,いつも辟易している部分がありまして.(^_^;)
こちらこそ,いらぬご心配をおかけしましてすみません.
| 問題は確か一国家内で国籍の有無で選挙権云々の話だったので其の線に沿って説明でした。
話題を元に戻すと,永住外国人というのは国籍を持っている,つまり日本で言う「戸籍を持っている」か否かという問題になります.
言ってみれば,末端の役人が戸籍や住民票の取得を認可するか否かという下らない問題でして,法務省が乗り出す問題じゃないんじゃないでしょうか.
そうでないと,華僑やフィンランド人やアイヌ民族の人たちが国会議員になれるはずがありません.彼らが戸籍を持てて,在日韓国・朝鮮人や在日台湾・中国人や日系人が持てないというのは人権どころか「外国人差別」以外の何者でもありませんし,そういう所で日本のビジネスモデルは損をしているんじゃないかと考えることができます.
処で、人種とか民族、国家等は非常にアヤフヤな概念ですからどの国でも保守や右翼が民衆扇動の為に使いますよね。ヒットラーは良い例ですが。アメリカでも中南米系の移民は徹底的に差別されていますね。昔はアイルランド人やユダヤ教徒が差別され、彼等が同化するとイタリア人やユダヤ教徒が差別され今は専ら中南米系の移民が標的になっています。ユダヤ教徒は現在文化経済政治面で勢力があり日常の生活では差別する側に立つ様になったのですが、今でも『差別されている』と騒いでいますが『そうかね〜?肌の色の濃い連中を差別してるのはお前達じゃね〜のか?』と私は感じるのですが、何しろ此処は映画の都でユダヤ教徒達のウジャウジャしている所でして、実は私の最初の妻はユダヤ教徒の家庭に育った人で私の子供達も疎の様な文化的影響下に在るのですがユダヤ教徒にはなりませんでした。御存知の様にユダヤ教では母親が宗教を継ぐのですが、私の前の妻の御祖母さんがノルエー人だったので正式には彼女の子孫はユダヤ教徒ではないのです。イスラエルではイスラムの女性(イスラムでは男性が宗教を継ぐ)とユダヤ教の男性が結婚すると此のカップルは無宗教のカップルになると言う矛盾があるそうです。勿論、何処まで仔細に細々とした事を追及するかは宗派によって決まるのでしょうけれど。
| 処で、人種とか民族、国家等は非常にアヤフヤな概念ですから
そうなんですよ.きちんと文化人類学的な学問的概念として使ってくれたらいいんですけどね.教養時代にゼミで習ったある文化人類学者は何と海軍経理学校出身で,理論右翼で有名な人でした.たまたま雑談をしていて,保守層や街宣右翼がこれらを民衆扇動に使うのはどうしてですかと質問した所,君は痛い所を突くねと笑われました.実際,理論右翼とか新右翼から見ると,暴力団と結託した街宣右翼はただ金儲けのために国家や天皇を利用していると批判されていたのが印象的です (もう鬼籍に入られましたから公開の場で書いてもいいですよね).
Adolf Hitler の場合は多少意味合いが違うんです.彼の出身は日本語で「オーストリア」と書かれる Oesterreich 直訳すると「東ローマ帝国」で,要するにシュワちゃんのような物凄い方言を話すんですよ.しかもド田舎だから両親も近親相姦で私生児のきょうだいが多かった.彼が画家として成功しなかった理由の一つがこのズーズー弁でして,完全に田舎者扱いされてしまったんです.その恨みを晴らすために,故郷の「オーストリア」のさらにバイエルンに近い山奥で立ち上げたのが,元々保守的だったバイエルンの田舎者を引き込む極右運動だったんです.
また,ナチスには実は宗教問題も絡んでいます.もともと「オーストリア」やバイエルンというのはドイツ語圏におけるカトリックの牙城です.ところがヒトラーが画家になろうとして Wien へ出ると,やっぱり田舎者扱いされるわ,Wien は国際都市でチェコ人やイスラエル人が多く住み,ドイツ系住民の割合が少なかったため,これがイスラエル人に対する怨念の始まりとなっていたんです.また,Wien は大都市ですから当然プロテスタントもいたため,宗教的なコンプレックスも大きかったのです.後にナチスがドイツ本土へ出張った際にプロテスタントに対して迫害をし,アーリア民族なんていうデタラメな概念を持ちだして,無理矢理にプロテスタントを和合させようとしたことも,後のドイツのプロテスタント (西ドイツの社会民主党) とカトリック (キリスト教民主同盟) との対立へと発展しているのです.東ドイツがすんなりと共産化したのも,実は全ての人がプロテスタントだったという理由もあるのです.
| 昔はアイルランド人やユダヤ教徒が差別され、彼等が同化するとイタリア人やユダヤ教徒が差別され今は専ら中南米系の移民が標的になっています。
結局,スケープゴートが欲しいんですよ(笑) 日本でも「韓流ブーム」のおかげで韓国語や韓国人に対する差別がだんだんなくなって来たため,右翼が今度は出稼ぎに来た中国人や日系人をいじめだしたという構図があります.
| 勿論、何処まで仔細に細々とした事を追及するかは宗派によって決まるのでしょうけれど。
まぁ,それを言ったらおしまいですけどね.結局,家庭教育の問題とも繋がるんですよ.ユダヤ教の場合,mother tongue として生活言語と宗教言語のヘブライ語を使い分けますから,どちらかと言えば母親が話すヘブライ語の方が伝えやすい訳です.反対にムスリムの場合,mother tongue そのものがアラビア語である場合が多いため,父親が話すアラビア語のコラーン (よく「コーラン」と書かれるけど,あれはアラビア語文法では間違い) を家庭教育として教わるという概念になっています.逆に言うと,そういう文化人類学的な視点で見ないと,この手の問題は理解不能になるんじゃないでしょうか.
彼の両親も貧しい農家で,ナチスの政策に乗って,植民地にされたチェコへ開拓しに家族で移住したのだそうです.まるで日本の満蒙開拓団をそのまま地で行った感じです.
ところが敗戦でチェコからバイエルンへ引き揚げても仕事もなければ農地も人手に渡っていた.そういう訳で次男坊の彼は修道院に預けられ,聖職者にならざるを得なかったのです.たまたま能力に恵まれてバチカンの奨学金で大学に進学し,文学博士と神学博士を取得し,日本へ宣教師として派遣されたのだとか.
ナチスの被害者はドイツ人にもいるのですよ.
さまき先生が「長く勤めた塾講師を首になった、彼女に捨てられた、自殺未遂をした、品質管理の仕事も首になった、パソコンレスキューの仕事も行き詰まった、父親が自己破産し夜逃げした、保護を貰って生活できるようになった」「山口県の某市にある県住で、大部分は患者として近くの医療センターの往復、たまに日本基督教団の教会通いをする日々のなかで「なりたかった自分」への熱望は激しかったのだろう。」
ttp://d.hatena.ne.jp/samakita/
に書いていたように可哀想な人です。
ブログ主さんのような人が彼を癒してあげられるでしょう。
今回も生物学の間違いがたくさんあります。基本的な間違いが多い(高校の生物を理解していない)のでわざわざ指摘しません。このままにしておいてください。読む人が入ればですが、生物学が少しでもわかっている人にはすぐわかるレベルのものです。
では、糖尿病と精神科の患者さんのお世話を頼みます。最近はどこも出入り禁止にされていますし、されていないところも(ミニーさん@カナダ)も正体がわかった上で適当に利用されているようです。
http://plus45.exblog.jp/11310331/
は最初からざっと読まれるといいと思います。
ナチについてはベルリン等の大都会では人気が無かったと言う事ですね。実は昔ワイマールリパブリックについての歴史とスペイン内乱時に海外からの義勇軍に参加した人々が綴った本を読み漁った事がありまして、スペイン内乱についての著書は殆どがアメリカからのエイブラハムリンカーンブリゲードとジョージワシントンブリゲードの義勇兵の回想録とジョージ オーウェルの“ホーメッジ ツー カタロニアHomage to Catalonia”等の本でしたが、其の中でもスペインに来ている義勇兵の中で最も悲惨な人々は反ナチ独逸人だと言う事でした。“彼等はスペインの共和国軍が負けると居る所がなくなるからだ。だから彼等は必死になって戦っている。”と言う様な事を書いていました。印象的でした。歴史でナチに反対していたソシャリストやコミュニストの事は読んで知っていても、実際に共に戦ったドイツ人以外の人の証言はやはり涙を誘うと言うか何と言うか特に反ナチドイツ人でスペインにいる女性たちは現在のヨルダン等に逃げているイラク流民の女性達と同じ境遇で不法滞在ですからスペインの政府関係者と性的関係を持ち滞在を見逃してもらっているとか色々でした。
処で、宗教上ユダヤ教は教義で女性がユダヤ教を継ぐと決められているのです。だから私の子供達の様に曾祖母とか祖母とか母親がユダヤ教徒で無い場合、幾等ユダヤ教の色濃い家族内で育っていてもユダヤ教徒とは受け取られないのです。実は結婚式の時私がユダヤ教徒ではなく、然も前妻の祖母がノルエー人だった為結婚式を挙げてくれるラバイ(ラビですか日本語で?ユダヤ教の坊さん)が見つからず非常にリフォームされているユダヤ教宗派の(ヒッピー宗派ですね)女性ラバイに式を挙げてもらいました。
然し此の“通人”さんも暇な方の様で人のブログまでkaetzchenさんを追いかけて態々この様なコメントを残す時間があるのですね。ハハハ!
兎に角、2人ともブログ上のコメントでの議論は良いのですが法律を守って下さいね。
It has become very exciting !