|
2010年2月19日(金) 19:20 |
|
|
瀬戸内市の養護老人ホームで虐待
瀬戸内市が運営している養護老人ホームで、施設の職員4人が、先の尖ったスプーンで手の甲を刺すなど入所者7人に身体的、心理的虐待を繰り返していたことを瀬戸内市が明らかにしました。
虐待のあった老人ホームには、新たに瀬戸内市保健福祉部の幹部が配属され、運営が続けられていました。 虐待があったのは、瀬戸内市が設置、運営する養護老人ホーム、上寺山楽々園です。 瀬戸内市によりますとこの老人ホームでは、施設の職員が今年1月、入所者が使っていた先の割れている尖ったスプーンで、入所者の手の甲を刺してけがをさせるなどしたものです。 瀬戸内市では、市民からの通報を受けて立ち入り調査などを行った結果、施設の女性職員4人が入所者7人に対し、身体的、心理的な虐待を繰り返していたことが分かりました。 瀬戸内市では、19日午後5時から武久市長らが記者会見をして事実関係を明らかにしました。 虐待していた施設の職員4人は全員市の職員で、瀬戸内市では来週早々に懲罰委員会や外部の有識者を入れた施設改善委員会を立ち上げ、職員の処分や再発防止策を検討することにしています。
|
|