Tomo

人体の不思議展

2009年08月14日(金) テーマ:ブログ


静岡市草薙駅前の矯正歯科医院院長のブログ



人体の不思議展




行ってきました




ずっと前から一度行ってみたかったので




@ツインメッセ静岡





(会場内は写真撮影禁止となっていました)








学生の頃の解剖実習を思い出します…




きっと私だけでなく、他の歯医者さんやお医者さんもそうじゃないのかな??




きっとそれぞれの人が色んなエピソード持っているんじゃないのかな??




歯学部の学生も全身を解剖するんです




私の大学では、大学3年生の時(20歳の時でした)




解剖実習初めての日




「今日、今、この瞬間が、私が初めて人間の遺体を見る時なんだ」




って心の中でつぶやいたのを覚えています。ショックで卒倒してしまったらどうしようって心配しながら





実際には大丈夫でしたよ




周りには先生や同級生が大勢いましたし、




驚きや感慨に浸っている間もなく、




こなさなければならない作業、課題が待っていましたから


6人1チームとなって、1体の御遺体を1か月以上かけて少しずつ解剖し、




ただ作業を行うのではなく、余分な脂肪をとり除きながら、筋、神経、動脈、静脈を露出し、スケッチし、





解剖の教科書と首っぴきで、何筋か、何神経か、何動脈か、何静脈かを日本語名と英語名で記入していくという課題も同時に行うものでした








正直、絶対にこの解剖実習がある学年だけは留年したくないって思った…









展示されていた標本の人体、みごとに解剖されていて、芸術的すぎるほどで驚きでした





人間の体って複雑で不思議ですね





妊娠一ヶ月、3ケ月と順々に10ヶ月までのの胎児の体も展示されていました




不思議




こうして人間の体ができていくのって




人間の意志で、人間の体はこのようなつくりにしよう、と決めたわけではないのですし






人体の不思議展の副題に





「からだ=未知なる小宇宙」




とありましたが




そのとおりで





自然の不思議というか





生命の不思議というか





人の意志などおよばず、本当に神秘的だなあと感じました







今後の医療のためになるのなら、と献体された方の御意思は本当にありがたいですね















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